Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

新潟県

「日本奥地紀行」を読む (76) 津川(阿賀町) (1878/7/3)

今日からは、1878/7/4 付けの「第十五信」(初版では「第十八信」)を見ていきます。イザベラは、津川から新潟まで阿賀川を下ることにしたようです。 急ぎ 津川の宿からの出立は、想定外に慌ただしいものになったようです。 新潟行きの船は八時に出ることに…

「日本奥地紀行」を読む (75) 津川(阿賀町) (1878/7/2)

1878/7/2 付けの「第十四信」(初版では「第十七信」)を見ていきます。初版の「完全版」では漆に関する話題に脱線していましたが、ようやく純粋な旅行記に戻るようです。 津川の宿屋 イザベラ一行は津川(阿賀町)に投宿しました。宿屋は混雑していたものの…

「日本奥地紀行」を読む (74) 津川(阿賀町) (1878/7/2)

1878/7/2 付けの「第十四信」(初版では「第十七信」)を見ていきます。イザベラ一行は津川(阿賀町)に到着した……と思われます。 漆の木 日本奥地紀行「普及版」ではカットされた話題が続きます。続いては「漆の木」についての話題です。 漆の木 Rhus v. は…

「日本奥地紀行」を読む (73) 宝川(西会津町)~八木山(阿賀町) (1878/7/2)

1878/7/2 付けの「第十四信」(初版では「第十七信」)を見ていきます。イザベラ一行は車峠の宿を出発し、津川(阿賀町)を目指します。 ひどい道路 眺めの良い部屋でオフを過ごしてリフレッシュした筈のイザベラ姐さんですが、翌朝は……平常運転と言いますか…

新十津川→京都 1568.9 km (26) 「新津→上越妙高(131.5 km)」

特急「しらゆき 6 号」は新津を出発すると、加茂、東三条、見附、長岡と停車してゆきます。新潟から長岡までは 63.3 km ですが、ぴったり 50 分で走ります。新幹線だと最速で 19 分ですが(汗)。 イオンド大学は関係ありません「柏崎」 長岡を出発して、宮…

新十津川→京都 1568.9 km (25) 「新潟→新津(15.2 km)」

新潟駅からは特急「しらゆき 6 号」で上越妙高に向かいます。所要時間は 1 時間 59 分の予定ですが、新潟も上越妙高も同じ県内なんですよね。広いですよね新潟って……。 ホームの先にあるホームへ 特急「しらゆき 6 号」は 8 番線から出発するのですが、昨日…

新十津川→京都 1568.9 km (24) 「新潟(1,016.0 km 地点)」

新十津川から新潟までの 1,016.0 km を、17 時間 36 分かけて移動してきました。 5434D 新十津川 19:22 → 石狩当別 20:53642M 石狩当別 21:13 → 札幌 21:53202 札幌 22:00 → 青森 5:39 5:45(急行「はまなす」)2042M 青森 5:43 5:50 → 秋田 8:22 8:33(特急…

新十津川→京都 1568.9 km (23) 「新発田→新潟(27.3 km)」

羽越本線と白新線の乗換駅である「新発田駅」にやってきました。特急「いなほ 8 号」は、新発田から白新線を経由して新潟に向かいます。 新発田駅の開業は 1912 年(大正元年)と言いますから、この時もう 102 歳だったことになりますね。言われてみるとホー…

新十津川→京都 1568.9 km (22) 「村上→新発田(33.4 km)」

新潟行きの「いなほ 8 号」は、定刻……よりもほんのちょっと(1 分弱?)早く村上駅に到着しました。凄いすごい! 数分の遅れを見事に取り戻してきたのは素直に凄いなーと思うのですが、それ以上にこの建物が気になってしまってですね……。 一体何が「日本で二…

