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道東の旅 2011/春 (89) 「『温根沼』と書いて『オンネトー』と読む」

「温根沼」と書いて「オンネトー」と読む

「春国岱ネイチャーセンター」を出発して、根室市内へと向かっていると……なにやら湖?が見えてきました。

どうやらこれが……

「温根沼」(オンネトー)みたいです。「ん、『沼』という字は『トー』と読めたっけ?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、これは当て字……でもなくて……。アイヌ語の「トー」は「沼」という意味なので、表意文字?として「沼」を当てた、ということだと思います。大抵が表音文字として漢字を当てるので、これは珍しいケースですよね。

ちなみに onne は「老いている」といった意味ですが、このような場合は「長じている」という表現の方がより良いかな? と思ったりもします(まぁ、似たようなものですが)。

みんな飛ばしすぎw

さて、その「温根沼」を、国道 44 号は「温根沼大橋」でささっと渡ります。

カーブも緩やかで、とても快適な道です。速度も出したくなりますよねぇ。

恒例の「風速チェック」の時間です。

風速 3 m で気温 5 度、相変わらずといった感じです。

根室は意外と坂道の街

少しずつ、民家の数も増えてきました。

根室半島には大きな(高い?)山は存在しないのですが、その代わりに……

小高い丘がたくさんあって、思った以上に至る所に高低差があります。

さぁ、だんだんと根室の中心部に近づいてきました。

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