場所取りせずに済む方法
かつての鉄道連絡船もそうだったようなのですが、隠岐汽船のフェリーも「2 等船室」はご覧のようなカーペット張りだったりします。
そのため、船室に入ったら真っ先に「場所取り」をしないといけない、というのがセオリーだとされています。昨年の夏は「函館─大間」のフェリーでそれを怠り、結果としてオープンデッキで風に当たり続けること 1 時間近く、翌日は派手に風邪をひくというバカまる出しなことをしてしまったので、その重要性は強く理解しているつもりです。
ですので、本来は船内をウロウロしていてはいけないのですが、その辺は実は何とでもなるものでしてですね……。
別途、船室を押さえていたのでした。ドアにはわたくしの名前がでかでかと(しかもひらがなで)。まるで楽屋のようです(笑)。
個室に固執してみる
さて、このように個室を予約している場合、たとえば「新日本海フェリー」の場合ですと、
「案内所」(ホテルで言う「フロント」相当)で切符を見せると、部屋の鍵を用意してもらえるという仕組みなのですが、隠岐汽船の場合は、エントランスのところで係の人に切符を見せると、何と部屋まで案内してもらえます。
但し、キーそのものは手渡されないので、一人旅の時は貴重品を携帯しないといけないですね。
というわけで「特別室」へ
というわけで、係の人に部屋まで案内していただきました。
おおっ。これは「特別室」という一番いいグレードなんですが、うむ、確かに特別ですね(意味不明)。……ふと気づいたんですが、これって「貴賓室」を兼ねているのでしょうね。国賓級の人は専用の飛行機で来るでしょうから利用することは無いとしても、「そこそこエライ人」が利用されるかも知れないわけで、そういった方(どんな方?)向けにも恥ずかしくない設備を用意している、ということなのでしょう(全部勝手な想像ですが)。
この部屋の定員は大人三名とのこと。ちょうどいいサイズのソファーと、二人分のベッドがあります。昼間の二時間半の航海では横になることも無さそうですけどね(とか言ってみる)。
窓を開ければ……♪
カーテンを開けてみると……おおっ!
ウインチが!(そこに反応してどうする)
まわれ右!
後ろを振り返って見てみると、
テレビと棚が。中には……
特に大したものは入っていません。予備の枕と布団くらいでしょうか。一番左側の棚には
救命胴衣が入っています。
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