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隠岐ジオパークの旅 (57) 「積み込みの術」

積み込みの術

というわけで、細かいですが、ここで隠岐汽船のフェリーへの車両積み込みの話を。

まずは前提となる情報を整理しておきましょう。

西郷(隠岐の島町)に来るときに乗船した「フェリーおき」は、七類(松江市)から西郷(隠岐の島町)に直行するルートでしたが、今回乗船する「フェリーしらしま」は、西郷(隠岐の島町)から (1) 菱浦(海士町)、(2) 別府(西ノ島町)、(3) 来居(知夫村)を経由して境港(鳥取県境港市)に向かいます。

来るときと違ったのは「前進での乗船」で、同じだったのは……

こちら、フロントワイパーに紙を挟む「作法」でした。但し、厳密には紙の色が違います(前回はピンク色、今回は白色)。

きちんと前後の車輪に車止めもつけてもらったので、

いざ客室へ……と思ったのですが、

その時、私の目に飛び込んできたものは!(大げさ

そうです。またしても「バックで乗船」している車でした。

First In, First Out

ようやく合点がいったのですが、島前と島後だけで 4 つもフェリーターミナルを抱える隠岐汽船のフェリーは、結果として直行便以外は寄港地が多くなります。そのため、下船する港によって前後の乗船口を使い分けているということのようです。

そして、フロントワイパーに色違いの紙を挟む理由も同じで、下船する港によって色を変えているそうです。そうしておけば、誘導する人も間違えないですからね。

さまよえる二等船客、いざ船内へ!

では、車両甲板から階段を昇って……

いざ船内へ。この日は「二等船客」なので、この先「場所取り」というイベントが待っています!

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