Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

札幌市

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (153)「探訪・北海道博物館(知られざる民族編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「人類の時代へ」「北海道独自の文化へ」「蝦夷地のころ」の次は「蝦夷地から北海道へ」と題された展示に移ります。 ちなみに手前に見えているのはお子様ランチ……ではなく、「開拓使札幌本庁舎」の模型です。…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (152)「探訪・北海道博物館(和人との戦い編・双六編)」

今週も懲りずに「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「蝦夷地のころ」と題された展示の 1 番目が「日の本・唐子・渡党」、2 番目が「アイヌ民族と松前藩」、3 番目が「蝦夷地の産物コレクション」で、そして次が…… 「シャクシャインの戦い」です…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (151)「探訪・北海道博物館(日の本・唐子・渡党編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。樺太からやってきた人びとは「オホーツク文化」と呼ばれる独自の文化を育みましたが、数世紀の後に本州系の「擦文文化」と交わり、やがて発展的解消を遂げることになります。 「トビニタイ土器」は「オホーツ…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (150)「探訪・北海道博物館(巨大土偶編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。木古内町・札苅遺跡の往時の姿を復元したジオラマが展示してあったのですが…… ご覧の通り、かなり精巧なジオラマです。 そして、集落のあたりをよーく見てみると…… うわっ! 巨大な土偶がっ! ぜんぶガラスの…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (149)「探訪・北海道博物館(オペラ座の怪人編)」

「北海道博物館」の総合展示室の話題を続けます。「ナウマンゾウ」と「マンモス」の骨格標本が対峙する後ろには、液晶ディスプレイがいろいろなことを教えてくれていました。まずは「緯度」ですが…… 「意外と『北』ではない」というのはまさにそのとおりで、…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (148)「探訪・北海道博物館(内壁編)」

「北海道博物館」の建物の中にやってきました。レンガ積み風の内壁が印象的ですが、これは随分とリアルなものに見えます。本物のレンガ積みなんでしょうか。 吹き抜けに掲げられたタペストリーは、北海道のマークをあしらったものです。どれも違和感のないデ…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (147)「探訪・北海道博物館(バス停編)」

北海道博物館の「一般車駐車場」が満車だったので、手前の第 2 駐車場?に車を停めて、博物館まで歩くことにしました。まぁ、歩くと言っても距離は知れているのですけどね(7~80 m くらい) ということで、満車だった「一般車駐車場」の前にやってきました…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (146)「消された『開拓の』文字」

江別市の大麻(おおあさ)を抜けて、札幌市に入ります。 札幌市のカントリーサインは「時計台」なんですね。頑張って補正してみましたがこれが限界のようです……(すいません)。 厚別区に入ったあたりから、左右の店の数がグッと増えた印象があります。JR 函…

アイヌ語地名の傾向と対策 (643) 「ペケレット沼・釜谷臼・烈々布」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ペケレット沼 peker-toska明るい・土手 (典拠あり、類型あり) 茨戸川(旧・石狩…

アイヌ語地名の傾向と対策 (642) 「篠路・茨戸・伏籠川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 篠路(しのろ) sum-woro?鍋・水に浸す sino-or-o??1本当に・水・多くあるsin-not…

アイヌ語地名の傾向と対策 (641) 「発寒・琴似・小別沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 発寒(はっさむ) hacham?サクラドリ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 紅…

アイヌ語地名の傾向と対策 (640) 「星置・三樽別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 星置(ほしおき) pes-poki(水際の)崖・その下 (典拠あり、類型あり) 手稲区…

新十津川→京都 1568.9 km (6) 「急行『はまなす』乗車記 (1)」

急行『はまなす』乗車記 (1) とうとう、題名の中に題名を含めてしまうという荒業に手を出してしまいました(すいません)。しばらく旅に出ていたものですから、前回から随分とお久しぶりになってしまいました(前回の記事はこちらです)。 青い客車 青森行き…

新十津川→京都 1568.9 km (5) 「石狩当別→札幌(27.5 km)」

石狩当別駅の 3 番のりばで札幌行き 642M の到着を待ちます。そう言えば当別も伊達家が開拓した土地なんですよね。 北海道医療大学発の札幌行き 642M が入線してきました。 早速車内へ……うわぁお! まぁ、土曜日の夜 9 時に当別から札幌に向かおうとする人は…

札沼線各駅停車の旅 (3) 「篠路・拓北・あいの里教育大・あいの里公園」

篠路駅(G08) 百合が原駅から 3 分ほどで、次の篠路です。書き出しのテンプレ化が完成した感がありますね(汗)。篠路(しのろ)は札幌・新琴似に続くアイヌ語由来の駅名ですね。始発駅の札幌を含めて 8 駅中 3 駅(37.5 %)というのは、道内におけるアイヌ…

札沼線各駅停車の旅 (2) 「桑園・八軒・新川・新琴似・太平・百合が原」

札幌発北海道医療大学行きの 595M は、定刻の 16:20 に札幌を発車しました。3 分ほどで次の桑園(そうえん)に到着です。 桑園駅(S02) 桑園駅の前身は 1913 年に開業した仮乗降場「競馬場前」で、札幌競馬が開催されている時だけ客扱いをしていたのだそう…

札沼線各駅停車の旅 (1) 「札沼線の数奇な歴史」

札沼線は、札幌(厳密にはお隣の桑園が起点ですが)から新十津川までを結ぶ JR 北海道の鉄道路線です。最近は「学園都市線」という名前が全面的に使われているため、「札沼線」という名前は忘れ去られつつありますが、もともとは「札幌」と「石狩沼田」の間…

