Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道・東北の旅 2010/夏 (45) 「人生ヒツジでジンギスカン♪」

「三航北国日誌」第 45 回です。わずか 3 日ちょいの話題で 45 回ですからねぇ。いかに「無期限引き延ばし大作戦」が順調に(←)進んでいるかを物語りますね(← いわゆる「大シーボルト」です 「義経=チンギス・ハーン説」を世に送り出したのは、意外や意外…

北海道・東北の旅 2010/夏 (44) 「掘れば何かが出てくるディープな町・平取」

「三航北国日誌」第 44 回です。本日は、ウエスタン・ラリアットとアックスボンバーの違いについてお届けします(違う)。 義経北行説・考 昨日の続きです。斯くして「義経=チンギス・ハーン」説は「砂上の楼閣」だと断じられたわけですが、次は「義経大陸…

北海道・東北の旅 2010/夏 (43) 「チンギス・ハーンと義経は別人28号だった」

「三航北国日誌」第 43 回です。本日も平取町の「義経神社」についての話題を続けます。Genghis Khan の「めざせモスクワ」を聞きながら……(← チンギス・ハーンと義経は別人28号だった 史実では、奥州衣川で自害したとされている源義経は、実は蝦夷地(北海…

北海道・東北の旅 2010/夏 (42) 「義経伝説と『めざせモスクワ』」

「三航北国日誌」第 42 回です。あっちが船橋であっちが浦賀さ♪(← 民宿にて その日の朝食を頂いていた時のこと。「義経神社に行こうと思っているんです」と口にしたところ、「じゃあ、麓に車を停めて、石段を登っていくのがいいわよ。途中まで車で行くこと…

北海道・東北の旅 2010/夏 (41) 「Wild Heaven」

「三航北国日誌」第 41 回です。本日も、誰も話題にしないようなディープにズレた話題をお届けします。 二風谷 → 永田町 → 二風谷 えーっと、そんなこんなで(?)「二風谷ダム」に来ましたよ、という所で気がつけば赤坂見附にワープしてしまっていたのでし…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(おしまい)

その日の(いつだ)夜の話です。 3 階のカフェレストランで夕食を頂いていたのですが、後ろの方からやたらと「俺様はエライんだぞ」という態度が出まくりのおじさんが、なにやら語っていました。耳を塞ぐわけにも行かず、仕方なしに話の内容を耳に入れていた…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(まだ続くよ)

四回目(まだやるのか)の今日は、恒例の水回り編です。 まずは洗面所から まずは、洗面所を見てみましょう。 小さいながらも、機能的にまとまっています。 各種アメニティグッズは棚の中に。 比較的新しいホテル……例えば、お台場のホテル日航やホテル・グラ…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(更につづき)

このツインルームのチャームポイントとも言えるコーナーソファーですが、これはまさしく部屋のコーナーに作られています。そのため、部屋から二方向の眺望が楽しめるようになっています。 要するに、この部屋は「角部屋」なのですが、この「新館」は、「全室…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(つづき)

引き続き、グランドプリンスホテル赤坂の話題です。今回も、例によってツインの部屋を選びました。 ベッドはきわめてオーソドックスなものです。ベッドに「よじ登る」ような必要はありません。 フルフラットへのこだわり ミニバーはこちら。 化粧台などと同…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編

珍しく六本木界隈に用があったので、今回は赤坂プリンスホテル(グランドプリンスホテル赤坂)に泊まってみることにしました。ご存じの方も多いと思いますが、「赤プリ」は今年の 3 月で営業を終了するとのことなので、これが多分最初で最後……だと思います。…

北海道・東北の旅 2010/夏 (40) 「日本唯一の『できちゃったダム』」

「三航北国日誌」第 40 回です。今回はいつになく社会派な内容でお届けします(← お察し下さい さてさて……。3 日間(厳密には、Day 1 は大半がフェリーでの移動だったのですが)を走り終えて、通算走行距離は約 647 km に達しました。 表示が 653 km になっ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (39) 「ある意味では韓流ブーム」

「三航北国日誌」第 39 回です。本日は「平取潜入レポ」第 2 話をお届けします(段々とサブタイトルが増えてゆくような)。 ある意味では韓流ブーム 時間が余ったので仕方なく……じゃなくって(←)、せっかく近くまで来たので見ておこうと思ってやってきた「…

北海道・東北の旅 2010/夏 (38) 「さまよえる関西人」

「三航北国日誌」第 38 回です。本日は「さまよえる関西人」の話題でお届けします(← 橋はスリルとサスペンス ついに Day 2 の最終目的地・平取にやってきました。しかし、平取町に入ったのは 16:15 頃で、この日の宿に向かうには、まだちょっと早すぎるよう…

北海道・東北の旅 2010/夏 (37) 「ふたたび始まるドラマの再放送のために(←」

「三航北国日誌」第 37 回です。さぁー、本日はついに、平取にちょっとだけ突入です! はるかなる富内線 そんなこんなで、日高管内は旧・穂別町の「富内駅」と、それと一体化している「銀河ステーション」をじっくりと、あるいはのんびりと見てきました。 富…

北海道・東北の旅 2010/夏 (36) 「旧型客車の活用法」

「三航北国日誌」第 36 回です。本日も相変わらず地味に変なネタ(ジミヘンなネタ)をピンポイントでお届けします。 ミクロな視点から まずは前回のクイズの答合わせから。 これは何を撮影したものでしょうか? という問題でしたが……、正解は、 こちらでした…

