Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

春の東北小旅行 2015 (70)「懐かしの『小本駅』」

前方に、三陸鉄道北リアス線の線路と駅が見えてきました。岩泉小本駅ですね。 ……と思っていたら、なぜか「小本駅」という表記が。あれっ? もしかして……と思って調べてみたら、そのもしかしてでした。この駅は、もともとは「小本駅」という名前だったのです…

春の東北小旅行 2015 (69)「思案坂大橋」

二度あることは……ということで、またしても前方に「この先三陸北道路」の電光掲示が見えてきました。「辞職坂」をバイパスするために架けられた「思惟大橋」を渡って、国道 45 号を少し南に進んだあたりです。 「三陸北道路」の「田野畑南 IC」にやってきま…

春の東北小旅行 2015 (68)「思惟する大橋」

岩手県下閉伊郡の田野畑村は、村の中央を「松前川」という川が流れています。田野畑村の中心地は海抜 200 m くらいの台地の上にあるのですが、松前川は台地のど真ん中を深さ 100 m 以上の谷を刻んで流れています。そんな松前川を渡るために、国道 45 号には…

春の東北小旅行 2015 (67)「尾肝要道路」

普代村から隣の田野畑村に入ろうか、というところの右側に「またどうぞ 北緯 40 度東端の村へ」と書かれたオブジェがありました。ちょうど「普代駅」のあるあたりを北緯 40 度線が通っているようです。このオブジェがあるのは、実際には北緯 39 度 58 分 52 …

春の東北小旅行 2015 (66)「三陸北道路 無料供用中」

前回までのあらすじ えーと、絶景の店「レストハウスうしお」さんで「生うに丼」を食べました、というところまで進んでいたんでしたね。 気がつけば「三陸北道路」 ということで、気を取り直して「春の東北小旅行 2015」を再開します。海霧の残る国道 45 号…

きょうの出来事(2018/8/26)

昨日の晩に、苫小牧東港フェリーターミナルに戻ってきました。先週の土曜日に上陸してからの走行距離は 2,903 km とのこと。道内だけの走行距離としては今までで一番長いかもしれません。 「すずらん」に変更 ということで、新日本海フェリーの「すずらん」…

きょうの出来事(2018/8/25)

ついに道内最終日となりました。昨日に引き続き、今朝もどんよりとした天候でしたが、まぁ台風が来てますからねぇ。 ピィ! ということで、昨日は荒天のためスキップした、本州……じゃなくて(ぉぃ)北海道最東端の「納沙布岬」へ行ってきました。今回は「根…

きょうの出来事(2018/8/24)

Day 7 は斜里駅前からスタートです。最初に向かったのは、今や斜里町の一大観光スポットになった感のあるこちらです。 通称「天に続く道」です。Google マップで大凡の位置は理解していたのですが、 こちらの一本道、これは西向きの下り坂だったんですね。て…

きょうの出来事(2018/8/23)

今朝は「ANA クラウンプラザホテル稚内」の洋定食をいただきました。過去にも何度か記しましたが、このホテルの朝食は 9 時までが「和洋バイキング」で、9 時から 10 時までが「洋定食」となっています。もちろん、「洋定食」狙いで朝寝坊したことは言うまで…

きょうの出来事(2018/8/22)

今朝、7 時になる前のことだったと思いますが、部屋の明かりが突然すべて消えてしまい。その後、確か寝る前に消したはずの入口灯が点灯して「???」となったのですが、「ニセコ町役場」の twitter によると「町内全域が停電」していたのだとか。ホテルのフ…

きょうの出来事(2018/8/21)

早いもので、Day 4 になりました。今日からは函館から西海岸に沿って北上します。 函館の朝の気温は +24.5 ℃ でした。相変わらず暖かいですね。 少しずつ燃費走行にもチャレンジしているのですが、今回の旅行中の燃費は 23.7 km/l まで上がってきました。カ…

きょうの出来事(2018/8/20)

Day 3 は、まさかの函館連泊です。実は、フェリーの予約を一日間違えてしまって……(冗談のような本当の話)。ということで、函館で一日何しよう……となったのですが、そういや歩いて行けるところに「五稜郭タワー」があったよな、ということで…… さっそく展望…

きょうの出来事(2018/8/19)

Day 2 は千歳からスタートです。朝の気温は +17.0 ℃ とのことで、ちょっと涼しいくらいの気温ですね。 苫小牧市美術博物館 千歳からは、まずは苫小牧の「苫小牧市美術博物館」に向かいました。この立派な施設は、名前の通り「美術館」と「博物館」の両方の性…

きょうの出来事(2018/8/18)

夏休み!ということで、今回もいそいそと敦賀港フェリーターミナルにやってきました。苫小牧東港行きの新日本海フェリー「すずらん」がお出迎えです。 航送車の車列に車を停めると、いつも係の人が乗船予定時刻を教えてくれるのですが、「0:30 乗船です」と…

春の東北小旅行 2015 (65)「レストハウスうしお」

普代村の「堀内大橋」の南にある、絶景の店「レストハウスうしお」さんにやってきました。何しろ眺めが素晴らしいお店でして、TV の旅番組などでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 国道沿いに何台か車を停められるほか、海側にも駐車場があるみたい…

