北海道(道東)の旅 2011/春
人の多いところは好きではないので、チェックイン後に館内をウロウロしたりすることは滅多に無いのですが…… まぁ、たまには「滅多に無い」ことをしてみようかと(汗)。 ローラ・パーマーは今いずこ まずはエレベーターホールへ。 この木材に囲まれた感覚、…
北海道は帯広市にある「北海道ホテル」にやってきました。実に大胆なネーミングですが、なかなかどうして、その雄大なネーミングに恥じない素敵なホテルです。なんと開業は 1899 年なのだとか。現在地に移転してからも 46 年が過ぎようとしています。そして…
無料でした 道東道の「音更帯広 IC」に着いたのは、18:30 になろうかとしていた頃でした。 通行料は……無料でした。 地方部においてはどんどん行政サービスも希薄化しているので、せめて移動コストくらいは格安にするべき……ですよね。「ただ乗りしている」と…
トカップでおなじみ 「日本一の豆の町」本別町に入ってから 10 分も経たないうちに、今度は十勝ワインでおなじみの「池田町」にやってきました。 イラストも、もちろんワイナリーをあしらったものです。 日本最東端の料金所 昨日の記事でも触れましたが、本…
郡境の割と短めのトンネルを越えたら えー、そんなわけで(どんなわけだ)、「釧路」と「十勝」の間にある「釧勝トンネル」を…… 抜けたら、そこは雪国ではなく、やたらとまっすぐな道でした。 ここからは「浦幌町」で、浦幌川に沿って西に進むことになります…
未だに北進は叶わず かつて「北進」駅のあった、白糠町二股にやってきました。 同じくローカル線(国鉄士幌線)の終点だった「十勝三股」のあたりは、集落そのものが野に帰しつつありますが、ここは地形図等を見る限りでは郵便局も健在のようで、きちんと集…
続・国道を往く かつての「国鉄白糠線」のすぐ横を通っている、国道 392 号線(白糠国道)を往きます。 遺構その一 縫別から少し西に行ったところに、茶路川に架けられている「観渓橋」というちょっと立派な道路橋があります。 「観渓橋」の上から南の方を見…
たんたかたん! 白糠町「鍛高」にて。 この「鍛高」は、素直に「たんたか」と読みます。なんでもこの辺りでは紫蘇の生産が盛んだそうで、シソ焼酎「鍛高譚」は、この「鍛高」に由来するのだとか。……呑んだこと無いので、これ以上はわかりませんが……。 鍛高の…
シンプルな石碑 そんなわけで、「路傍の牛」を眺めつつ…… ふと周りを見渡してみれば、何やら石碑が。 一応、拡大しておきますと…… 「開拓記念碑」とあります。……割とシンプルな字面(で良いのか?)ですね。 撤去されることなく 車に戻って、ふたたび北へと…
国鉄白糠線 その場の思いつきで国道 392 号線を北進することになったのですが、実はこのルート、かつて「国鉄白糠線」が通っていたところなのです。 白糠線(しらぬかせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。北海道白糠…
恋問の謎の人 というわけで、白糠町は「恋問」にやってきました。 「恋問」とはロマンチックな地名ですが、上にあるイラストが意味不明ですね(笑)。何なんだろうこれは。 「豊かな森林・川・海を育む町」というのは素敵なキャッチコピーですね。ちなみに後ろ…
釧路から帯広へ 釧路から、国道 38 号を通って帯広に向かいます。 道東道が開通しているのは千歳恵庭から浦幌までで、まだ釧路には到達していません。新直轄方式にした(=通行料収入ゼロ)のは賛否両論あるでしょうが、北海道の道路事情を考えると正解では…
国道 38 号線の終点はロータリー交差点 釧路市の「北大通 5」交差点を左折して、市役所のほうに向かいます。あ、紹介が遅れましたが、幣舞橋のロータリー交差点が国道 38 号の終点でした。 トップ・オブ・釧路 で、その国道 38 号が「北大通 5」で左折するの…
ファイナルアンサー? 春採湖の近くを通り過ぎ、ちょっとした坂道を上っていくと…… まるで余所者に挑みかかるかのような五叉路の登場です。結論から言えば、道道 113 号線を「旭橋」のほうに抜けてもいいですし、釧路駅のほうに抜けてもいいです(久寿里橋経…
ごーうぇーっ♪ 「北太平洋シーサイドライン」こと道道 142 号を西に向かいます。 釧路市に入ったあたりには駐車場もあったりして、まだまだ郊外の道路っぽい風情だったのですが、だんだんと周りに家が増えてきて…… 路線バスの姿も見るようになりました。すっ…
