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道東の旅 2011/春 (109) 「とりあえず立入禁止」

「最東端」よりも「発祥の地」

というわけで、北海道最東端・納沙布岬灯台にやってきました。

なにやら碑が建てられていますが……

ほほう。てっきり、お決まりの「最東端」が出てくるかと思いきや、「北海道最初の」という、意外な枕詞が出てきました。へぇぇぇ、そうだったんですねぇ。確かに霧などが多そうな印象もありますし、島嶼の数も多いので、いち早く灯台が必要とされた、ということなのでしょうね。

灯台へ向かう歩道の左右にも、

「北海道灯台発祥の地」の文字が躍ります(ちなみに右側は「納沙布岬灯台」です)。

これより先は「立入禁止」

納沙布岬灯台の近くまで歩いていきましたが、特に何かが公開されているわけでは無いようで、中には入れそうもありません。

ということなので、灯台の外側を散歩してみたのですが、

おおっと。これより先は「立入禁止」だそうです。右側の灯台を見てみたところ、

鉄製の扉で固く閉ざされていました。ところどころ塗装が剥がれているようですが、まだまだ現役のようです。

轟音注意!

扉の横にはこんな掲示と警告が。

「霧信号の大きな音が突然鳴り出すことがありますので」とありますね。近くを航行する船舶のための警告音ですから、その大きさたるや想像を絶するものがあるのでしょう……。

抜け道が存在するのが世の常

さて、ふたたび「立入禁止」の看板のほうに視線を移すと……

あれ?(笑) 何やら写真を撮影されている方が。どーなってんだ? と思って右側の隙間を通って先に進んでみたところ……

むむっ。何だか良くわかりませんが、「とりあえず立入禁止」だったみたいです。

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