寝台特急「あけぼの」乗車記 (8) 「運転停車」

運転停車 寝台特急「あけぼの」は、日付が変わって 1 時過ぎに、長岡駅に到着しました。 時間も時間なので、客扱いの無い「運転停車」です。高崎から長岡までの終電という需要は無いのかな? と思ったりもしたのですが、高崎を 10 分ほど前に出る新幹線に乗…

磐越西線の旅(最終回)

「SL ばんえつ物語」号が停車する五泉駅ですが、 レトロ風な駅名標の隣に、何やら写真が飾ってあります。 左の二枚は、かつての「蒲原鉄道」の写真でしょうか。右の二枚は JR の車両っぽいですね。せめてキャプションがあれば助かるのですが……。 TYO って何…

磐越西線の旅(その12)

五十島駅を出発して、向こう岸のスノーシェッドを眺めているうちに、次の東下条駅が近づいてきました。ちなみに「東下条」と書いて「ひがしげじょう」と読ませます。変わった読み方ですね。その、変わった読み方の東下条駅がこちらなのですが…… 読み方が風変…

磐越西線の旅(その11)

題名をようやくソフトランディングさせてみました。さて。会津若松を出発しておよそ 1 時間半ほどが経過して、津川駅に到着しました。津川は阿賀町(あがまち)の中心地ですが、町を流れる川は「阿賀川」ではなく「阿賀野川」になっています(新潟県に入ると…

春の只見線 (終) 「小出・浦佐」

気がつけば 18 回目になっちゃいましたが、「春の只見線」は今日で最終回です。 小雪の舞う上越線 16:56 に小出駅に到着しました。ここから浦佐まで上越線で移動して、浦佐からは新幹線で帰ります。 小出駅の上越線ホームは、そこそこの長さの屋根がついてい…

春の只見線 (17) 「復路編 上条・越後須原・魚沼田中・越後広瀬・藪神・小出」

入広瀬駅と上条駅の間で、今度は国道 252 号線をオーバーパスします。 ご覧の通り、すっかりアスファルトが見えていますね。もうこのあたりでは通行にほぼ支障の無いレベルまで雪が少なくなっているようです。 上条駅 上条駅に到着しました。 小さいながらも…

春の只見線 (16) 「復路編 柿ノ木・入広瀬」

大白川駅を出発しておよそ 6 分ほどで、もうすぐ全ての定期列車が通過になってしまう柿ノ木駅に到着です。 往路では、知らない乗り鉄さん?がフレームインしてしまいましたが、今度はいい感じに撮影できました。あ、駅舎も撮影できましたよ。動く車内からの…

春の只見線 (15) 「復路編 大白川」

只見駅を出発して、今度こそ田子倉駅の姿をカメラに収めよう……とスタンバイしていたのですが、何しろトンネルとトンネルの間の一瞬で通過してしまうものですから、結局一枚も撮影できず。ちと残念な結果に終わりました。 県境の豪雪地帯 さて。田子倉トンネ…

春の只見線 (10) 「大白川・田子倉」

小出発只見行きの普通列車が大白川駅を出発しました。 小出を出発してから 50 分近くが経過していたので、乗客の皆さんも少しずつだれてきたようですね(笑)。 雪に埋もれる国道 大白川までは破間川沿いを走ってきましたが、大白川からは支流の末沢川沿いを走…

春の只見線 (9) 「入広瀬・柿ノ木・大白川」

除雪車もスタンバイしている入広瀬駅には、とても立派な駅舎があるのですが、これでなんと無人駅なのだとか。 ちなみに、駅舎には「祝只見線小出大白川間開通70周年」とあります。意外と歴史があるんですね……。入広瀬駅の一日平均乗車人員は、2008 年の調べ…

春の只見線 (8) 「越後須原・上条・入広瀬」

3 月の魚沼地方は、積もりに積もった雪が満期を迎えていました(汗)。車窓には雪下ろしに精を出す方々の姿も。 魚沼田中駅から 7 分ほどで越後須原駅に到着です。 動く車内からの撮影は難しいですね……。ピントが合ってないのは Sony のデジカメの操作に慣れ…

