Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

十勝総合振興局

アイヌ語地名の傾向と対策 (552) 「ルウトラシナイ川・ウッテキウンナイ川・オサルウンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ルウトラシナイ川 ru-turasi-nay道・それに沿ってのぼる・川 (典拠あり、類型あり) 足寄川の北支流で、ノロウエシナイ川の東側を流…

アイヌ語地名の傾向と対策 (551) 「ルウチシウナイ川・ヌプチシオマナイ川・ノロウエシナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ルウチシウナイ川 ru-chis-un-nay道・中くぼみ・ある・川 (典拠あり、類型あり) 足寄川は利別川の東支流で、足寄の市街地の東側で利…

アイヌ語地名の傾向と対策 (550) 「ドイマベツ川・クオンベツ川・チンコロ川・ペンケポンビリベシリ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ドイマベツ川 tuyma-pet?遠い・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 足寄町北西部、美里別川上流部の東支流の名前です(地理院…

アイヌ語地名の傾向と対策 (549) 「喜登牛・チセンベツ沢・オコンベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 喜登牛(きとうし) kito-us(-i)ギョウジャニンニク・多くある(・もの) (典拠あり、類型多数) 足寄町芽登の北、美里別川沿いの地…

アイヌ語地名の傾向と対策 (548) 「芽登・オケトニ川・イクシナ川・ヌッパオマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 芽登(めとう) metot(-pet)山奥(・川) (典拠あり、類型あり) 足寄町西部の地名で、同名の川もあります。また「芽登温泉」という…

アイヌ語地名の傾向と対策 (547) 「フラツナイ川・木札内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) フラツナイ川 yuk-ratki-nay?鹿・落ちる・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 利別川の東支流で、本別の市街地の北側(上本別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (546) 「オキラウンベ川・活込・ヨウナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オキラウンベ川 o-kim-ran-pe??その尻・山・下がる・ものo-kiraw-un-pe??河口・角(つの)・あるもの (?? = 典拠なし、類型あり) 本…

アイヌ語地名の傾向と対策 (545) 「チエトイ・モップ川・オネトップ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チエトイ chi-e-toy我ら・食べる・土 (典拠あり、類型多数) 道東自動車道の本別 IC の北北西あたり、利別川の北側(IC から見ると対…

アイヌ語地名の傾向と対策 (544) 「姉別・十日川・パンケ川・親牛別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 姉別(あねべつ) ane-pet細い・川 (典拠あり、類型あり) 十弗川の西支流の名前です(現在の地形図では「アネベツ川」となっていま…

アイヌ語地名の傾向と対策 (543) 「十弗川・毛根別川・コタノロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 十弗川(とふつ──) to-put沼・口 (典拠あり、類型多数) 池田町東部を流れる川の名前です。お隣の豊頃町には「十弗駅」がありますが…

アイヌ語地名の傾向と対策 (542) 「千代田・オシタップ川・フンベ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 千代田(ちよだ) chi-e-ota我ら・食する・砂浜 (典拠あり、類型あり) アイヌ語由来の地名は、やたらと末尾に「別」とか「内」とか…

アイヌ語地名の傾向と対策 (541) 「古舞・糠内・恩根内川・メン川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 古舞(ふるまい) hur-ka-oma-p?丘・かみ・そこに入る・もの (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 幕別町の西部、帯広市愛国にほ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (540) 「エサオマントッタベツ川・カタルップ沢・ピペハロ沢・ヌップク川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) エサオマントッタベツ川 e-sa-oman-{totta-pet}頭(水源)・浜・行く・{戸蔦別川} (典拠あり、類型あり) 戸蔦別川の支流で、エサオ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (539) 「ソウシベツ川・オピリネップ川・ピリカペタヌ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ソウシベツ川 so-us-pet滝・ある・川 (典拠あり、類型あり) 戸蔦別川の南支流の名前です。so-us-pet で「滝・ある・川」なんじゃな…

アイヌ語地名の傾向と対策 (538) 「以平町・戸蔦別川・クルゾペナイ沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 以平町(いたいら──) i-taratarak(-i)?それ・ごろごろしている(・ところ) (? = 典拠あり、類型未確認) 帯広空港の東側の地名です…

アイヌ語地名の傾向と対策 (537) 「シイシカリベツ川・ヌプリパクショベツ川・ニペソツシントシベツ川・イシカリベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) シイシカリベツ川 si-{sikari-pet}主たる・{然別川} (典拠あり、類型あり) 「鹿追自然ランド」の北側あたりで然別川に合流する川の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (536) 「ヌプカウシヌプリ・トウマベツ川・南ペトウトル山・ヤンベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ヌプカウシヌプリ nup-ka-us-nupuri野・かみ・ある・山 (典拠あり、類型あり) 鹿追から糠平(上士幌町)に抜ける道道 85 号「鹿追糠…

