Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

古宇郡泊村

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (53) 「消えた IH クッキングヒーター」

「とまりん館」の 2F から、吹き抜け構造の「アトリウム」を眺めます。暦の上では平日ということもあってか、がらんとしています。 「原子力情報公開コーナー」というスペースにやってきました。名前だけを見ると物々しい雰囲気がしますが、漫画や絵本、児童…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (52) 「原子力展示・地域展示」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」の 1F にある「原子力展示」を見ています。「放射性物質を閉じ込める 外部遮へい壁」とありますが、「蔽」の字は 2010 年まで常用漢字では無かったからか、ひらがなで表記されていました。 まぁ、読める人は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (51) 「オリエンテーションホール、再び」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」をほぼ 6 年ぶりに再訪問しました。1F の「科学展示」と「原子力展示」の間には回廊があるのですが…… 回廊の横には「オリエンテーションホール」がありました(現在は休止中とのこと)。 ちなみにこちらの「…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (50) 「とまりん館、再び」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」にやってきました。前回の訪問は 2010 年 8 月でしたから、ほぼ 6 年近く経ってからの再訪問となります(前回の訪問は「震災前」、今回は「震災後」です)。 この「とまりん館」には、原子力発電の PR スペー…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (49) 「岩内町・共和町・泊村・神恵内村」

展示室の出口近くには「パンフレットコーナー」があり、「原子力環境だより」などのパンフレットが並べられていました。そして「さよなら また来てね!」との文字が。地元の小中学生が社会見学の一環として訪れることが多いのかな、と想像したりします。 2011…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (46) 「おなじみの右バンク」

国道 229 号の「兜トンネル」を抜けて、泊村南部にやってきました。真正面に真っ白な山が見えますが、羊蹄山……ですね! 泊村から羊蹄山が見えるというのは、良く考えたら当たり前かもしれませんが、ちょっと意表を突かれました。 「除雪車旋回場」にしては立…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (45) 「消えた『興志内』」

国道 229 号の「茂岩トンネル」を抜けて泊村に入りました。カントリーサインに戦国時代の「兜」が描かれているのは、村の中ほどに聳える「兜山」(兜岬)のことなんでしょうね。 このあたりには「盃温泉」や「盃海水浴場」がありますが、川の名前は「茂岩川…

アイヌ語地名の傾向と対策 (732) 「渋井・茶津・ヘロカルウス」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 渋井(しぶい) simpuy湧水の穴 (典拠あり、類型あり) 泊村南部の地名で、同名…

アイヌ語地名の傾向と対策 (731) 「有戸・臼別・茅沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 有戸(ありと) ar-uturもう一方の・間 (典拠あり、類型あり) 「泊村大字泊村有…

アイヌ語地名の傾向と対策 (730) 「モヘル川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 モヘル川 moyre(-tomari)-pet静かな(・泊地)・川 (典拠あり、類型あり) 泊村…

アイヌ語地名の傾向と対策 (729) 「照岸・糸泊」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 照岸(てるきし) terke-us-i跳び越える・いつもする・ところ (典拠あり、類型あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (728) 「茂岩・興志内・塩越川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 茂岩(もいわ) mo-iwa小さな・霊山 (典拠あり、類型多数) 古宇郡泊村の北西部…

アイヌ語地名の傾向と対策 (48) 「神恵内・泊・アメリカソリ・堀株」

本日は軽くミステリー仕立てでお送りします(どこがだ)。 神恵内(かもえない) kamuy-nay?神・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 音を聞いた限りでは「あれ、なんだろう?」と思ったのですが、何のことはなくて kamuy-nay(「神・川」)に由来す…

北海道・東北の旅 2010/夏 (107) 「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」

「三航北国日誌」第 107 回です。……なんだかこの書き出しも久しぶりですね。 メインの「広報展示室」へ えー、北海道は泊原発のすぐ近く(但し泊村ではなく隣の共和町)にある「北海道原子力環境センター」の話題を続けます。多分、今回で最後……ではないかと…

関東ローム層の意外な効用

今夜も「三航北国日誌」番外編です。「番外編」なので書庫も移動中です。 「平成17年度放射線監視交付金事業」だそうです そんなわけで、「北海道原子力環境センター」を見て回っているのですが、1F のエントランス(だったと思う)にはこんなモニター画面も…

ゲルマニウム半導体検出装置によるかぼちゃビームの分析

「三航北国日誌」……なんですが、ちょっと内容がさすがにアレになってきたので(アレって何だ)、書庫を移動してみようと思います。 地味で地道なお仕事 「北海道原子力環境センター」にやってきました。ガラス窓には「こんなことやってますよ」というような…

北海道・東北の旅 2010/夏 (106) 「気鋭のシロート、北海道原子力環境センターに向かう」

「三航北国日誌」第 106 回です。本日も気鋭のシロートがひたすらウロウロし続けます! オール電化の世界 「とまりん館」の「展望ラウンジ」から階段を下りてみると、そこには…… オール電化の世界が広がっていました(笑)。ショールーム、ですね。 温水プール…

北海道・東北の旅 2010/夏 (105) 「気鋭のシロート、のんびり景色を眺める」

「三航北国日誌」第 105 回です。本日は、気鋭のシロートがのんびりと景色を眺めます!(← 合理的なデザインであることは間違い無いのですが 「とまりん館」の「展望ラウンジ」にやってきました。 この「とまりん館」は、北電の「泊原発」の至近にあって、原…

北海道・東北の旅 2010/夏 (104) 「楽園ムードにシュロの木は必需品?」

「三航北国日誌」第 104 回です。本日も引き続き、気鋭のシロートが「とまりん館」をひたすらウロウロします!(なんなんだ) 次は 2 階へ さて、北海道電力「泊原発」のすぐ近くにある「とまりん館」の話題を続けます。この建物は単に原発を PR するだけで…

北海道・東北の旅 2010/夏 (103) 「10万年スパンの自転車操業」

「三航北国日誌」第 103 回です。本日も引き続き、気鋭のシロートが更に胡散臭さ全開でお送りします! 原燃サイクルとかプルサーマルとか 原発関連の展示の中で、個人的に気になったものをピックアップしてご紹介します(というのも、自分が「ふーん」と思っ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (102) 「※この絵はコンピュータグラフィックです」

「三航北国日誌」第 102 回です。本日も気鋭のシロートが胡散臭さ全開でお送りします! 力道山は今いずこ 北電「泊原発」にほど近いところにある「とまりん館」の話題を続けます。 左に進めば、お決まりの?原発の仕組みに関する展示があるのですが、その前…

北海道・東北の旅 2010/夏 (101) 「『とまりん館』の内部に潜入!」

「三航北国日誌」第 101 回です。本日も気鋭のシロートが「ポスト原発」時代のビジョンを語ります。いや、騙ります、かな?(← 中の写真はありません 本日は、泊村にある「とまりん館」の話題なんですが、その前に…… 手前に見える、郵便局のような建物の話か…

北海道・東北の旅 2010/夏 (100) 「気鋭のシロートが虚実に迫る!(← 」

「三航北国日誌」第 100 回です。本日は、あろうことか気鋭のシロートが泊原発の虚実に迫ります!(← ニシン漁でウハウハな歴史に思いを馳せる 「神恵内村」を通り過ぎ、今度は「泊村」にやって来ました。 「鰊御殿とまり 入口 →」という看板がありますね。…