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特殊相対性理論は現代に通用するか

特殊相対性理論は現代に通用するか

アルベルト・アインシュタインの「一般相対性理論」が、いわゆる「ニュートン力学」を包含する形で、現代物理学の基礎となっているのは、皆さんも何となく「ふーん、そうなんだ」といった感じにぼんやりとご存じのことだと思います。

一般相対性理論のちょっと前(アバウトやな)に発表された「特殊相対性理論」からは、「光速度の不変」という結果が導き出されました。平たく言うと、「光より速いものはこの世に存在しない」となります。

ただ、この帰結を覆す論考が、最近になって多く見られるようになってきました。具体的には「《ひかり》より《のぞみ》のほうが速い」とか、「《光》よりも《CATV》のほうがスループットが良くてウハウハ」とか、なんかその辺です(コラ

冗談はさておき……と言いたいところですが、筆者がマジメに物理学を語れるわけもなく、基本的にはこれから全部冗談で終わるかと思われます。覚悟してくださいませ。

テカムセの呪い

さて、「アメリカ合衆国」(実際には「合州国」のほうが字は正しい筈なのですが)には、ネイティブアメリカン(いわゆる「インディアン」)から土地を簒奪して成り立っている、という「不都合な?真実」があるのですが、やはり後ろめたさがあるのか、「テカムセの呪い」といった都市伝説が存在します。

Wikipedia の「テカムセの呪い」の項目から引用しますと……。

テカムセの呪い(テカムセののろい、Tecumseh’s curse)は、第 9 代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・H・ハリソンの肺炎による死去から始まるアメリカ合衆国大統領への一連の出来事の原因とされる呪い。

ちと略しまして、

この呪いは、1811 年にティピカヌーの戦いでウィリアム・ハリソンに殺されたショーニー族の酋長、テカムセ (あるいは予言者であった彼の兄弟テンスクワタワ)によるものとされる。その「呪い」は 20 年ごとに選ばれる大統領の死を呪ったものといわれる。

ふむふむ。続けて……

いくつかの資料では、テカムセが死んだとき彼の母親が呪いをかけたとされるが、確固たる証拠はない。また一連の出来事がインディアンの呪いによるものとする明瞭な出所もない。

そりゃま、そうですよね。じゃあ、実際に「呪い」の成果を見てみましょうか。

120 年にわたる確乎たる実績!


いやぁー、見事ですね。そして、ロナルド・レーガンが見事にこの「呪い」を断ち切ったかに見えるところが本稿のポイントなのです。あ、明らかにスペースが足りませんね。じゃ、続きは明日ということで。

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