Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

沙流郡平取町

利尻・礼文の旅 2012/夏 (227) 「漆黒の闇」

旅の恥を更に上塗り さて。18 時を回ってすっかり日が暮れてしまったのですが、浜厚真のフェリーターミナルには 22 時半までに到着すれば良い……ということで、時間が余ってしまいました。 実は、こうなる(時間が余る)予定であることを豊糠の「くまさん荘」…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (226) 「川向小学校(跡)」

平取町めぐり 運の良かったことに、懸案だった?フロントナンバープレートの装着があっさりと片付いてしまったので、平取町荷菜(にな)から川向(かわむかい)に行ってみることにしました。 沙流川にかかる「荷菜大橋」を渡ります。 荷菜や去場(さるば)の…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (225) 「前の車、止まりなさい!」

ミニパトは見た! 平取町貫気別にやってきました。貫気別と書いて「ぬきべつ」……で合ってますよね。なんか、つい「ぬっきべつ」と読みたくなるのですが。 貫気別からも、額平川沿いに荷負に向かいます。途中でパトカーとすれ違います。 荷負で国道 237 号線…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (224) 「宿主別橋いまむかし」

実はこの橋の名前がわかりません 道道 638 号線を平取町豊糠から芽生(めむ)に向けて走っていると、ダム関連の事業なのか、ところどころ工事中の新道が見えるところがあります。「徐行」の文字が光りますね。 新しい橋はあらかた出来上がっているように見え…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (223) 「豊糠」

幌尻岳への道は険しく 平取町豊糠の「くまさん荘」にて小一時間ほどお邪魔した後、せっかくなので幌尻岳方面に向かって車を走らせ始めましたが、しばらく走っているうちに…… ダート路になってしまったので、ここはおとなしく撤退することとしました。 「とよ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (222) 「『くまさん荘』にアポ無し訪問!」

まるで古葉監督のように 道道 638 号「宿志別振内停車場線」の「桂峠」を抜けて、豊糠へと向かっていたのですが…… ここで再びキタキツネと再会。 まるで古葉監督のようにこちらを眺めていました。 あっちは幌糠であっちは貫気別 さて……峠を下りると豊糠です…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (221) 「道道あるある」

道道あるある さてさて。次のアポまで少し時間があるので、平取町豊糠に行ってみることにしました(まだ未踏の地だったので……)。 まずは「夜間の除雪はしていません」が出ました。まぁ、これは基本中の基本。この程度で動揺していてはいけません。 懐かしの…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (220) 「振内にてプチ・オフミ」

一旦停止、安全よーし! 平取町振内の「振内橋」にやってきました。すると前を走っていた「液化窒素」のトレーラーが何やらスローダウンしてしまい…… 停まってしまいました。そう、この橋は幅員がかなり狭く、大型車同士では離合が困難なのです。 この狭い橋…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (219) 「わわっ(汗)」

平取町へ 日高町と平取町の町境に程近い「竜門橋」にやってきました。立派なワーレントラス橋ですね。 ちょうど橋を渡ったところで平取町に入ります。 余った水? 平取町に入ってから 5 分ほど走ったところで、「送水橋」なる橋を見かけました。どうやら岩知…

道東の旅 2011/春 (193) 「絶品ヤマメの『仁世宇園』へ」

平取町某所へ さてさて。二風谷から国道 237 号線を遡ること少々で…… はい。平取町某所にやってまいりました。 熱烈歓迎? とりあえず、ビニールハウスの前に車を停めて……。おっと誰か来たようだ。 わざわざのお出迎え、誠におそれ入ります。そう、この日は…

道東の旅 2011/春 (192) 「とりあえず二風谷」

とりあえず二風谷 平取本町を離れて、向かった先は…… はい。ご存じ「二風谷」です。この交差点を右(山手)に行けば萱野さんの博物館があるのですが…… 今回は左へ。たくさんのチセ(復元家屋)が並んでいます。 「二風谷工芸館」へ というわけで、「平取町立…

道東の旅 2011/春 (191) 「静かな散策、終了」

小川を渡る小径 学校林の遊歩道を散歩していると、また、別の小川が見えてきました。 遊歩道はこの小川も越えているのですが、先ほどのような立派な橋ではなく、土手に土管を通しただけの単純な構造のものです。 この「橋」の上から上流を眺めてみると…… 「…

道東の旅 2011/春 (190) 「静かな散策は続く」

カンボクは「灌木」に非ず 北海道は沙流郡平取町、平取本町の「学校林」を散策したときの話です。 何やら、また案内板がありますね。拡大してみましょう。 ふむふむ。「灌木」ならぬ「カンボク」ですか。漢字だと「肝木」となるそうです。 人工の川か、自然…

道東の旅 2011/春 (189) 「それは "Innuendo"」

春を待つ 平取本町にある「保安林」を散策しています。まだ、ようやく春が訪れようかとする季節なので、森の木々も寒々とした姿のままですね。 ちなみに、この木は…… 「イヌエンジュ」と言うそうです。フレディ・マーキュリーを彷彿をさせますね(違)。 仁…

道東の旅 2011/春 (188) 「慎ましく咲き誇る」

電波に誘われて さて。びらとり和牛の店「くろべこ」でお昼をいただいた後、次なる目的地に向かいます。こちらです。 はい。「平 取 本 町」の文字が光ります。これは NTT ドコモさんの基地局か何かだと思うのですが、何を目当てにこんなところに来たかと言…