春の只見線 (7) 「藪神・越後広瀬・魚沼田中」

只見行きの普通列車は、魚沼盆地を北東に進んでいきます。 それにしても、すごい積雪量ですね……。藪神駅に到着しました。駅名標の埋もれ具合で積雪量を実感いただけるかと思います。 なかなか立派な待合室もありました。 埋もれそう…… 薮神駅の次は越後広瀬…

春の只見線 (6) 「小出」

小出発只見行きの普通列車の車内は、これまた懐かしい感じのボックスシートです。 天井にはもちろん……扇風機だけ。 扇風機のスイッチも、これまた懐かしいですね。 向きを間違える 次の駅は……「藪神駅」ですね。あ、進行方向間違えて座ってた! というわけで…

春の只見線 (5) 「土樽・越後中里・越後湯沢・六日町・小出」

「国境の長いトンネル」を抜けて、土樽駅に到着しました。 うっひゃー……。もう 3 月ですが、どう見ても真冬ですねこれは。 雪で埋まりそうな…… 越後中里に到着しました。 ……(汗)。ホームが雪に覆われています。いや、雪で埋まりそうな勢いです。 小出に到…

北海道・東北の旅 2010/夏 (176) 「日本一のスキー地蔵は幻だったか」

「三航北国日誌」第 176 回です。またしても平常運転に戻ります。ラス日の話題なので、もう少々お付き合い下さい。 発想の転換 信濃川沿いに、国道 117 号線を飯山に向かいます。 前方に、何やら新幹線のような高架が見えてきましたが、これは新幹線ではなく…

北海道・東北の旅 2010/夏 (175) 「柿の種、しかも試供品」

「三航北国日誌」第 175 回です。今日は非常に限られたエリアの話題をお届けします。 柿の種、しかも試供品 越後川口 SA にてガソリンを満タンにした後、ドライバーにもエネルギー補給を……ということで。レストランに入りました。で、出てきたのが…… 柿の種…

北海道・東北の旅 2010/夏 (174) 「越後川口 SA のできるお兄さんの話」

「三航北国日誌」第 174 回です。ここからはぴゃーっと安全第一です(意味不明)。 ごーうぇーっす♪ 新潟亀田 IC からは、高速道でぴゃーっと西に向かいます。ごーうぇーっす♪ 新潟中央 JCT からは「北陸自動車道」ですね。意外に思われる方もいらっしゃるか…

北海道・東北の旅 2010/夏 (173) 「最終日スタート」

「三航北国日誌」第 173 回です。……まだ続いてます、はい。 最終日、Day 8 ! ついに「史上最大!第 30 回アメリカ横断……」じゃなくて、「北海道・東北の旅 2010/夏」も Day 8 すなわち九日目にして最終日となりました。Day 8 は新潟からおうちに向けてまっし…

Bojan のホテル探訪~「ホテル日航新潟」編(おしまい)

「ホテル日航新潟」編も今日でラスト……だといいな(←)。 バス・トイレ 今回は「すし券」に気を取られたか、バス・トイレの話題にまだ触れていませんでした。えーと、こんな感じです。 自分で言うのもおかしな話なんですが、今回はどうにも写真の出来が良く…

Bojan のホテル探訪~「ホテル日航新潟」編(つづき)

「ホテル日航新潟」の第二回です。今回は何を思ったか「プラン名:みなとまち新潟で寿司を極める!新潟すし三昧『極み』」などというプランを選んでしまったので、手元になぜか「すし券」3,000 円相当分が。地図ももらったのですが、どこに行けばいいのかさ…

Bojan のホテル探訪~「ホテル日航新潟」編

はい。というわけで、新潟市は万代島の「ホテル日航新潟」にやってきました。 まずはフロントに向かいましょう。 おおー、これはまた開放感のある造りですね……! みなとまち新潟で寿司を極める! 部屋の紹介に入る前に、プランの紹介から……。今回はちょいと…