Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (189) 「民有林林道 弥生線」

「中頓別鍾乳洞へは右折」という案内に従い右折したところ…… おやっ、道路脇に何か立っていますね。「鍾乳洞オープン 5 月 1 日(日)」とありますが、この日は 5/5 の「こどもの日」でしたから、オープンして 5 日目ということになりますね。 ここまで牛を…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (188) 「中頓別カーリング場」

道道 120 号「美深中頓別線」で中頓別の市街地に向かっていましたが……制限速度が 40 km/h になりましたので、そろそろ市街地に入ったということでしょうか。 前方の十字路が、かつての国鉄天北線の踏切跡のようです。改めて見てみると、十字路に向かってわず…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (187) 「ぺいちゃん? ペーチャン? ぺいちゃあん!」

道道 120 号「美深中頓別線」で中頓別の中心部に向かう途中に…… 見事な傾き加減の「会心橋」がありました。遠目から見るとこんな状態なのですが…… 2014 年 7 月に撮影された Google ストリービューではこんな感じの傾き加減でした。これ、2 年近くのあいだに…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (186) 「川で何かをうるかすがんこ親父」

道道 120 号「美深中頓別線」で歌登から中頓別に向かっていましたが、ようやく中頓別町のカントリーサインが見えてきました。 がんこ親父が川で何かをうるかしていて、一体なにをしているのだろう……と思ったのですが、これ、砂金の採掘であることに気づくま…

北海道のアイヌ語地名 (870) 「エウクナイ川・ウエンナイ川・エノシコマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エウクナイ川 i-uk-nay??菱の実・採取する・川mo-ut-nay??小さな・肋・川 (?? = …

北海道のアイヌ語地名 (869) 「ニタトロオマナイ川・宇流谷川・豊別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ニタトロオマナイ川 nitat-oro-oma-nay?林間の湿地・の中・そこに入る・川 (? = …

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (185) 「リゾート牛」

道道 12 号「枝幸音威子府線」と道道 120 号「美深中頓別線」の重複区間は 1.3 km ほどで終了で、道道 120 号はこの先の交叉点で右折することになります。 ということで右折してみたところ……おお。 道道 120 号(単独区間)の入り口には「除雪案内」なるもの…

「日本奥地紀行」を読む (123) 横手(横手市)~六郷(美郷町) (1878/7/20)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第二十信(続き)」(初版では「第二十五信(続き)」)を見ていきます。 …

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (184) 「歌登の中心と言えば?」

道道 120 号「美深中頓別線」で歌登の中心部に向かいます。右側に見えている土手っぽいものが未成線である「美幸線」の路盤跡だったような気がします。 ここも、右側の築堤が路盤跡だった筈です。路盤の上にバラスト(敷石)を敷いて、あとは枕木を並べてレ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (183) 「豊沃橋」

道道 1023 号「上徳志別乙忠部線」で歌登方面に向かいます。途中で「タチカラウシナイ川」を渡るのですが、橋の名前が…… 「功橋」という名前でした。世界の青木かと見せかけて実は佐々木かもしれませんし、もしかしたら橋爪かもしれないので油断ができません…

「日本奥地紀行」を読む (122) 横手(横手市) (1878/7/20)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第二十信(続き)」(初版では「第二十五信(続き)」)を見ていきます。 …

北海道のアイヌ語地名 (868) 「セピルシナイ川・チフクシュナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 セピルシナイ川 chi-{e-piru}-un-nay??我ら・{はらい清める}・そこにある・川 (?…

北海道のアイヌ語地名 (867) 「タツニウシナイ川・タツナラシ山・樺岡」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 タツニウシナイ川 tat-ninar-us-nay樺の木・台地・ついている・川 (典拠あり、類…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (182) 「乙忠部 (Otchube)」

風烈布の集落を抜けて、再び海の近くに戻ってきました。右手に立派な鉄塔が見えますが、これは何なんでしょう……? 火の見櫓かと思ったのですが、それにしてはちょっと背が高すぎるようにも見えますし。防災無線あたりのアンテナとかでしょうか……? ちなみに…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (181) 「夢海道オホーツク」

国道 238 号を北西に向かい、枝幸町に入りました。 枝幸町から先は「宗谷総合振興局」のエリアです。町境に看板などの情報が多めなのは、ここが「オホーツク総合振興局」との境界であることも関係ありそうでしょうか。 交通遮断機も見えます。この遮断機は枝…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (180) 「幌内ダム」

