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旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (71) 「起源も由来も不明の奇祭」

国東市国見町岐部……かつての「熊毛村岐部」を北に向かいます。国道は「ライト点灯」の警告の先で左にカーブしていますが、まっすぐ進んだ先に旧トンネルがあるようです。 ということで先に旧トンネルですが、これを見た感じでは今も通行可能な状態のようです…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (70) 「ペトロカスイ岐部神父記念公園」

「⑤ 花開トンネル」を抜けて、国見町小熊毛にやってきました。 「⑤ 花開トンネル」を抜けたあたりの標高は 5 m 程度のようですが、次のトンネルの入り口は標高 50 m あたりにあるとのことで、再び上り坂に差し掛かりました。よく考えてみると、これは自転車…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (69) 「消されたトンネル」

「③ 藤ノ木トンネル」を抜けて、国見町大熊毛島田の平地を通り過ぎ、またしても国道 213 号は上り坂に差し掛かりました。右側のブロックの積み具合で勾配の程度が見えてくると思いますが、結構な急坂ですよね。 ④ こうやトンネル ある程度高度を稼いだところ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (68) 「トンネルナンバリング」

旧・国見町の「納屋トンネル」に入りました。海沿いなのにトンネルがある理由は、上空から見ると容易に理解できます。 「(株)ミナミダ」の隣に、昨日の記事でちらっと取り上げた「八十島プロシード(株) 九州工場」があります。そしてこのトンネルの立地です…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (67) 「WELCOME TO KUNIMI TOWN」

国道 213 号で北に向かい、国東半島を北回りルートで宇佐方面に向かいます。やや遠回りをする分、想定到着時刻も多少の遅れが見込まれる中…… なんともタイミングの悪いことに、片側交互通行でしばらく待たされることになりました。北回りルートで行く決心を…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (66) 「開運ロードとみくじ(富来路)」

国東半島の東端にある「国東市」というところまで来てしまいました。この日のゴールは北九州市にある「新門司フェリーターミナル」で、目標到着時間は 19 時でした。カーナビは大分空港に引き返して「大分空港道路」を戻るルート(南回りルート)を推奨して…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (65) 「It's a……, it's a……, it's a……」

総額一億円?の石灯籠(イミテーション)ラッシュが一段落して、今度は右手にホテルらしき建物が見えてきました。少し手前に案内のあった「ホテルベイグランド国東」のようです。めちゃくちゃ大きなホテルでは無いですが、小さすぎるわけでも無く、なかなか…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (64) 「一億円?の石塔群」

国道 213 号を時間の許す限り北上中なのですが、道路の両脇に妙なものが見えてきました。右側の石塔には「国東塔」と書いてあるように見えます。 そして左側にはカントリーサインのようなものが。ここが旧・武蔵町と旧・国東町の境界だったのかな……と思った…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (63) 「やはり短かった県道『武蔵港線』」

真っ赤なアーチが美しい「楓江大橋」(ふうこう──)を渡ります。この橋は「ニールセンローゼ橋」と呼ばれる構造なのだそうです。漁港の上に架けられた橋ですが、ちょっと洒落た名前の由来も気になるところです。 「楓江大橋」を渡ると、国道 213 号は再び片…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (62) 「大分空港道路・終点」

「大分空港道路」を終点に向かって走っていますが、道路の右側に並木が見えてきました。ここは「自動車専用道路」ですが、なんか観光道路のような佇まいですね。 ガードレールのついた中央分離帯が復活した、ということは…… 追越車線が復活!かと思ったので…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (61) 「『安岐町』と『豊後高田』」

「大分空港道路」を東に向かい、ついに国東市に入りました。 あまりに堂々としているので「安岐町」の実在を疑わなかったのですが、安岐町は 2006 年 3 月 31 日に廃止され、新たに「国東市」となっていました。もう 14 年近く前に廃止された自治体のサイン…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (60) 「この先 2 車区間」

大分空港道路の「杵築 IC」が近づいてきました。「事故多発 スピード注意」と出ていますが、そう言えばいつの間にか中央分離帯がガードレールつきの立派なものになっていますね。 中央分離帯がガードレールつきになったということは……そう、追越車線が復活す…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (59) 「全国初きものが似合う歴史的町並み」

杵築市に入りました。大分空港道路「相原 PA」の出口車線の脇にサインが立っています。 これは小ぶりのカントリーサインと言って良さそうでしょうか。お城のイラストが描かれていますね。 「藤原 JCT.」の手前から続いていた追越車線は、相原 PA の少し先で…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (58) 「日出町>杵築市」

暫定 2 車線で建設されている「日出バイパス」ですが、次の(初の?)追越車線は 2 km 先とのこと。 そして「日出バイパス」の終点(起点?)の「日出 IC」までも、あと 2 km とのこと。どうやら IC の近辺に追越車線を整備するという、良くあるパターンのよ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (57) 「入口ピカピカ、中は控えめ」

