Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

JR 亀山駅・寸描(第 4 回)

JR 関西本線の亀山駅ですが、「昔は結構賑わっていたんだけれど……」という雰囲気が此処彼処に見受けられます。 例えば、この、無駄に広いホームしかり、 国鉄時代はあちこちで見られた、こんな形の案内板があったり。「奈良・京都方面」というのも、かつては…

どこへ行くのも 1 時間に 1 本(第 3 回)

昨日にも増して時間が無いので、今日も写真中心で失礼します。 1 時間に 1 本の電車に乗って、世界の(まだ言うか)亀山駅にやってきました。名古屋からも、四日市あたりまではそれなりに本数があるのでしょうが、亀山まで来るのは昼間は 1 時間に 1 本です…

世界の亀山駅(←(第 2 回)

困った時の…… ちょーっとお疲れモードなので、楽をしたいときの「旅行記みたいなもの」、ということで……(すいません)。 加佐登駅に典型的な国鉄型構内配線を見た 鈴鹿サーキットランドから、JR に乗っておうちに帰ろう!というネタが企画倒れ状態なので、…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(完結編)

部屋の椅子はご覧のような状態でした。 もっとも、これを「くたびれている」と見るか、それとも「味わいがある」と見るかは個人の自由かも知れません。私はと言えば、椅子やテーブルが少々くたびれていても意に介さない人間ですから、つい好意的に見てしまい…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 6 回)

部屋に備え付けられている冷蔵庫の中身はこちら。 最近は、中身が空っぽで持ち込み専用の冷蔵庫が多いですが、こちらではちゃんとしたミニバーが用意されていました。 こちらはオリジナル ブランドのポークジャーキーです。一袋 \420 とのこと。 「おゆ」 冷…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 5 回)

ボーイさんの「良かったですね」に微かな違和感とやすらぎを覚え、お茶といっしょにデザートが出てきたところに喫驚したわたくしですが、このあたりはこのホテルならでは、のことなのかも知れません。 一般向けホテルとしての開業は比較的新しい1954年1月20…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 4 回)

部屋に案内してくれたボーイのお兄さんは、手際よく荷物を運んでから、去り際に「後ほど係の者がお茶をお持ちします」と告げて戻っていきました。え、お茶? なるほど、「ホテル」というよりも「旅館」のノリに近いんだな、などと独り合点しながら、部屋の中…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 3 回)

山の上ホテルには「本館」と「別館」がある……ということに、現地に到着してようやく気がつきました。何となく「別館だよなぁ」と思いながらも、予約メールには「山の上ホテル」としか書かれていなかったので、とりあえず本館のフロントに向かいました。 別館…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 2 回)

東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅から「甲賀坂」をテクテクと西北西に歩いて行くと、明大通りの交差点の先にちょいと急な坂が見えてきます。 山の上ホテルはこの坂の先です。 はい、山の上ホテルに到着しました。「山の上ホテル」という名前は少々大げさな…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(序章)

一回の宿泊にいくらまで(お金を)出すことができるか、というのは、なかなか考えさせられる問題です。厳密には「問題」という表現は適切ではないのかも知れません。それは、気持ちの持ちようかも知れませんし、ホテルに一夜の宿を借りるという「行為」に何…

新年早々、壮大な思いつき発動す(第 1 回)

今週に入ってからずーっと風邪気味で、どうにも調子が上がらずに困っているのですが、それはまぁどうでも良くて(だったら書くな)。 新年早々、壮大な思いつき発動す 今年の年始に鈴鹿サーキットに遊びに行ってきたんですが、そこから家に帰るのに、ふつー…

現代のミャンマーに「泰緬鉄道」の幻を見た

今日も懲りずに「泰緬鉄道」の話題を続けます(もはや開き直った)。さて、昨日の記事で、Wikipedia の記述のニュアンスに微妙な部分がある、という話題に触れました。具体的には、 現在では泰緬(タイ・ミャンマー)両国は国境付近の鉄道を取り払い、 (Wik…

「泰緬鉄道」の夢と現実

泰緬鉄道の建設は、全線 415 km(東京から大垣までの距離に相当します)の区間を僅か 1 年 3~4 ヶ月で開通させるという、異例の速さで進められました。もともとは、ビルマ戦線に将兵や物資を輸送するために建設が企図されたわけですが、突貫工事で仕上げら…