道東の旅 2011/春 (187) 「紫雲古津のあのお店」

北東から南西へ 「振内鉄道記念館」の野外展示?を後にして…… 国道 237 号線を、南西へ向かいます。 平取と言えば、やっぱり「二風谷」なんですが…… あっさりと通過して、先へ先へと急ぎます。相変わらず大型車が多いですね……。 紫雲古津のあのお店 平取本町…

道東の旅 2011/春 (186) 「D51 は D51 では無い」

曰くありげな「D51-23」 「振内鉄道記念館」の屋外に展示?されている「D51-23」についての話題です。 はい。ご覧の通り、結構サビが広がっていて、少々残念な状態なのですが……。 「D5123」の写真 さて、Wikipedia を見ていると、ちょうどありがたいことに「…

道東の旅 2011/春 (185) 「平取にあった 4 つの駅」

屋外展示見学記 えー、というわけで北海道は沙流郡平取町振内町にある「振内鉄道記念館」の話題を続けます。いや、「──記念館」の中には入れなかったので(休館日?でした)、屋外の展示?を見て回っただけなんですが。 旧客と駅名標 まず目に飛び込んできた…

道東の旅 2011/春 (184) 「振内鉄道記念館へ」

ハンドルを右に! 「2CV をお持ち帰りする」という所与の目的は達したのですが、次なるアポイントメント(実はあったんです)には、まだ少々時間があります。ということで…… とりあえず平取本町を目指す……前に!(またか) 右に曲がりましょう。インド人を右…

道東の旅 2011/春 (183) 「『山の駅』にてシトロエン 2CV 絶賛発売中でした」

豊糠への道は遠く 平取町振内町まで、あと数 km の地点にやってきました。左に曲がると豊糠に行けるのですが、今回は(今回も)スルーで。 対向車に触れない橋? 程なく、噂の(?)「振内橋」に到着です。 前方の大型トラックがセンターラインを跨いでいる…

道東の旅 2011/春 (182) 「岩知志=『六つの・ぼんのくぼ』?」

とりあえず平取へ 国道 274 号との交差点で信号を待っていたのですが、ようやく青になりました。さぁ、直進です。 ここから日高町の門別本町までは 64 km、平取(本町)までは 48 km です。 そして、やはりと言うべきか、トラックが集団を先導していますね………

アイヌ語地名の傾向と対策 (34) 「小平・額平・芽生・幌消末峰・振内・岩知志」

以前にも「平取町のアイヌ語地名特集」をやっているのですが、その続編?をお届けします。 おそろしくローカルな地図ですが、これは北海道は沙流郡平取町のいちぶです。 小平(こびら) ku-o-pira弓・をしかける・崖 (典拠あり、類型あり) 「鰊御殿」で有…

北海道・東北の旅 2010/夏 (57) 「党員募集中!」

「三航北国日誌」第 57 回です。長かった「平取編」も今回でおしまいです。 あとはひたすら北へ、北へ! 結局、「萱野茂二風谷アイヌ資料館」を出発したのは 15 時前のことでした。あとは旭川に向けてひたすら北上するだけです。ゴールデンウィークの時は「…

北海道・東北の旅 2010/夏 (56) 「緑のクマさんの『自然との共生の願い』」

「三航北国日誌」第 56 回です。本日は「自然との共生の願い」と「たいせつにしますプライバシー」をテーマに(どんなテーマだ)お届けします。 ここまで来るのに10万円、入場料は四百円 あ、念のため昨日のネタバレですが、「ここまで来るのに10万円、『び…

北海道・東北の旅 2010/夏 (55) 「ここまで来るのに10万円、『びらとり和牛』は数千円」

「三航北国日誌」第 55 回です。まだ四日目にして 60 回です。この調子で行けば完結?した頃には 150 回を超えるかも知れません(←)。いい加減なんとかしないといけませんね。 お店の名前です 紫雲古津の「イザベラ・バードが歩いた道」を後にして、一路、…

北海道・東北の旅 2010/夏 (54) 「Victorian Lady Traveler」

「三航北国日誌」第 54 回です。本日は、Victorian Lady Traveler として名高い「イザベラ・バード女史」の足跡をつけ回します……じゃなくて、辿ります。 ちょっと寄り道(またか) 平取町某所の「Y 電」をお暇して、振内の「じゃんけんぽん」を目指して北に…

北海道・東北の旅 2010/夏 (53) 「ほうもん!」

「三航北国日誌」第 53 回です。本日は、この上なく個人的かつ失礼な内容でお届けします(すいませぇん)。 いざ、Y 電へ! というわけで、約束の時間になったので、「Y 電」にお邪魔することにしました。 プライバシー保護のため(え)、画像には修正を入れ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (52) 「マンロー邸は絶賛非公開中!」

「三航北国日誌」第 52 回です。この日は「Y 電」にお邪魔する約束をしていたのですが、まだ予定の時間には 20 分ほどあったので、とりあえず Y 電の前をスルーして二風谷に向かうことにしました。 キース・ヘリング的 新たに「二風谷工芸館」なるものができ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (51) 「一面だけのピラミッドっぽい」

「三航北国日誌」第 51 回です。本日は「なんということでしょう!」連発の内容でお届けします(← 週末に終末論を語ってみる(← はい、昨日の記事の続きです。「宇宙友好協会」(CBA)は、1960 年から 1962 年にかけて「大洪水が起こる」という終末論を説き…

北海道・東北の旅 2010/夏 (50) 「トマト送れ、B」

「三航北国日誌」第 50 回です。本日は、UFO カルトの一例について、その歴史を紐解きます。「北海道と何の関係も無いじゃん」と思われた方、それはきっと正しいです(← オーストラリア・コモンウェルス銀行は関係ありません 平取町ハヨピラの地に謎の建造物…