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旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (164)「探訪・北海道博物館(「ただしイケメンに限る」編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。ついに、最後のテーマである「生き物たちの北海道」の展示です。 エゾシカの活用法 北海道は、津軽海峡で本州と隔てられていたこともあり、本州とは異なる生物相が見られます。本州では見られない生物…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (163)「探訪・北海道博物館(懐かしの「たくぎん」編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。「高度経済成長の時代」の 2 つ目のトピックが「くらしの大変化」です。 よく見ると、「北海道開拓記念館(現在の北海道博物館)が誕生した 1971(昭和46)年は」とあります。そして文末には「北海道の…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (162)「探訪・北海道博物館(夢の大衆車編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。「アジアの戦争と北海道」の 3 つ目のトピックが「日本敗戦から東西冷戦へ」です。 日本人が、沖縄以外にも国内のあちこちに米軍基地が存在する現実に違和感を持たなくなって久しいですが、「どうして…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (161)「探訪・北海道博物館(昭和の15年戦争編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。今年中に終わり……ますよね?(誰に聞いている)「アジアの戦争と北海道」の 2 つ目のトピックが「昭和の15年戦争」です。 パネルの左に額に入った原稿用紙が展示されていますが、「小林多喜二の朱書き…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (160)「探訪・北海道博物館(かなり空気が澄んでいるとき限定!編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。日に日にサブタイトルがアレなのは……いつものことですね。 展望テラス 第 3 テーマ「北海道らしさの秘密」を出たところに「情報デスク」があり、その隣に「2F 交流ゾーン」という場所があったのですが……

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (159)「探訪・北海道博物館(地名って、おもしろいかも?編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。昨日の記事では紹介しそびれてしまったのですが、「開拓使号客車」の横にはこんな展示もありました。 北海道の開拓、特に交通路の開削に囚人が労働力として用いられたことは有名かと思います。ただ、犠…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (158)「探訪・北海道博物館(鉄分多めの方に編)」

「北海道博物館」の総合展示室(2F)の話題を続けます。今更ですが第 3 テーマ「北海道らしさの秘密」の最初のサブテーマ「自然の恵みとともに」です。 大地に生きる 「はばたく! 北海道ブランド」の次のトピックが「大地に生きる」です。 これは「1898(明…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (157)「探訪・北海道博物館(そして二階へ編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。第 2 テーマ「アイヌ文化の世界」の次は、階段とエスカレーターが待っていました。 エスカレーターの脇には 2F の案内が。 2F には、第 3 テーマ「北海道らしさの秘密」、第 4 テーマ「わたしたちの時代へ」…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (156)「探訪・北海道博物館(東へ西へ編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。第 2 テーマ「アイヌ文化の世界」には「1. 現在を知る」「2. 伝統を学ぶ」「3. ことばを聴く」そして「4. 歩みをたどる」の 4 つのサブテーマがありますが、諸般の事情(単に順序を間違えただけだよね)で 1.…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (155)「探訪・北海道博物館(歩けない編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。第 2 テーマ「アイヌ文化の世界」の一角に「アイヌ文化 Q&A」というコーナーがありました。 その中には「東北地方にもアイヌ語に由来する地名がある、というのは本当ですか?」という質問も。その答はご覧の通…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (154)「探訪・北海道博物館(気になる天パーの少年編)」

「北海道博物館」の総合展示室は「第 1 テーマ」から「第 5 テーマ」に分かれています。」「第 1 テーマ」が「北海道 120 万年物語」で、その中が更に 4 つ(だったと思う)のサブテーマに分割されています。 さまざまな移住者 「人類の時代へ」「北海道独自…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (153)「探訪・北海道博物館(知られざる民族編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「人類の時代へ」「北海道独自の文化へ」「蝦夷地のころ」の次は「蝦夷地から北海道へ」と題された展示に移ります。 ちなみに手前に見えているのはお子様ランチ……ではなく、「開拓使札幌本庁舎」の模型です。…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (152)「探訪・北海道博物館(和人との戦い編・双六編)」

今週も懲りずに「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「蝦夷地のころ」と題された展示の 1 番目が「日の本・唐子・渡党」、2 番目が「アイヌ民族と松前藩」、3 番目が「蝦夷地の産物コレクション」で、そして次が…… 「シャクシャインの戦い」です…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (151)「探訪・北海道博物館(日の本・唐子・渡党編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。樺太からやってきた人びとは「オホーツク文化」と呼ばれる独自の文化を育みましたが、数世紀の後に本州系の「擦文文化」と交わり、やがて発展的解消を遂げることになります。 「トビニタイ土器」は「オホーツ…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (150)「探訪・北海道博物館(巨大土偶編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。木古内町・札苅遺跡の往時の姿を復元したジオラマが展示してあったのですが…… ご覧の通り、かなり精巧なジオラマです。 そして、集落のあたりをよーく見てみると…… うわっ! 巨大な土偶がっ! ぜんぶガラスの…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (149)「探訪・北海道博物館(オペラ座の怪人編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「ナウマンゾウ」と「マンモス」の骨格標本が対峙する後ろには、液晶ディスプレイがいろいろなことを教えてくれていました。まずは「緯度」ですが…… 「意外と『北』ではない」というのはまさにそのとおりで、…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (148)「探訪・北海道博物館(内壁編)」

