最強の「隠岐クラスタ」コネクションはつづく
そんなわけで、「お盆休み中の民宿の部屋を確保」という「スゴ技」がいきなり炸裂したわけですが、さすがにお休み中だけあって素泊まりオンリーということに。結果として「夕食の当てが無いんですよねー」という話になったわけですが……。
すると、またまた H さんから「じゃあ外でバーベキューでもしましょうか!」と。うわー、涙がちょちょ切れそうな嬉しいお話です。これに乗らない手はありません。
ちなみに、隠岐クラスタの別の方からは「『隠岐風ナポリタン』をご馳走しますよ」というお話まで頂戴しちゃいました。西郷港にほど近い「F」というお店で食することができるそうなのですが、残念ながら今回は都合がつかず。どこがどう「隠岐風」なのかは謎に包まれたままで、続報が待たれます。
そういうわけで、部屋に荷物を運び込んで一服した後で H さんに電話を。初めての方と電話で話すのは緊張しますね……(滑舌が悪いので)。大変ありがたいことに、民宿のすぐ前まで車でお越し頂けるとのこと。いやいや……気が引けまくりとはまさにこのことです。
H さんは小型のヨーロッパ車に乗ってやってこられました(誰もが知ってるあの 5 ナンバーの車です)。助手席に乗るのも初めてなんですが、いやー、やっぱ雰囲気がありますね!
まずはスーパー「サンテラス」へ
車は西郷港の前を通り過ぎ、スーパーマーケット「サンテラス」へ。今いるところは「島根県隠岐郡隠岐の島町」というところで、もともとは「西郷町」「都万村」「五箇村」「布施村」の 1 町 3 村が 2004 年に合併してできた町です。Wikipedia によると、2011 年の推計人口は 15,227 人と言いますから、とても市制を敷くほどの人口があるわけではありません。
ところが、この「サンテラス」は、とても立派な「郊外型スーパー」だったので、ちょっと度肝を抜かれました。事前に聞いていたのは「コンビニが無い」「ファストフードが無い」なんて話ばかりだったので、旧市街の中心部に個人商店が軒を連ねる市場街があって……なんて想像をしていたわけだったのですが、何のことはない、めちゃくちゃモダンな(死語?)お店がふつーに存在していたのでした。
中はと言えば……
品揃えもごくごく普通のもので、
これでは判らないですが、例えば牛乳やジュースの価格なんかも割高感はありません。もっとも、中には「海辺ならでは」のものもあって、例えば
ふつーに「あわび」や「さざえ」が活きたままで販売されていたりします。さすがに「さざえ」の相場は知らないのですが、これはきっと都市部で買うよりも相当安いのでしょう。
H さん曰く「肉はもう買ってある」とのことで、ここでは「あわび」などの新鮮な魚貝類をいろいろと仕入れたのでした(しかもぜーんぶご馳走になっちゃったのでした(汗))。
なつかしの「大店法」
この「サンテラス」が、きっと島後では一番大きなスーパーで他の追随を許していないのだろうな……などと想像したわけですが、これまた意外なことに、似た規模のスーパーマーケットがあと 1~2 軒あるのだとか。一体どうなってんだ……。
自動車での来場を前提とする「郊外型スーパーマーケット」は、旧来の商店街から客を奪うとして、いわゆる「大店法」でその出店が厳しく規制されていた……という歴史があったかと思うのですが、いわゆる「大店法」は 2000 年 6 月に発展的解消を遂げた……という理解で合ってますか?(誰に聞いている)
この構図がそのまま隠岐でも見られるとは思っていなかったんで、少々驚くとともに、「どちらかと言えば都市部」の住民としては「思った以上に暮らしやすそう」と思えたのでした。
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