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北海道・東北の旅 2010/夏 (142) 「よどみに浮かぶうたかたは、当分そのまんま」

「三航北国日誌」第 142 回です。今日もむつ湾フェリー「かもしか」の話題を懲りずに続けます。

船舶上部いらっしゃいませ

最近のフェリーは、航行速度が上がっていることもあって、上部デッキへの立入を禁止しているケースが多いのですが、その点むつ湾フェリーさんはなかなか太っ腹のようで、自由に立ち入ることができます。

というわけで、早速上がってみました。

おおー、なんだかテニスコートのような雰囲気ですね(色合いが)。

前方には操縦室があるので、ここから先には行けません。

海を眺めているのはご夫婦でしょうか。なんだかいいですねー。

多角的な視点

振り返れば、遙か遠く……、今度は「脇野沢」の街が見えます。

右側には、こんな形の島も。

灯台の大きさを考慮すると、そこそこ大きい島のようですね。左側の島が尾ヒレのようにも見えます。

ちょっと違う角度から見てみると……

今度は座礁した潜水艦のようにも見えますね。

行く川の流れは絶えずして──

何やらブイのようなものも見えます。

こういったものは、潮に流されない限りは位置を変えないのだと思うのですが、頭では理解していてもなかなかしっくり来ないものですね。日本人としては「行く川の流れは絶えずして──」のほうがしっくり来るような気がします。

それにしても、私はこの「方丈記」の冒頭部が本当に好きなんですね(笑)。何度引用したことか……。

久しくとどまることなし

よどみに浮かぶうたかたにも飽きてきたので(←)、学食……じゃなくて「特別室」に戻りましょう。

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