海沿いを北に
寛政年間に建てられたという旧家「佐々木家住宅」を見た後は、島後の東側海岸を北に進んで、「大久」というところにやってきました。
車を停めて、次なるポイントを目指します。で、辿り着いたのがこちら。
うわ、何ですかこれは(笑)。この傾き加減といい、鮮やかな?ツートンの色合いといい、なかなか絵になる物体です。
半端じゃない傾きっぷり
続いてこちらは、「津ノ目島」という島のようです。
これまた見事な傾きっぷりです。さて、この「傾きっぷり」を肴に出てきたのが隠岐の島の成り立ちの話。島前が「焼火山」の外輪山であるのと同様に、島後も「大満寺山」とその外輪山でできている、と、「隠岐まるごとミュージアム・総合版」に書いてあったのですが、ところが S さんによれば「実はそうでは無いらしい」と。え? ええっ?
ちなみに、この「隠岐まるごとミュージアム・総合版」は、150 ページを超える超大作です。かなり読みごたえがあるので、お時間のある方はぜひ一度目を通してみてください。
「おきへんまがん」
次なるトピックは「隠岐片麻岩」です。おお、なんだか「ジオパーク」というキーワードから来るイメージにぴったり合うネタが続きますね。
「隠岐ジオパーク」の Web ページによると、「隠岐片麻岩」のチャームポイントは次のあたりなのだとか。
というわけで、次は「隠岐片麻岩」の露頭を見に行きましょう! となりました。
むむ……。何やら鬱蒼とした森の中を行くみたいです。S さん曰く「たまーにマムシが出るので気をつけて」とのこと。出た、マムシ! 某神社の参道に出る!という話が Wikipedia なんかにも書いてありましたが……。
むき出しの岩肌に「へばりつく」ように生える木々を見ながら、いや、実際にはそんな余裕も無いまま、奥へ奥へと分け入って行きます。まぁ、実際にはものの 2~3 分しか歩いていないんですけどね。
勘弁してほしい出会いもある
結局、こんな岩があったり、
あるいは、こんな岩を見たり、といった感じでした。
S さん曰く、「めぼしい欠片は結構採取されてしまっているような」と。まぁ、それもありそうな話ですね。あ、気になるマムシの動向ですが、ありがたいことに気配を感じることはありませんでした。今回の旅は貴重な出会いの宝庫ですが、さすがにマムシとの出会いは勘弁したいところです。
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