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参道をゆく

「ルチ大村」こと大村益次郎の時代と陸軍の創成期に思索を巡らせる……ようなことは置いといて(皆さんもそんなものは読みたくないですよね(笑))、靖國神社の見学記?を続けましょう。

雲ひとつ無い青空が眩しいですね。かつて京都に住んでいた者としては、神社と言えば「上賀茂神社」や「下鴨神社」、あるいは「松尾大社」といったところが頭に浮かぶのですが、いずれも鬱蒼と生い茂った森の中のお社、という印象があります。「平安神宮」なんかは例外ですが、まぁ、あれは神社じゃ無いですし(言い切った)。

その点、靖國神社の参道はとても広々としていて、且つ、まっすぐ伸びた参道が何やら異質なものに感じます。同じく明治時代に創建された「橿原神宮」とも違う、何か異質なもの……ですね。イデオロギーという名の先入観に影響されているだけだ、と言われたら、確かに否定はできないですが。

ですから、こんな風に売店でソフトクリームなんかが売られていると、なんだか妙な安心感を覚えるのも事実でして。非現実の中の現実、なんて感じでしょうか(大げさ)。

それにしても、人の多さも相変わらずですが、得も言われぬ威圧感のある佇まいですね。

ちょうずや

これは……手水舎ですね。ちなみに「ちょうずや」と読みます。端的に言えば手洗い所、ですね。間違えても「水飲み場」ではありません。

クロアチア風ですが

何やら大量の酒樽が積んでありますが、あちらこちらから奉納されたお酒のようですね。「奉納 全國靖國献酒會」とあります。後ろの模様がクロアチア風ですが、多分気のせいです。

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そして、「ふつーの神社」にはまず存在しない、こんな看板まで。正直、こういう配慮はとてもありがたいです。

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