Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

泰緬鉄道乗車記 2012/春

泰緬鉄道乗車記 (11) 「クワイ河マーチ」

列車は左へ左へ カンチャナブリー駅を出発すると、 線路は大きく左にカーブを描き、「クウェー河橋梁駅」に向かいます。 ……改めて見てみれば、出発する時は前から 3~4 両目に乗っていた筈なので、あきらかに客車の数が増えていますね。なんで気づかなかった…

泰緬鉄道乗車記 (10) 「カンチャナブリー到着」

カンチャナブリー到着 トンブリーを 7:50 に出発したナムトク行き 257 列車は、10:35 にカンチャナブリーに到着しました。 ここの駅舎も、赤い屋根と黄色い壁です。 "Welcome To Kanchanaburi" の文字が光りますね。 それもその筈で、カンチャナブリーの次の…

泰緬鉄道乗車記 (9) 「カンチャナブリーへは高速バスが便利」

マークシート式の功罪 ノンプラドックからカンチャナブリーに向けて、ナムトク行き 257 列車はひた走ります。ふと、車窓になにやら看板が見えてきました。 拡大してみますね。 うーん、これは何かの選挙のポスターでしょうか。記名式ではなくてマークシート…

泰緬鉄道乗車記 (8) 「目を楽しませる原色の風景」

世界に羽ばたけ日本の農機! 刈り取りの終わった田んぼ?で農機を見かけました。 よーく見てみると…… 「くぼったー♪」の文字が。頑張れ日本企業! 鴨川の法則 あぜ道に屯する鳥の姿も。 鴨川ばりに(ほぼ)等間隔で並んでいますね。 都会っぽい バンポンのあ…

泰緬鉄道乗車記 (7) 「バンポン経由シンガポール行き」

ごーうぇーっ♪ バンコクのトンブリー駅から終点のナムトク駅までの間で、おそらく一番賑やかな駅だったと思われる「ナコーンパトム駅」を数分遅れで出発して、257 列車は西へ西へと向かいます。 客車あれこれ 途中、Phrong Maduea 駅で対向列車とすれ違いま…

泰緬鉄道乗車記 (6) 「黄色い旗の意味は?」

春ですが、年中暖かいので 車窓には、のどかな田園風景が広がってきました。 これは田んぼでしょうかね。そろそろ刈り取りの時期も近そうです。 気になる木 思わず「この~木なんの木」と歌い出したくなるような木も。 黄色い旗の意味は? Ton Sam Ronc 駅の…

泰緬鉄道乗車記 (5) 「タイ式のアレ」

タイ式あれこれ バンコクから西のほうに向かう鉄道路線のターミナルは、今回の乗車駅である「トンブリー駅」と、より立派なターミナルである(と思われる)「フアラムポーン駅」の二ヶ所があるのですが、この双方のターミナルから出てきた線路は、「タリンチ…

泰緬鉄道乗車記 (4) 「出発!」

乗車! さ、いい加減に車両に乗車して座席を確保しておかないと。というわけで……。 デッキから乗車です。日本の「旧型客車」と同じような感じですが、もしかしたらそもそも扉が無いのかもしれません。 空調(扇風機)完備 車内はご覧の通り。 いやー、懐かし…

泰緬鉄道乗車記 (3) 「駅名標」

サボ ナムトク行きの列車がホームに入ってきたのを見て、ホームで待っていたお客さんが一斉に車内に向かいます。 客車の真ん中あたりには、立派なサイドボードが。 小さくアルファベットで "THONBURI - NAMTOK" と書いてあるので、かろうじて意味を解するこ…

泰緬鉄道乗車記 (2) 「チケット購入」

バンコク日帰りは一日一往復 現在の「泰緬鉄道」は一日に三往復のみの運転で(これとは別に、土日のみ運転される臨時列車もあるようですが)、うち一往復はノンプラドックとナムトクの間の区間運転で、バンコクのトンブリー駅とナムトク駅を結ぶ列車は、一日…

泰緬鉄道乗車記 (1) 「『トンブリー駅』はどこにある」

泰緬鉄道日帰り旅行記 勢いで書庫を作ってみました。えーと、日帰りでかつての「泰緬鉄道」に乗ってきましたよ、というお話です。 泰緬鉄道ってなーに? まずは「泰緬鉄道ってなーに?」というお話から……。 泰緬鉄道(たいめんてつどう)は、第二次世界大戦…