涅槃で待つ 釧路町の「昆布森」の近くにやってきました。相変わらずカーブが続きますが…… 「この先日陰」というのが面白いかな、と。奥の方には「ワカチャラセ」で見たのと同じ看板がありますね。「フシコ」(伏古)という地名ですね。 昆布盛じゃなくて「昆…
初無敵(そむてき) 分遣瀬・賤夫向を後にして、釧路市に向けて進みます。 道は尾根伝いに走っているのですが、時折、このように 海沿いに出たりします。但し、標高が海抜 100 m 以上なので、ある意味「崖の上」とも言えますね。このあたりの地名は「初無敵…
分遣瀬(わかちゃらせ) 「北太平洋シーサイドライン」を西に向かっていたのですが、何も無さそうなところにポツンと立っている看板を見かけました。こちらです。 クローズアップしたものがこちら。 はい。この辺一帯の地名と、その由来を記した看板だったの…
いえいえどう致しまして 厚岸から国道 44 号を西へ向かっていたところ……。 こんな看板が。「ありがとうございました。」と書かれているのがいいですね(U ターンして何 km、ではなくて)。 ダブルミルク? そして、そのちょい先にはこんな看板が。 「ダブル…
生牡蠣の次は というわけで、厚岸で生牡蠣を堪能した後、道の駅 1 階のお土産屋さんで色々と土産物を仕入れてきたのでした。ついでにこんなものまで。 ちょっと判りづらいですが、「生どら焼」というものです。「要冷蔵」と書いてあるのですが、何がどう生な…
まずはレストランに 厚岸の道の駅「コンキリエ」にやってきました。 ちょうど、この二階の部分がレストランになっています。 メニューは豊富に取り揃えられているようですが、厚岸で味わうべきといったらこれです! 厚岸と言えば じゃーん! はい。厚岸と言…
厚岸大橋 根室から「北太平洋シーサイドライン」をずーっと走ってきて、ようやく厚岸の中心地にやってきました。交差点を右折して橋を渡れば厚岸駅です。 「厚岸大橋」が見えてきました。 随分と立派な鉄橋ですね。 それもその筈で、この「厚岸大橋」、「厚…
「さんぷ」じゃない 「諸般の事情」で、火散布から厚岸に向かって急いでいたところ、途中にトンネルがあったのですが…… 「散布トンネル」とあります。ふつーに「さんぷトンネル」と呼んでしまいそうですが、これはおそらく「ちりっぷトンネル」と読むのでし…
屋根より高い……? 「霧多布」から「厚岸」に向かって車を走らせます。この日は 5 月 6 日、ということで…… 鯉のぼりも元気に空を泳いでいました。 ゼンテイカ(禅庭花) 道道 123 号線を厚岸・火散布(ひちりっぷ)方面に向かいます。 霧多布湿原には、「エ…
10 %、つまり 100 パーミル 噂の(?)下り 10% 勾配がどんなものかと言うと…… こんな感じです。 んー、勾配が均等なので、どれくらい急なのかが分かりづらいですね、これじゃ。 鈴鹿のヘアピンは半径 20 m 曲線半径 40 m の「急カーブ」の先は…… 今度は、曲…
ご当地十景 浜中町は霧多布の南西端に位置する「アゼチ岬」にやってきました。 面白いくらいに誰もいません。そして…… 何やら地図らしきものが石の上に設置?されています。 拡大してみると……「浜中十景観光案内」と刻まれています。 そういえば根室にも「根…
当 Blog 名物「行き止まり」 霧多布岬の灯台を見に行こう! ということで、車を走らせていたのですが…… なーんと、残念なことに、少し手前で「一般車立ち入り禁止」になってしまいました。写真の左端に灯台が見えているんですけどね。というわけで、霧多布岬…
続々・きりたっぷ展望台 北海道厚岸郡は浜中町にある「きりたっぷ展望台」の話題を、もう少しだけ続けます。 岬の灯台 展望台の遊歩道から「霧多布岬」を眺めることができます。 もう少し寄ってみると…… 岬の高台の上には、こぢんまりとした灯台の姿も確認で…
続・きりたっぷ展望台 北海道厚岸郡は浜中町にある「きりたっぷ展望台」の話題を続けます。 岬と花と霧の街 この、雨風をしのげる待合室の中は…… 色とりどりの「岬と花と霧の街」と書かれたフラッグが飾られています。 このフラッグが吊されている棒、なんと…
坂道を登ってみれば 浜中町霧多布の市街地を抜けると、いきなり急な坂に出くわします。 ところが、坂を登り切ったらご覧の通り、とても広々とした野原が広がっています。……台地、ということですね。 全ての道は行き止まりに通ず 2~3 分ほど走ったところで………