Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヌ語地名の傾向と対策 (546) 「オキラウンベ川・活込・ヨウナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オキラウンベ川 o-kim-ran-pe??その尻・山・下がる・ものo-kiraw-un-pe??河口・角(つの)・あるもの (?? = 典拠なし、類型あり) 本…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(下船編)

新日本海フェリーの船舶では、2012 年に竣工した「すずらん」「すいせん」からカードキーが採用されました。カードキーのいいところは、何と言っても記念品として持ち帰ることができることに尽きるかと思います。1994 年に竣工した「フェリーあざれあ」は、…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(船内ぐるっと編)

それでは、お待ちかねの船内探索行きましょう。これは 4 甲板後方の右舷だったでしょうか。「レストラン・グリル・大浴場・サウナ・スポーツルーム」とあります。 そして反対側の左舷(だったと思う)には「プロムナード・カフェラウンジ」の文字が。さっそ…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(お部屋編つづき)

「お部屋編」の続き、行っちゃいます。ドアと鍵は船内ではおなじみの、そして船の外では滅多に見かけないタイプのものです。とにかくガッチリしているのが特徴ですね。室内は(もちろん)禁煙です。 ホテルなんかでもそうなんですが、壁面がのっぺらぼうに見…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(お部屋編)

この日の宿となる「ステート B(インサイド)」のお部屋にやってきました。 ドアの上には客室グレードと定員が記されたプレートが張られています。この辺はフェリーっぽいですよね(かつての寝台列車も似たような趣があったかも)。 こちらは船室でお馴染み…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(車輌甲板編)

車輌甲板(上の階ですから「2 甲板」だったと思います)では、一番右側を走るように誘導されて、トレーラーが置いてあるところの手前で左に曲がって U ターンします。 右舷の右から 4 列目に誘導されました。かなり出口に近いところですね(秋田で下船するの…

アイヌ語地名の傾向と対策 (545) 「チエトイ・モップ川・オネトップ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チエトイ chi-e-toy我ら・食べる・土 (典拠あり、類型多数) 道東自動車道の本別 IC の北北西あたり、利別川の北側(IC から見ると対…

アイヌ語地名の傾向と対策 (544) 「姉別・十日川・パンケ川・親牛別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 姉別(あねべつ) ane-pet細い・川 (典拠あり、類型あり) 十弗川の西支流の名前です(現在の地形図では「アネベツ川」となっていま…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(車輌乗船編)

新潟港にて、「フェリーあざれあ」の側面を大写しにしてみました。「フェリーあざれあ」です。「フェリーしらかば」ではありません!(汗) 「フェリーあざれあ」の外見の特徴としては、サイドデッキが比較的前方まで伸びているあたりでしょうか。舞鶴航路や…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(路線バスのご案内編)

三日目にして早くもサブタイトルがグダグダになりつつありますが……(いつものことです)。新日本海フェリー・新潟フェリーターミナルの 1F に戻ってきました。出港 2 時間前ということもあり、カウンターにも人影はまばらです。 「らいらっく」(LILAC) そ…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(フェリーターミナル編)

長距離フェリーターミナルというのは大体どこの会社も似たようなレイアウトになっていて、1F に受付カウンターがあり、2F に待合スペースがあります。あと売店やレストランがあるのが常ですが、これらの設備の場所はフェリーターミナルによって若干の違いが…

新日本海フェリー「フェリーあざれあ」ステート B 乗船記(はじめに)

「春の東北小旅行」と銘打つからには東北に行かないといけないのですが、関西から東北って実は結構遠いんですよね(知ってた)。そんな中、寝てる間に車ごと新潟から秋田まで連れて行ってくれるという話があれば、そりゃあ乗らないわけ無いでしょ! というこ…

春の東北小旅行 2015 (31)「Day 1 終了」

新潟市内に到着し、Day 1 最後のミッションが始まりました。「ミッション」と言われると何か凄そうに感じられてしまいますが、何のことはない、単に夕食を食べるだけです(汗)。 「赤道十字路」を越えて、北半球に入ります(違います)。 ちょいとばかしこ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (543) 「十弗川・毛根別川・コタノロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 十弗川(とふつ──) to-put沼・口 (典拠あり、類型多数) 池田町東部を流れる川の名前です。お隣の豊頃町には「十弗駅」がありますが…

アイヌ語地名の傾向と対策 (542) 「千代田・オシタップ川・フンベ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 千代田(ちよだ) chi-e-ota我ら・食する・砂浜 (典拠あり、類型あり) アイヌ語由来の地名は、やたらと末尾に「別」とか「内」とか…

春の東北小旅行 2015 (30)「新潟に着いた!」

名立谷浜 SA で休憩していましたが、そろそろ車に戻ることにしましょう。 実は、ここまでほぼノンストップだったにもかかわらず、名立谷浜で車を停めたのは……そう、www.bojan.net の記事を書くためだったのでした(汗)。昔は、その日の内なら何時でも OK に…