北海道・東北の旅 2010/夏 (35) 「穂別富内の山中に宮沢賢治の理想郷を見た」

「三航北国日誌」第 35 回です。本日は予定を変更して(変更してない)「穂別富内の山中に宮沢賢治の理想郷を見た」と題してお送りします(← 「北のイーハトーブ」 宮沢賢治のコンセプトを具現化したという「涙ぐむ眼」花壇の横にはグランドゴルフ場が。そし…

北海道・東北の旅 2010/夏 (34) 「理想と挫折のはざまで」

「三航北国日誌」第 34 回です。本日は法解釈の狭間に揺れる内容(←)でお届けします。 野に咲く駅名標 「富内駅跡」の写真がまだまだあるので、もう少しご紹介しますね。野原の中に駅名標があるのですが、これは移設したのか、それとももともとホームだった…

北海道・東北の旅 2010/夏 (33) 「クビナガリュウとメロンとアスパラガス」

「三航北国日誌」第 33 回です。昨日の記事には予想外にたくさんのコメントを頂きました。とても嬉しいです、ハイ。 寒いですからね というわけで、旧・国鉄富内線「富内駅」跡の話題を続けましょう。線路側から駅舎を見ると…… 改札口と思しきところはガラス…

北海道・東北の旅 2010/夏 (32) 「侘びと錆び」

「三航北国日誌」第 32 回です。……なんだか久しぶりですね、このフレーズ。この書庫は今年初めての更新ですが、次に北海道に上陸するまでこのまま引っ張ります(断言した! 「富内」は「とみうち」と読みます さて、1999 年……じゃなくて 2010 年の夏休みの話…

アナログな正月は動物注意!

えー、昨日の記事の続きで「変なもの特集」です(← 動物注意! 一般的に、「動物注意」の道路標識と言えば、 こんな感じかと思いますが(エゾシカバージョンですね)、こんな標識を見かけてしまいました。 妙にキュートですね(←)。実は、これのキタキツネ…

シルエット・クイズ

変なものあれこれ、ふたたび えー、北海道は喜茂別から千歳に向かう国道 276 号で見かけた変なものあれこれ、を続けます。意地でも続けます(← 岩内まで 87 km こちらは、何の変哲もない「岩内まで 87 km」の標識なのですが…… 下のシルエット、これはキタキ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (32) 「支笏湖・烏柵舞・蘭越・千歳」

三連休なのをいいことに、三連戦行ってみます! 支笏湖(しこつこ) si-kot大きな・窪み (典拠あり、類型あり) 話は長くなります(←)。えーと、支笏湖から千歳市内に向かって流れる「千歳川」という川がある(途中に王子製紙の水力発電所もあります)ので…

アイヌ語地名の傾向と対策 (31) 「支寒内・風不死岳・モラップ」

はい、今日も支笏湖周辺の濃い地名の話題です。張り切っていきますよー。 支寒内(ししゃもない) si-sam-o-nay?和人・が(複数)いる・沢 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 「角川日本地名大辞典」には「しさむない」とあるのですが、地図や現地の標…

アイヌ語地名の傾向と対策 (30) 「美笛峠・多峰古峰山」

さぁ、今年も懲りずに行ってみましょう! 美笛峠(びふえとうげ) pi-puy??石・岬 (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 永田方正氏の「北海道蝦夷語地名解」には「Pi pui ピ プイ」とあり、これが「びふえ」の語源だったと考えられます。ただ、永田氏…

かつて泉谷しげるさんも歌いました(何を?)

前回までのあらすじ 留寿都村から千歳空港に向かうバスは、国道 276 号線を一路東に向かうのですが、途中に「美笛峠」というところを通ります。そこにはトンネルや橋がいくつもあるのですが、そのネーミングが……というところで前回は終わっていたと思います…

滝笛、夏笛、そして冬笛ふたたび(←

なんとなくルスツの話題に戻ります。なんとなく戻られても困る、という声もあろうかと思いますが、気にしません(← そういえば、この日も週明けの月曜日でした 帰りのバスが到着しました。千歳空港までは約 100 分の道のりです。 路面は…… このように、一面…

『有限と微小のパン』森博嗣

長門有希の 100 冊 ちょっと長門さんに唆されたのもあって、森博嗣の「有限と微小のパン」を読破してみました。 この本そのものは、実は 2009 年の 5 月に購入していたのですが、まっったく手をつけていませんでした。というのもですね……。 分厚いんですよ、…

スイーツ×萌え

更におかしな目線から ホテルには、なぜかこんなものがあちこちに……。 実際に乗車できるタイプもあります。 ほかにもダブルデッカー(二階建て)のメリーゴーランドがあったり、 建物自体がやたらとメルヘンチック(死語?)なつくりになっていたり、 ゲーセ…

首とむち打ちと私

おかしな目線から えー、無事帰宅いたしました。勝手ながら直近の旅日記?をもうしばらく続けてみます。相変わらずおかしな目線からの記事が続きます。 えーと、こいつは……。関空で搭乗待ちをしていたときに撮影したものなんですが、アース線の写真です(コ…

厳冬のアンカレッジ(←

というわけで、厳冬のアンカレッジにやってきました。 ……もちろん嘘です(←)。千歳からバスに揺られること二時間ほど、右手に支笏湖を望みつつ…… ルスツリゾートに到着です。 スキーだっ! ホテルは、一番右の West Mt. の麓にあります。 West Mt. から Eas…