「日出バイパス」を大分空港方面に向かっているところですが、ここで長さ 255 m の「豊岡第二トンネル」に突入します。 トンネルの中は緩やかに左にカーブしています。割と明るい感じに見えますが…… 出口の手前ではこんな感じに。もしかしたらカメラのせいか…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (56) 「謎の『網戸』のようなもの」

東九州道の速見 IC と「大分空港道路」を結ぶ「日出バイパス」に入りました。これは東九州道の下をくぐる「速見トンネル」ですが、随分とユニークな形ですね。 東九州道の前身である「宇佐別府道路」の開通が 1993 年で、日出バイパスの開通が 2002 年なので…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (55) 「ETC ETC ETC ETC ETC ETC」

東九州自動車道の「速見 IC」にやってきました。東九州道の IC としては、ほぼ「速見郡日出町」内で完結していますが、後に建設された「日出バイパス」の JCT. に相当する部分が「杵築市」に含まれています。もともとは「速見郡山香町」だったエリアなので、…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (54) 「10 番は譲れない」

日出町に入りました。小ぶりですが、これも一応カントリーサイン……ですよね? 実はこのサイン、日出 JCT. のランプウェイのすぐ手前にあります。本来は手前の橋の途中から日出町なのですが、さすがに橋の途中にサインを設けることはできなかったのでしょうね…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (53) 「不思議の国の日出 JCT.」

別府 IC を通過して、ゴルフボール避けの覆道?も通過して、大分自動車道の起点である「日出 JCT.」を目指します。「日出」は「ひじ」と読むのですが、当たり前のように読める人もいれば、「えっ!?」と驚かれる人も居そうでしょうか。 別府湾 SA 次の「別…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (52) 「ゴルフボールに要注意」

公道最速のあの車の再登場に度肝を抜かれたこともあってか、うっかりカントリーサインの存在を忘れてしまいそうになりました。東九州自動車道で大分市から別府市に向かう場合は、「由布市挾間町」(──はさままち)を経由することになるのですね。 このカント…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (51) 「公道最速のあの車」

「昭和電工ドーム大分」の近くの東九州自動車道をのんびりと走っていたところ…… 右手にいきなり、公道最速の誉れ高い Probox が!(Succeed かもしれませんが) さすがは公道最速の Probox、あっさりと車間を広げていきました(汗)。 地元密着型のネーミン…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (50) 「九六位」

突然ですが、大分市に入りました。末広川の「末広ダム」の近くなのですが、このあたりの大分市と臼杵市の境界は……「よく分からない」としか言いようの無いような。 前方にトンネルが見えていますが、その手前が橋になっているのが見えるでしょうか。実はこの…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (49) 「謎の石灯籠」

国道 502 号を臼杵 IC に向かって走ります。相変わらずの酷い逆光ですが、おや、路面に「IC」の文字が(わざとらしい)。 少し進むと、今度は「左折」と書いてあるように読めます。どうやら「左折 臼杵 IC」と書いてあるようですね。 謎の石灯籠 ということ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (48) 「和風家屋とイタリア国旗」

臼杵の市街地にやってきました。この先の交叉点で臼杵駅からやってきた県道 33 号「臼杵停車場線」と合流することになります。右側に消防署のような建物が見えるのですが、ちらっと調べた限りでは正体不明でした。消防署(または関連施設)の跡とかでしょう…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (47) 「九州上陸!」

ついに九州に上陸です! いつものことですが、薄暗い車輌甲板から外に出ると、娑婆の光が眩しいですよね……。 海には潮位の変化があり、また積載量によって喫水の高さも多少は変わってくる筈なので、そのあたりの変動をこの赤い橋で調節している……ということ…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(下船編)

九四オレンジフェリーの 104 便は 12:45 に八幡浜を出発して、臼杵には 15:10 に到着予定です。これまでも何度か白状しましたが、「九四オレンジフェリー」と「国道九四フェリー」をかなり混同していたところがあり、「国道九四フェリー」は四国と九州の間を…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 3)

「おれんじ九州」の「特等室」の話題をもう少しだけ続けます。ほら、こうやってネタにするためだけに特別室料金を支払ったようなものですから(汗)。 入口から部屋に入ってすぐのところに空調と音量のスイッチが並んでいます。ちょっと分かりづらいですが、…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 2)

「おれんじ九州」の「特等室」は、3 甲板左舷前方の隅っこに存在します。室内はオーバーヒートや備品の日焼けを防止するためか、カーテンが閉められた状態でした。 天井には照明がついていますが……あれ、そう言えばスイッチはどこにあるんでしたっけ。窓側の…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 1)

そろそろ問題の(?)「特等室」に向かうことにしましょう。特等室は 3 甲板の左舷前方にあります。平たく言えば船室の端っこで、揺れの面ではやや不利ですが、その代わりに人通りが少ないという利点もあります。 「特等室・1 等室エリア」 3 甲板には 2 等…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(3 甲板ウロウロ編)

では、そろそろ展望室を後にして、船首のほう(要は前方です)に向かいましょう。 椅子席 「展望室」の前の右側には「椅子席」が用意されています。フェリーの醍醐味は寝転べることと見つけたり……などと言ってますが、椅子席が好きな方向けに 20 席ほど用意…