Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヌ語地名の傾向と対策 (811) 「若牛内川・班溪」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 若牛内川(わかうしない──) wakka-us-nay水・ある・川 (典拠あり、類型あり) …

アイヌ語地名の傾向と対策 (810) 「伏古・美志内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 伏古(ふしこ) husko(-{ay-pet})古い(・愛別川) (典拠あり、類型あり) 愛別…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (43) 「♪」

トンネルを 3 つほど抜けて、旧・三崎町の東部にやってきました。三崎町が伊方町と合併したのは 2005 年のことですが、ここには今でも「三崎町」というサインが残されていました。「三崎町」のサインは右側にあった、ということは…… 想像通り、お隣の「瀬戸…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (42) 「国道 197 号の終点は」

愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」で三崎港に向かいます。集落に向かう道が左側に分岐しています。日陰になっていることからもわかるように、ここは半島の北側(伊予灘側)です。 直進すると「三崎港」なのですが、修正される前は何と書いてあったのでしょう……

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (41) 「三崎町立串小学校」

かつての軍用桟橋が残る「正野谷」に戻ってきました。愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」はこの先を右に向かうのですが…… 青看板にはどちらも「三崎港」とあります。左に分岐するルートは「町道経由」とあるのですが、「八幡浜方面」は左に行くように促されて…

「日本奥地紀行」を読む (113) 金山(金山町) (1878/7/17)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第十九信」(初版では「第二十四信」)を見ていきます。 喫煙(続き) 前回…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (40) 「八幡浜に急げ」

「佐田岬灯台駐車場」を後にして、次の目的地である「八幡浜港フェリーターミナル」に向かいます。水尻展望台に向かうスロープが見えていますが…… 改めて Google ストリートビューを見てみると、2012 年 7 月の時点ではこのスロープは整備されていなかったの…

アイヌ語地名の傾向と対策 (809) 「イチャンナイ川・稲宇仁ノ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 イチャンナイ川 ichan-un-nayサケマスの産卵穴・ある・川 (典拠あり、類型あり)…

アイヌ語地名の傾向と対策 (808) 「倉沼川・岐登牛山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 倉沼川(くらぬま──) ku-rarma-i??仕掛け弓・多く仕掛けてある・もの(川){ku-r…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (39) 「佐田岬灯台」

前回までのあらすじですが、「佐田岬灯台駐車場」までやってきたは良いものの、灯台まで歩いて往復していると次のフェリーに間に合わない……という、毎度お約束のような展開に陥ったのでした。 水尻展望台 灯台まで歩く(往復 3.6 km)時間は無い、でも灯台は…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (38) 「謎の『防五』」

「佐田岬灯台駐車場」に到着したのは 10:20 頃のことでした。11:45 には八幡浜港に戻りたいのですが、ここから八幡浜港までは約 54 km ほどあります。県道 256 号の狭隘区間の存在を考えると、70~75 分は見ておきたいところです。 ……あれ? いきなり残り 10…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (37) 「『佐田岬灯台』駐車場に到着!」

「佐田岬漁港」と「佐田岬灯台」の中間あたり、厳密にはちょいと漁港よりに位置する「正野谷」集落にやってきました。大字(だと思う)の「正野」は「しょうの」と読むようなので、「正野谷」は「しょうのだに」あたりでしょうか。 ここにもバス停が置かれて…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (36) 「岬の灯台への別ルート」

愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」を佐田岬灯台に行けたらいいな……と思いながら走っていましたが、途中で「大型車・バスはコチラ(農免農道へ)」という案内があったので、素直に農免農道に入ることにしました。 自分の中では「農免農道」と言えばちゃんとセ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (35) 「消えた信号機」

愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」で……あれ、どこに向かっているんでしたっけ。とりあえず「行けるところまで行こう!」という話になっているような気がしますが……。 三崎港から見て北に位置する「松」集落に向かう愛媛県道 255 号が分岐しています。ただ「松…