アイヌ語地名の傾向と対策 (535) 「瓜幕・サラウンナイ・オソウシュ川・ピシカチナイ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 瓜幕(うりまく) uri-makその丘・奥 (典拠あり、類型あり) 鹿追町中部の地名で、同名の川もあります。戊午日誌「東部報十勝誌」に…

アイヌ語地名の傾向と対策 (534) 「鹿追・ユクシナイ川・パンケビバウシ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 鹿追(しかおい) kútek-us-i仕掛け弓を仕掛ける木・多くある・ところ (典拠あり、類型あり) 十勝平野の北西部に位置する町の名前で…

冬の北海道の旅 (37) 「陸別町小利別をゆく」

陸別町の国道 242 号を北へと向かいます。この辺りは除雪がとてもしっかりされていて、殆ど路面に雪が見えない状態ですね。ちなみに車の車外温センサーは -5 ℃を示していました。流石の陸別町です。 陸別町北部の「小利別」にやってきました。 さっきと同じ…

冬の北海道の旅 (36) 「冬の陸別」

足寄町大誉地から陸別に入ろうかとしていたところで、何やら作業をしている車に引っかかりました。前にも車がいたので、大人しく列の後ろについて走っていたのですが、よーく見ると「散布中」と書かれていますね。塩カルを撒いていたのでしょうか。 そうこう…

冬の北海道の旅 (35) 「足寄から」

松山千春や松山千春、あと松山千春なんかが満載だった道の駅「あしょろ銀河ホール21」を後にして、車に戻ることにしましょう。 戻る途中で、こんな車を見かけました。どちらも中々レトロな感じの車ですね。いい感じに雪に埋もれていましたが、今もこのままだ…

冬の北海道の旅 (34) 「松山千春の足あと」

足寄駅の「線路沿い」の一角に、こんなパネルが展示されていました。なんでも「足寄町次世代エネルギーパーク」とあります。 「次世代エネルギーって、具体的には何のことなんだろ?」と思ってしまいますが、どうやら「次世代エネルギー」そのものをネタにし…

冬の北海道の旅 (33) 「画期的な三段オチ」

足寄郡は足寄町の「足寄駅」の話題を続けます。駅ですからもちろんレールも敷設されていますし、車両も停車して……いたらいいのにな、と。 ちなみに反対側はこんな感じです。見る角度によってはもう少し違和感なく見えたりするのでしょうか。 鉄道の思い出 ご…

冬の北海道の旅 (32) 「足寄駅のあのおじさん」

足寄郡は足寄町の道の駅「あしょろ銀河ホール21」にやってきました。 足寄と言えば、松山千春の出身地として有名ですよね。ということでいきなり「松山千春の足跡」がお出迎えです。「あしあと」じゃ無いですよ。もちろん「即席」でも無いです。 足寄駅? こ…

冬の北海道の旅 (31) 「轍の上に雪が降り積む」

国道 242 号を北上して、道の駅「あしょろ銀河ホール21」を目指します。この先の横断歩道のところを左折すれば良いのですね。 道路はしっかりと除雪されていましたが、駐車場はご覧のとおりの圧雪バーン状態です。 ちょいと建物からは離れたところに車を停め…

アイヌ語地名の傾向と対策 (318) 「インダタラ川・カムメロベツ川・パンケアイアン沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) インダタラ川 e-en-tak???頭・尖った・塊 (??? = 典拠なし、類型未確認) 大樹町と広尾町の境を流れる紋別川の支流の名前です(イン…

アイヌ語地名の傾向と対策 (317) 「豊似・ポロフーレペツ・花春」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 豊似(とよに) toy-o-i土・ある・ところ (典拠あり、類型あり) 広尾町北部の地名で、国鉄広尾線に同名の駅がありました。同名の湖…

冬の北海道の旅 (30) 「ラリー・ジャパン!」

「本別駅」の前を通り過ぎ、国道 242 号で足寄へと向かいます。ここからしばらくは国道 274 号との重複区間となります。 本別も足寄も古くからアイヌのコタンがあったところなのですが、本別が十勝アイヌ系のコタンだったのに対して、足寄は釧路アイヌ系のコ…

冬の北海道の旅 (29) 「本別駅」

国道 242 号で本別町の中心地に向かいます。製糖工場のところの右カーブを抜けると、再びほぼまっすぐの道が続きます。随分と先に道東自動車道(足寄線)が見えてきました。 道東自動車道はこのあたりで釧路に向かう路線と北見に向かう路線が分岐します。現…