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隠岐汽船「フェリーしらしま」特等室 乗船記(おしまい)

出航~

隠岐汽船「フェリーしらしま」は、満員のお客さんを乗せて鳥取県は境港に向かいます。

向こうに見えるのは、海士町(中ノ島)の「唐橋鼻」でしょうか。

最後の?「焼火トリビア

残念ながら部屋が左舷だったので、海から「焼火山」をじっくりと眺めることはできなかったのですが、ここで最後?の「焼火トリビア」をひとつ……。焼火神社は、もともと

焼火神社(たくひじんじゃ、たくび-)は、島根県隠岐西ノ島町にある神社である。島前の西ノ島における最高峰、焼火山の8合目辺りに鎮座する旧県社。航海安全の守護神として遠く三陸海岸まで信仰を集めた。
Wikipedia 日本語版「焼火神社」より引用)

とあるように、「航海安全」に御利益があると言われています。また、焼火神社の宮司だった松浦斌氏が隠岐汽船の創業に深く関わっていたということもあり、隠岐汽船の船舶は、焼火山の近くで汽笛を鳴らすようになっています。

……何もないところで汽笛が鳴らされるのには、実はこんな理由があったのだそうです。

また来ますね隠岐の島~

さて。この日の「フェリーしらしま」は、西郷港(隠岐の島町/島後)→ 浦郷港(海士町/中ノ島)→ 別府港西ノ島町/西ノ島)→ 来居港(知夫村知夫里島)→ 境港(境港市)というルートで航海します。別府で乗船したので、次に立ち寄るのは来居(くりい)です。

別府から来居までは、20 分ほどで到着です。さぁ、長かった(いや、実質たった二日半なんですが(汗))隠岐での滞在も、これでとうとう最後です。

また来ますね~!

外は修羅場

さてさて。ここでこの日の混み具合がわかる写真を一枚。

このドアの手前が「特等室」の廊下なのですが、廊下の向こうの共用スペース(実は階段ホールです)に、タオルケット?を敷いて寝ている方の姿が見えます。予想を遙かに超える「修羅場」っぷりに、少々驚きを隠せなかったりします。

ここにも金属製のアレが

あと、「特等室」にも金属製のアレが備え付けられていました。

やはり、冬の日本海のうねりは激しいということなのでしょうか。でも、この金属製のアレ、新日本海フェリーでは見た記憶が無いのですが……(どこかにあったのかな)。

鳥取県が見えた!

約 2 時間の航海の後、なにやら懐かしいものが見えてきました!

そして、「境水道」に入ったようです。もうすぐ境港に到着です!

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