春の東北小旅行 2015 (29)「IC これくしょん」

名立谷浜 SA の話題を、もう少しだけ続けます。お店の前には、タイルを使った巨大な地図が描かれていました。 トランペット型 IC そして、ふと足元を見てみると……なぜかそこには「加賀 IC」が。 平面 Y 型 IC なんじゃこりゃ……と思って右の方を見てみると、…

春の東北小旅行 2015 (28)「名立谷浜 SA」

北陸自動車道の能生 IC を通過したのは 17 時になる直前でした。敦賀 IC から 279.9 km を完全ノンストップで走ってきたので、なかなかいいペースで来ることができています。ただ、新潟まで、まだ 152 km もあります。今頃気づいたんですが、新潟って遠かっ…

春の東北小旅行 2015 (27)「もう半分、まだ半分?」

北陸自動車道の親不知 IC にやってきました。えちごトキめき鉄道の「親不知駅」のあるあたりは本当に場所が無かったのか、海の上に高架橋がせり出しています。 親不知の海上区間を通過します。新潟まではあと 177 km とのこと。全力で走れば 2 時間半くらい…

春の東北小旅行 2015 (26)「日本で一番海に近い高速道路」

魚津 IC を通過し、片貝川を渡りました。 実はここ、跨道橋がほぼ等間隔に 7 つ続いているのですね(北陸道の隠れた名所の一つだと思っています)。ほぼ等間隔に並んだのは、元々の地割が長方形に近い形で整然と並んでいたことによるもの……なのでしょうね。 …

アイヌ語地名の傾向と対策 (541) 「古舞・糠内・恩根内川・メン川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 古舞(ふるまい) hur-ka-oma-p?丘・かみ・そこに入る・もの (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 幕別町の西部、帯広市愛国にほ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (540) 「エサオマントッタベツ川・カタルップ沢・ピペハロ沢・ヌップク川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) エサオマントッタベツ川 e-sa-oman-{totta-pet}頭(水源)・浜・行く・{戸蔦別川} (典拠あり、類型あり) 戸蔦別川の支流で、エサオ…

春の東北小旅行 2015 (25)「美川 県一だった町」

北陸道で新潟に向かいます。そろそろ美川 IC が近づいてきました。「美川」と言えば、「美川 県一の町」と大書された塔(下水処理施設のものだったようです)が目立っていましたが、いつの間にか施設ごと解体されてしまったとのこと。 美川町自体も 2005 年…

春の東北小旅行 2015 (24)「目指せ新潟」

敦賀 IC から北陸道に入ります。目指すはモスクワ……じゃなくて新潟です! 前方に、北陸道名物・本線同士の立体交差が見えてきました。敦賀 IC と今庄 IC の間の北陸自動車道は、上下線が完全に別のルートを通るという珍しい構造になっています。 上下線が完…

春の東北小旅行 2015 (23)「敦賀と言えば『トンネル温泉』」

旧・敦賀港駅舎の「敦賀鉄道資料館」を後にして、車に戻ります。左側(海側)の奥の方に「人道の港 敦賀ムゼウム」の建物である「金ヶ崎緑地休憩所」の建物が、そして道路の向こう側には「赤レンガ倉庫」が見えますね。 金ヶ崎からは、まっすぐ国道 476 号で…

春の東北小旅行 2015 (22)「スマホ時代のタブレットのあり方を考える」

現在は「敦賀鉄道資料館」となっている旧・敦賀港駅舎にやってきました。正面に見えるのは「口札出」こと「出札口」ですが、ありがたいことに「敦賀鉄道資料館」の入館は無料です。 敦賀と言えば「小牧のかまぼこ」「トンネル温泉」あたりが有名ですが(他に…

春の東北小旅行 2015 (21)「金ヶ崎緑地」

「人道の港 敦賀ムゼウム」を見学したあとは、金ヶ崎緑地をちょいと歩いて次なる目的地に向かいます。 駐車場の前の小径を歩いて……と思ったのですが、よく考えたらここ車も通りますよね(汗)。歩くなら車止めの向こう側(海側)がおすすめです。 遊歩道を歩…

アイヌ語地名の傾向と対策 (539) 「ソウシベツ川・オピリネップ川・ピリカペタヌ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ソウシベツ川 so-us-pet滝・ある・川 (典拠あり、類型あり) 戸蔦別川の南支流の名前です。so-us-pet で「滝・ある・川」なんじゃな…

アイヌ語地名の傾向と対策 (538) 「以平町・戸蔦別川・クルゾペナイ沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 以平町(いたいら──) i-taratarak(-i)?それ・ごろごろしている(・ところ) (? = 典拠あり、類型未確認) 帯広空港の東側の地名です…

春の東北小旅行 2015 (20)「人道の港 敦賀ムゼウム」

敦賀と言えば「小牧のかまぼこ」ですが(否定はしない)、小牧のかまぼこと並び称される(当社調べ)「人道の港 敦賀ムゼウム」にやってきました。 建物の横には「ご案内」と題された案内板が立てられていました。曰く「展示館名」が「人道の港 敦賀ムゼウム…