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国道 152 号線の旅 (15) 「地学マニア垂涎の聖地」

国道 152 号線「秋葉街道」の旅のつづきです。

分杭峠から大鹿村

止めどなく怪しい(笑)「分杭峠」を越えましたが、外は篠突く雨のまま。

このあたりでも 1 台の車とすれ違いました。その時も離合困難だと判断したので、少し手前の待避所までリバースした記憶があります。

ほどよい酷道ぶり

分杭峠を越えてからは、結構いい感じに狭い悪路が続きます。

大鹿村の北川というところですが、これでもちゃんと国道です。:)

中央構造線博物館とか

秋葉街道は鹿塩川沿いに伸び、やがて大鹿村の中心部にやってきます。ここで鹿塩川は小渋川に合流し、松川町のあたりで天竜川と合流します。車でも似たようなルートを辿って伊那谷に出ることができるのですが、今回の目的はひたすら中央構造線沿いに南下することなので、わざわざ左折して国道 152 号線をひたすら進みます。

今度は小渋川沿いに、川の流れに遡る形で南に進むと……、小学校(大鹿小学校)などがある集落に辿り着きます。「中央構造線博物館」なるものもあるようです。今回はスルーしちゃいましたが……。

松下さん家

次の写真は、同じく大鹿村の……あれ? なんてとこだろ?(←

撮影時間から類推すると、大鹿村上青木あたりのようです。そういえばこの辺で「松下家への配達はこの先の交差点を左折」(厳密には間違ってるかも)といった看板を見かけて「なんじゃそりゃ~」と思ったものですが、どうやら「松下家住宅」という旧家が遺されているらしく。

安康天皇と関係あるのか無いのか

そうこうしているうちに見かけた看板がこちら。

字が潰れて見えないと思いますが、「← 中央構造線安康露頭 4.5 km」と書いてあります。中央構造線はご存じの通り?巨大な断層ですが、この「安康露頭」では、その断層がスライスされたような感じで目の前に広がっているという、地学マニア垂涎の聖地だったりします。

詳しくは南アルプス世界遺産登録推進協議会さんのページを見ると良いかもです。

ちなみにこの安康露頭、確か秋葉街道沿いに車からでも見える距離にあったと記憶していますが、こちらも同じく華麗にスルーしてしまいました。いや、天気も悪かったしさ。

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