引き続き、道道 60 号「下川雄武線」で雄武町幌内に向かいます。中幌内のあたりは広くは無いものの平地が続いていて、走りやすい直線が多い印象です。 「中幌内」と「北幌内」の間は、川と道路を通すだけで精一杯なくらいの狭い谷となりますが…… 北幌内に抜…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (179) 「走行可能距離が!」

道道 49 号「美深雄武線」と道道 60 号「下川雄武線」の重複区間を走っていましたが、前方に交叉点が見えてきました。雄武の中心部に向かう道道 49 号とは、この交叉点で分離することになります。 縦長の道道標識は、重複する 2 路線の情報を明記したタイプ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (178) 「ようこそ 北の海と道」

道道 60 号「下川雄武線」の「幌内越峠」を越えて、雄武町に入りました。うわっ お約束のブレブレ写真で申し訳ありません……。 峠の北側は、地理院地図では「紋別郡雄武町字道有林」と表示されていますが、道路脇の路線名入りヘキサ?には「雄武町上幌内」と…

北海道のアイヌ語地名 (866) 「メママカシンナイ川・パンケシュプナイ川・ケラシップナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 メママカシンナイ川 menemay-kar-us-nay?マルバノバッコヤナギ・伐る・いつもする…

北海道のアイヌ語地名 (865) 「幕別(稚内市)・ウツナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 幕別(まくべつ) mak-un-pet奥・そこにある・川 (典拠あり、類型あり) 稚内空…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (177) 「サンルダム建設中」

道道 60 号「下川雄武線」で雄武町幌内に向かいます。名寄川に続いて、その北支流である「サンル川」を渡ります。 道道 60 号はサンル川の西側を通りますが、途中から山裾に沿って坂を登り始めます。右カーブの先に橋が見えていますが…… 前方で荷物運搬用の…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (176) 「下川駅逓跡地」

下川駅跡と、その隣にある「下川町バスターミナル」の北側を抜けて、前方に T 字路が見えてきました。工事中っぽい建物が見えますが、これは現在「まちおこしセンター『コモレビ』」となっている建物でしょうか。 この交叉点は道道 330 号「下川停車場線」の…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (175) 「キハ 22 245 と キハ 22 237」

下川駅跡には、2 両の気動車が静態保存されています。 線路の前後には、線路とバラスト(敷石)をモチーフにしたと思しきデザインの石畳(でいいのかな)が敷設されています。 また、敷地と歩道の間には、森林鉄道をモチーフにしたと思しきベンチ(ですよね…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (174) 「名寄本線下川駅跡」

「しもかわ万里長城」の駐車場に戻ってきました。 残りの燃料が随分と減っています。苫小牧で満タンにしてから丸二日で 717 km ほど走っていたみたいなので、まぁ当然といえば当然なんですが……。 ただ面白いことに、残りの燃料で 225 km ほど走ることができ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (173) 「万里の長城・後編」

「さわやかトイレ」の前を通過して、広場のような場所に向かいます。 円形の広場の真ん中には「花時計」がありました。 広場から右手前のほう(西南西方向)を振り向くと、門が見えます。 万里長城 2000 m 達成記念 せっかくなので、一度門から外に出て、再…

北海道のアイヌ語地名 (864) 「イチャンナイ川・ケナシポロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 イチャンナイ川 ichan-(un-)nay鮭鱒の産卵場・(ある・)川 (典拠あり、類型多数…

北海道のアイヌ語地名 (863) 「オンコロマナイ川・オイクショマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 オンコロマナイ川 enkor-oma-nay??鼻・そこに入る・川 (?? = 典拠未確認、類型あ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (172) 「万里の長城・前編」

「下川パンケ川」を渡って北に向って、見えてきたのがこちらです。 はい、下川町と言えば「万里の長城」です。前回は敢えてスルーしましたが、カントリーサインにも堂々とあしらわれています。 ということで、左折して「長城広場」に向かいます。道路の右側…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (171) 「風連方面 通行止」

道道 101 号「下川愛別線」を北上して、町境のトンネルが見えてきました。トンネルの向こうは下川町です。 カントリーサインはトンネルの手前に配置する流儀のようですが、明らかにこのほうが視認性が良いですよね……? ちなみに、トンネルの右側にはなぜか「…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (170) 「登和里川沿いの登和里山と砥割山」

「岩尾内ダム」の堰堤の横を通過して、ダムの下流側に出ました。堰堤に直結する交叉点があったということは、道道 61 号「士別滝上線」は堰堤と同じ高さを通っていたということで、堰堤の下流側に出たということは、これから下り坂が続くということなんです…