アイヌ語地名の傾向と対策 (807) 「サッパオナイ川・アイシポップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 サッパオナイ川 chasi-pa-oma-nay砦・かみて・そこに入る・川 (典拠あり、類型あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (806) 「勇駒別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 勇駒別(ゆこまんべつ) yu-ko-oman-pet?温泉・に向かって・行く・川 (? = 典拠…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (34) 「国道九四フェリー」

「三崎港フェリーターミナル」の入口で左折せずにそのまま直進すると、ちょっと広めの三叉路があります。どうやら「国道九四フェリー」を下船した車は、この道から国道に出るみたいですね。 もう少しで 10 時になろうかというタイミングです。次に予約してい…

「日本奥地紀行」を読む (112) 金山(金山町) (1878/7/17)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第十九信」(初版では「第二十四信」)を見ていきます。 喫煙 疲労困憊だっ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (33) 「三崎港フェリー乗り場」

右カーブの先にトンネルが見えてきました。伊方町に入ってから、いくつ目のトンネルでしたっけ……。 二名津トンネル(170 m) 「二名津トンネル」(ふたなづ──)に入ります。一直線の構造で、トンネルの奥のほうに出口も見えています。 長さは 170 m とのこと…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (32) 「『名取トンネル』の謎」

国道 197 号の「名取トンネル」に入ります。長さは 779 m で、トンネル内に「消火器」「非常電話」「非常通報装置」の設置された、割と気合の入ったトンネルです。見た目の通り、割と新しそうなトンネルです。 トンネルに入ると、オレンジの明かりに照らされ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (31) 「『三崎町』の今」

国道 197 号の「大久トンネル」を抜けると、真正面に標高 291.2 m の「大森山」が見えてきます。国道 197 号は意外なことに山の北側に回り込むようです。 国道は「大森山」と、山名未詳の山の間の谷間を抜けます。左右とも山なのに、なぜか「横風注意」の文…

アイヌ語地名の傾向と対策 (805) 「ピウケナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ピウケナイ川 pe-ukik-nay???水・ぶつかり合う・川 (??? = 典拠なし、類型未確認…

アイヌ語地名の傾向と対策 (804) 「江卸・チョボチナイ・ノカナン沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 江卸(えおろし) e-wor-us-i頭・水・つけている・もの(山) (典拠あり、類型あ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (30) 「自転車推し?」

「川之浜第四トンネル」を抜けて、旧・瀬戸町の西部にやってきました。花が綺麗に咲き誇っていますが、もうすぐ 3 月……という時期でしたから、これは梅ではなく、早咲きの桜だったんでしょうか。 大久東トンネル(198 m) 「大久東トンネル」が見えてきまし…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (29) 「高原と瀬戸アジ」

これは「塩成第三トンネル」を出た直後の映像ですが(色合いが変なのはそのせいです)、なかなか……何と言ったら良いのでしょう。人だったら「容貌魁偉な」という表現が似合いそうな、そんな樹木が並んでいますね。 毎度おなじみ、困ったときのストビュー頼み…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (28) 「自転車に注意」

県道 254 号「三机港線」の「堀切峠」を上から横断する「堀切大橋」を渡ります。峠との高低差は 50 m はありそうな感じですね。 下から眺めるとこんな感じですが……なんか高低差がありすぎて、視界に入ってこないですね。 この先に右折する道路がある……と出て…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (27) 「『瀬戸町』の今」

逆光の手前に案内板が……うわわ、これは全く読み取れないですね(汗)。 大きさ的に「瀬戸町」とかだったらどうしようかと思ったのですが、実際は単なる道の駅の案内だったみたいです。 瀬戸トンネル(543 m) このトンネルは「瀬戸トンネル」という名前です…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (26) 「峠の十字路」

右手の高台になにやら建物が見えてきましたが…… どうやらこの建物が「道の駅 伊方きらら館」の建物のようです。 なお、東隣にもう少し大きな建物があるのですが、隣の建物が「伊方ビジターズハウス」(原子力展示館)とのこと。空中写真で見た感じでは、連絡…