「北海道博物館」の建物の中にやってきました。レンガ積み風の内壁が印象的ですが、これは随分とリアルなものに見えます。本物のレンガ積みなんでしょうか。 吹き抜けに掲げられたタペストリーは、北海道のマークをあしらったものです。どれも違和感のないデ…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (147)「探訪・北海道博物館(バス停編)」

北海道博物館の「一般車駐車場」が満車だったので、手前の第 2 駐車場?に車を停めて、博物館まで歩くことにしました。まぁ、歩くと言っても距離は知れているのですけどね(7~80 m くらい) ということで、満車だった「一般車駐車場」の前にやってきました…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (146)「消された『開拓の』文字」

江別市の大麻(おおあさ)を抜けて、札幌市に入ります。 札幌市のカントリーサインは「時計台」なんですね。頑張って補正してみましたがこれが限界のようです……(すいません)。 厚別区に入ったあたりから、左右の店の数がグッと増えた印象があります。JR 函…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (145)「大麻なう」

国道 12 号で札幌は厚別方面に向かいます。ずっと左右に店などが連なっていたのですが、急にまわりに緑が目立つようになりました。このあたりで JR 函館線をオーバークロスしている筈なのですが、全然そんな風には見えないですね。 右は(防風林の向こう側に…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (144)「工場直売 釜出し価格」

国道 12 号の手前を走る、JR 函館線の踏切が見えてきました。標識は古式ゆかしい蒸気機関車のシルエットのものです。 踏切を渡った先がいきなり国道 12 号なのですが…… この交叉点、なんと信号がありません。その理由ですが、下手に信号をつけてしまうと、う…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (143)「謎の青看板」

国道 337 号を北北西に向かい、江別市に入りました。 ちゃんとカントリーサインがあるのですが、手前に「曲線半径 80 m」の標識などがあって、若干見づらいのがちょっと残念な感じです。 右往左往はこれが最後? 道央道の江別東 IC へは、200 m 先を右折との…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (142)「南幌ニュータウン 分譲受付中」

牛に引かれて……ではなくジェイ・アール北海道バスに引かれて「旧夕張川」を渡ります。 ここから先は、なんと……南幌町です!(またか) 至って江別 道道 337 号を北北西に向かって進みます。十字路の上にはちょっと懐かしい感じのする青看板があったのですが……

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (141)「銀座南1丁目7」

道道 3 号「札幌夕張線」を西に向かって車を走らせます。丘を登りきって長沼町に入りました。 こんなカントリーサインなんですが……はてさて一体どういう意味が(気になるけど調べない)。 大抵の人は風呂に入る 由仁町には「ユンニの湯」がありましたが、長…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (140)「『ゆにガーデン』と『ユンニの湯』」

道道 3 号「札幌夕張線」沿いの「ヤリキレナイ川」の看板の脇には、ゴルフ場やキャンプ場、ジンギスカン屋さんなどありとあらゆる(言い過ぎ)看板が立ち並んでいました。これは一度足を運んでみる(車を走らせてみる、が正解ですが)価値がありそうです。 …

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (139)「探索・ヤリキレナイ川(看板編)」

「ロングラン盆踊り」が絶賛開催中だった由仁駅の駅前広場から、正面に見える道を進みます(神社から駅に出るときに少しだけ通った道です)。右側のお店は「たばこ」を全面的にプッシュしていますが、よく見ると「つり具」と書いてあったりするので油断なり…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (138)「探索・ヤリキレナイ川(登橋編)」

道内はおろか、国内でも有数の知名度を誇る(言い過ぎ)「ヤリキレナイ川」沿いを歩きます。 「ヤリキレナイ川」と記された立派な銘板のついた橋は、道道 694 号の終点(道道 477 号との交叉点)につながる町道(だと思う)が通っています。 ちなみにこの橋…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (137)「探索・ヤリキレナイ川(旧・由仁小学校編)」

由仁町にやってきました。どこか車を停められる場所が無いかな……ということで、道道 477 号「滝下由仁停車場線」をふらっと右折してみたところ…… お、前方に鳥居が見えますね。 鳥居の横には「郷社由仁神社」と刻まれた石柱が見えます。社殿は少し高台にある…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (136)「あの看板はどこへ行ってしまったのですか」

道道 694 号「北長沼由仁線」で由仁町に向かいます。見通しのいい田園地帯を真っ直ぐ突っ切る道路だったのが、いきなり林の中に入ると、そこは…… 由仁町でした。ちなみにカントリーサインはこんなデザインです。 ところで、何なんでしょうこちらは。ムカデの…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (135)「YOU もバスに乗っちゃいなよ」

南幌町は旧夕張川を渡るまでで、川を渡った先は長沼町です。いやー、見事な逆光ですね……(汗)。 ということで、毎度おなじみ補正のお時間です。ベースは同じ写真ですが、割といい感じに補正できたのではないでしょうか。 アンデス原産との噂の 長沼町に入っ…