春の東北小旅行 2015 (64)「霧の向こうに『生うに丼』」

観光鉱山?のある野田玉川(なんか大阪っぽい)から、更に南に向かいます。宮古まで 74 km ……まだまだ先は長いですね。 野田村南部を流れる「安家川」(あっか──)が近づいてきました。国道 45 号は「安家大橋」で安家川を渡ります。 またしても海霧に包まれ…

春の東北小旅行 2015 (63)「野田村にて」

久慈市内を通り過ぎ、更に南に進みます。右側で大々的に工事を行っているのは、「三陸北縦貫道路」の「久慈南 IC」(仮称)でしょうか。 仙台まで 344 km というのはまぁ仕方がないとして、宮古まで 83 km というのもなかなか地味にきついですね。最短でも 1…

春の東北小旅行 2015 (62)「改造中の『久慈北 IC』」

「八戸久慈道」の一部である「久慈道路」の「久慈北 IC」にやってきました。写真にガラスの色味がついていたため、自動レベル補正を行ったのですが……随分とクラシカルな感じの写真になってしまいました。 前方右側の土手が、将来「久慈北道路」(八戸久慈道…

春の東北小旅行 2015 (61)「絶景だったかもしれない『桑畑大橋』」

三陸海岸沿いの国道 45 号をひたすら南下します。まずは久慈市を目指しましょう。 岩手県は九戸郡洋野町の「小子内」というところにやってきました。 北海道にアイヌ語由来の地名が多数存在するのは誰もが知るところですが、類似の構造を持つ地名が北東北に…

アイヌ語地名の傾向と対策 (558) 「クオナイ川・ナナコ川・クオベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) クオナイ川 ku-un-nay?仕掛け弓・ある・川kut-nay??帯状に岩が見える崖・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり)(?? = 典拠なし…

「日本奥地紀行」を読む (82) 新潟(新潟市) (1878/7/9)

引き続き 1878/7/9 付けの「第二十信」を見ていきます(普及版では「第十六信」に当たります)。 水路 現代の日本では、末端部における物流の中心は軽トラであったり、あるいはバイクだったりしますが、明治の頃の都市部においては舟運も広く使われていまし…

春の東北小旅行 2015 (60)「海霧」

八戸久慈道の終点・階上 IC からは、国道 45 号で三陸海岸を南に向かいます。この日のゴールは仙台です。 階上町の「道仏歩道橋前」という交叉点にやってきました。「階上町道仏」と言えば、この辺で地震があったときの常連さんですね。近くを「道仏川」とい…

春の東北小旅行 2015 (59)「Tanesashikaigan-Hashikamidake IC」

八戸久慈道の無料区間に入ります。この時点(2015 年 5 月)では、ここから 17.3 km 先の「階上 IC」までが開通済みでした(2018 年 8 月現在でも同様です)。 岩手県の久慈までは 58 km もあります。八戸久慈道で行けるのは 17.3 km 先の階上(はしかみ)ま…

春の東北小旅行 2015 (58)「謎な構造の八戸 JCT.」

屋上に屋を架した感がプンプンする、とっても謎な構造の「八戸 JCT.」が近づいてきました。 地図で見ればわかりやすいのですが、ハーフ JCT. の先にフル JCT. を追加したような構成です。この時点でもはや何を言ってるのやら……ですが。 (この背景地図等デー…

春の東北小旅行 2015 (57)「616 キロポスト」

「春の東北カントリーサインの旅」が続きます(題名違います)。九戸郡九戸村を抜けて、九戸郡軽米町に入ります。オランダ風の巨大な風車を模したカントリーサインでしょうか。 遡ること 45 分ほど前、「八戸まで 100 km」の時点では気温は 19 ℃ だったので…

春の東北小旅行 2015 (56)「二戸の次はまた二戸」

安代 JCT. から八戸道を八戸に向かいます。安代 JCT. がある「八幡平市」から、お隣の「二戸市」に入りました。 構造的には東北道と直結している八戸道ですが、IC ナンバリングはイチからやり直しです。八戸道最初の IC である「浄法寺 IC」が近づいてきまし…

アイヌ語地名の傾向と対策 (557) 「キンイチナイ川・キナワシモラワン川・タクイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) キンイチナイ川 kina-us-nay?草・多くある・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 足寄町螺湾から螺湾川を遡ったところに「螺湾…

アイヌ語地名の傾向と対策 (556) 「螺湾・フウチャシナイ川・茂螺湾」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 螺湾(らわん) ra(w)-an(-pet)??低いところ・ある(・川) (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 足寄町東部の地名です。「ラ…

春の東北小旅行 2015 (55)「東北道、いつの間にやら八戸道」

秋田をスタートしたのが早朝だったおかげで時間に余裕ができたことを良いことに、東北道と八戸道を北上して八戸に向かうことにしました。これは「竜ヶ森トンネル」を抜けたところだったと思いますが、これは……? どうやら旧・安代町のカントリーサインらしい…

春の東北小旅行 2015 (54)「ターニングポイント」

本日の記事も、正面に岩手山を望んでのスタートです。ほら、季節的になんか涼しそうな感じがするじゃないですか。 岩手山の第一印象は「あれ、でかくね?」というものでしたが、それもそのはず、標高は堂々の二千メートル越えです(2,038 m)。 盛岡 IC を通…