寝台特急「北斗星」乗車記 (2) 「奇跡的な一枚」

奇跡的な一枚 17:03 分に寝台特急「北斗星」が 4 番線に入線してきました……という話は昨日の記事にも書いていますが、ええと、まぁ、そのですね……(何なんだ)。 大変残念なことに、たまたま隣に並んでいた人にフォーカスが合ってしまっていますね。続いての…

寝台特急「北斗星」乗車記 (1) 「札幌駅にて」

札幌駅にて はい。えーと、そういうわけでして……。わざわざ各停で根室まで行ったのに、翌朝すぐにとんぼ返りしたのは、札幌から「北斗星」に乗るためだったのでした。「北斗星」の発車は 17:12 なのですが、念のため、ちょいと早め(16:50)に札幌駅に戻って…

函館~根室 各駅停車の旅(番外編)#15 「札幌到着!」

一路、札幌へ 札幌行きの「スーパーおおぞら 8 号」は南千歳を出発しました。次の千歳……は、停車しないんですね(汗)。 これは新札幌を過ぎたあたりでしょうか。もうすっかり大都会ですね。 今週の間違い探し 予定到着時分だった 15:15 になりました。遅れ…

函館~根室 各駅停車の旅 (16) 「森林公園・大麻・野幌・高砂・江別・豊幌・幌向・上幌向・岩見沢」

森林公園駅(A05) 厚別を発車すると、3 分ほどで次の森林公園に到着します。いかにも「最近増設しました」という雰囲気がプンプンと漂う駅名ですが、開業は 1984 年とのことですから、なんと、もう 30 周年を迎えるのですね……(汗)。駅の東側に「野幌森林…

函館~根室 各駅停車の旅 (15) 「札幌・苗穂・白石・厚別」

札幌駅(01) さて、朝になりました! これから各駅停車で根室まで向かいます。 まだまだ眠い時間ですが、今日も列車を一本逃すと大変なことになる旅が続きます。そそくさとホテルをチェックアウトして、改札に向かいましょう。 この日最初に乗車するのは、…

Bojan のホテル探訪~「JRタワーホテル日航札幌」編(おしまい)

恒例のバスまわり それでは、恒例のバスまわりを見て行きましょう。バリアフリーっぽい引き戸を開けると…… トイレと、そして洗面台が。バスは別室のようですね。 シングルにしては十分なサイズの洗面台ですね。 混合水栓はシングルレバータイプです。資生堂…

Bojan のホテル探訪~「JRタワーホテル日航札幌」編(つづき)

そうそう、デスクはポットやティーセットの置き場を兼ねているのでちょいと雑然とした感じが……などと書きましたが、電気ポットの陰にはこんなものがありました。 電源(コンセント)なのですが、最初から 3 分配のタップが備え付けられていました(色もしっ…

Bojan のホテル探訪~「JRタワーホテル日航札幌」編

ひたすら移動が続いてさすがに疲れたので、この日のお宿は札幌駅に(おそらく)一番近いであろう、こちらのホテルにしてみました。 まずはチェックイン 改札を抜けて、屋内をちょちょいと歩くこと数分…… JRタワーホテル日航札幌に到着です。いやー、さすがに…

函館~根室 各駅停車の旅 (14) 「小樽・南小樽・小樽築港・朝里・銭函・ほしみ・星置・稲穂・手稲・穂積公園・発寒・発寒中央・琴似・桑園・札幌」

小樽駅(S15) 長万部から 2949D に揺られて 3 時間弱、さすがにお腹が空きました。改めて列車番号を見てみると「肉欲」でしたね(汗)。というわけで(どんなわけだ)、駅の中にあるバーガーキングに飛び込んでハンバーガーをパクついたのでした。今知った…

道東の旅 2013/春 (36) 「驚きの札幌南料金所」

札幌南本線料金所にて 道央自動車道を南へ向かいます。次は札幌南の本線料金所ですね。 札幌南の本線料金所が見えてきました。ETC レーンは右と左に一つずつあるようなので、右のレーンに向かいましょう。 ゆっくりと減速して……通過します。 すると……うわっ…

道東の旅 2013/春 (35) 「道路交通法第 71 条の 3 により」

混雑する札幌新道 北郷 IC に向かうために、まずは札幌新道に合流しようとしたのですが…… おっと。意外と混んでますね。車列の間にスペースを空けてもらって、そこに入れてもらうことになりそうです。 意外と使える高架下 2~3 分ほどノロノロ走行しているう…

道東の旅 2013/春 (34) 「札幌 JCT を南へ」

この道はいつか来た道 時計台の前を通り過ぎた後は、そのまま「北 1 条・雁来通」を東へ向かい…… 環状北大橋で豊平川を渡って、菊水元町に向かいます。 何のことは無い、このルート、前の日に来た道を律儀に戻っているだけです。……そろそろ新しい道も覚えな…

道東の旅 2013/春 (33) 「そうだ kitaca 買おう」

ヨドバシカメラに向かったその訳は 弘南堂書店でちょいとお買い物を済ませた後は、札幌駅のすぐ近くにあるヨドバシカメラへ。 これは途中で見かけたお店?なのですが、「野菜居酒屋」というのはなかなか斬新ですね。さて。わざわざヨドバシカメラに行ったそ…