Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

北見市

道東の旅 2013/春 (106) 「『常紋峠』と『タコ部屋労働』」

「金華」は「かねはな」 国道 242 号線の「金華峠」を越えて、北見市に入りました。この日のスタート地点は北見市常呂町でしたから、ようやく北見市に「戻ってきた」ことになりますね。 奔無加川(ぽんむか──)沿いを下りていったところに、北見市留辺蘂町金…

アイヌ語地名の傾向と対策 (220) 「仁倉・栄浦・鐺沸」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 仁倉(にくら) nikur-an-petアザラシ・群在する・ところ (典拠あり、類型あり) 佐呂間町東部、浜佐呂間にほど近いところの川名・地…

アイヌ語地名の傾向と対策 (219) 「留辺蘂・プトイサロマ沢川・ワカケレベツ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 留辺蘂(るべしべ) ru-pes-pe路・沿って下っている・もの (典拠あり、類型多数) 無加川中流域に存在したかつての町名(現在は北見…

道東の旅 2013/春 (79) 「白鳥の畑」

白鳥の畑 常呂町(北見市)の中心部から、再びサロマ湖畔に向かって車を走らせ始めたところ……畑が見えてきました。いや、畑はあちこちにあるんですけどね。 実は、よーく見ると…… 畑の一角に、結構な数の鳥がいるのがわかります。これは白鳥でしょうか? お…

道東の旅 2013/春 (78) 「オホーツク国道の裏側の更に裏側」

カーリングの街・常呂 「カーリングの街」常呂にやってきました。 ……やってきたのは良いのですが、例によって何の下調べもせずに来たので、どこに行けばいいのかわからず。さっきの信号を左折していたら常呂駅の跡に辿り着けたらしいのですが、おもいっきり…

道東の旅 2013/春 (77) 「オホーツク国道の裏側」

オホーツク国道の裏側 常呂町中心地の手前で国道 238 号に合流しました。国道 238 号「オホーツク国道」は、案内標識の裏側が写真パネルになっているケースが多いですね。 ここはと言うと、ナナカマドの写真が貼られていました。「オホーツク国道」は Okhots…

道東の旅 2013/春 (76) 「『環状の運搬補助装置』のようなもの」

「自然保護専用道路」をゆく それでは、「常呂高校ボランティア局」の皆さんによる展示が目を惹いた「ワッカ原生花園」ネイチャーセンターを後にして、車に戻りましょう。 その前に……例の通行止めゲートの先にあった「自然保護専用道路」を少しだけ歩いてみ…

道東の旅 2013/春 (75) 「ワッカ・原生花園・の楽しみ方」

北見市常呂町にある「ワッカ原生花園」ネイチャーセンターの話題を続けます。 ワッカ・原生花園・の楽しみ方 「ワッカ・原生花園・の環境」と題されたパネルの裏側は…… 「ワッカ・原生花園」 「の楽しみ方」と題されたパネルになっていました。なるほど、「…

道東の旅 2013/春 (74) 「ワッカ・原生花園・の環境」

ネイチャーセンターへ Go! それでは、「ワッカ原生花園」ネイチャーセンターを見に行きましょう。 ご覧の通り、なかなか立派な建物です。 では、中に入りましょう……。 中に入ってみると……おおっ! 誰もいません(そこか)。いや、まだ連休の初日の朝 9 時過…

道東の旅 2013/春 (73) 「許可車両以外は通行禁止」

行き先はいつも行き止まり かつての「湖の出口」にかかる栄浦大橋を渡ると、「ワッカ原生花園」のネイチャーセンターまではもうすぐです。 前方になにやら立派な建物が見えてきました。そして…… 「車両通行止め」の標識がついたゲートが。またしても「通行止…

道東の旅 2013/春 (72) 「ある日突然淡水湖が汽水湖に!」

Day 3 のルート……? 朝の 9 時を少し回ったところで、Day 3 のスタートです。この日の目的地は斜里郡斜里町の知床斜里駅前、ということは…… 実は、現在地からたった 83 km しかありません。Day 2 は 383 km もあったのに、この落差は一体……(汗)。もちろん…

Bojan のホテル探訪~「サロマ湖鶴雅リゾート」編(おしまい)

夕食と朝食はバイキングでした。一応、自分で盛りつけた後の写真は撮影してあるのですが、ここに掲載してしまうと逆効果になりそうな気がするので、今回は自粛します(汗)。 いい感じのロビー ……あ、そうすると後はネタが殆ど残ってないですね(今頃気づい…

Bojan のホテル探訪~「サロマ湖鶴雅リゾート」編(つづき)

続いては、いつもの通り水回り編です。 ごくごく一般的なバス・トイレ バス・トイレは、ビジネスホテルにあるものと違いはありません。 ご覧の通り、とても一般的な構造です。 あえて特色を見いだしてみると、このアメニティグッズ一式が置いてある棚でしょ…

Bojan のホテル探訪~「サロマ湖鶴雅リゾート」編

この日のお宿は佐呂間湖畔にある「サロマ湖鶴雅リゾート」でした。車寄せに停めたところ、あとは係の人が駐車場に入れて下さるとのこと。ちょうど雨も降っていたので、これ幸いとフロントに向かったのでした。 窓の外には ささっとチェックインを済ませた後…

道東の旅 2013/春 (71) 「全てほぼ予定通り」

Day 2 のコースのおさらい さて。ようやく Day 2 のゴールが近づいてきました。約 383 km を 6 時間ちょいで走破するという目論見だったのですが、ほぼ予定通りのペースで来ています。 北見市常呂町へ 札幌を出発してから 6 時間弱で、北見市常呂町に入りま…

道東の旅 2013/春 (69) 「『留辺蘂』の由来となった『丸山峠』」

北見市留辺蘂町 置戸町のゆるやかな丘を登り切ったところで、北見市(旧・留辺蘂町)に入ります。 北見市のカントリーサインは……玉ねぎがラグビーをしている姿、ですか。玉ねぎはわかるのですが、ラグビーが少々謎ですね。むしろカーリングのほうがいいので…

道東の旅 2013/春 (68) 「ゆるやかな丘の斜面をまっすぐ駆け上がっていくと」

置戸から留辺蘂へ 置戸(おけと)町の中心地のやや外れ(ややこしい)をほんのちょっとだけ回って、再び国道 242 号線に戻ってきました。カーブ路の中央分離帯にガードレールがあるのがいかにも北海道らしいですね。 右折レーンあり 国道は、置戸町からまっ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (73) 「端野・緋牛内・美幌」

今日はちょいとディープかも知れない(当社比)ネタを……。 端野(たんの) nup-hon-kes?野・腹・端 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 北見市北東部の地名で、もともとは「端野町」という町だったところです(今は合併して「北見市」)。見たところ ta…

アイヌ語地名の傾向と対策 (72) 「佐呂間・武士・仁頃」

「武士は食わねど高いびき」……違うな(←)。いつもの調子で続けます。 佐呂間(さろま) sar-oma-pet葭原・に入る・川 (典拠あり、類型あり) 「サロマ湖」と言えば、日本最大の汽水湖として有名ですが、佐呂間町は、その「サロマ湖」に注ぎ込む「佐呂間別…

道東の旅 2011/春 (32) 「町境のそこそこ長いトンネルを抜けると」

新佐呂間トンネル 引き続き、国道 333 号線を北見(端野)に向けて進みます。 最近(いつだっけ?)開通した新佐呂間トンネルに向かう道は、ゆるやかなカーブとゆるやかな上り坂が続くのですが、きちんと「ゆずり車線」が用意されているので助かります。 「…