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北海道・東北の旅 2010/夏 (105) 「気鋭のシロート、のんびり景色を眺める」

「三航北国日誌」第 105 回です。本日は、気鋭のシロートがのんびりと景色を眺めます!(←

合理的なデザインであることは間違い無いのですが

とまりん館」の「展望ラウンジ」にやってきました。

この「とまりん館」は、北電の「泊原発」の至近にあって、原子力の安全利用を PR するための建物……だと思うのですが、そういった背景にありながらこのデザインというのは、シュールと言うか、むしろブラックと言うか……。

ちなみに監視カメラは東芝製です(それがどうした)。

焦点のずれた話題

まずは南東の景色から。

うーん、これまたフォーカスが手前の雨滴に合ってしまっていますねぇ。不注意とは言え申し訳ない限りです。

南西を見てみると……

本来ですと、雲の向う側に「雷電」あたりが見えたのかもしれませんが、生憎のお天気です。

展望台には望遠鏡がつきものですが

ちなみにこんなものもありました。「テレビ望遠鏡」とあります。

いわゆる「デジタルズーム」なんだと思いますが、これは、西側の海岸線を見ることができるとか、だったと思います。もちろんお金を入れなくても見ることができます。

ちなみに、このカメラには「コルゲンコーワ」などでおなじみの「コーワ」のロゴがありますが、こういった「テレビカメラ関連」も「興和株式会社」の本業のひとつだそうです。ケロちゃんもびっくりですね。

絶妙な立地、ジャン=ルイ・リッチ

そして北西の方角を見てみると……

山と漁港が見えますね。そして、実に絶妙な立地のおかげで尾根の向う側の原発は見えないようになっています(見えないことの是非を云々するつもりはありませんので念の為)。

ディテールに拘る

北側にはこんなものも。

発電用風車……の模型ですね。現在の出力が表示されるようにできているようなのですが、あいにく「調整中」とのこと。この模型をよーく見ると、一つだけ羽根のない風車があるのですが、

なるほど……。なかなかディテールにも忠実なんですねぇ。「1 号風車」が撤去されたのは、思ったほどの結果を残せなかったからなのでしょうか。今まであまり気にしたことは無かったのですが、発電用風車は騒音が馬鹿にならないケースもあると聞きました。効率が良くなれば有望な発電手段なんでしょうが、事前のアセスメントをしっかりする必要もありそうですね。

では……、階段を下りて 1 階に戻りましょう。

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