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道東の旅 2011/春 (132) 「お値段以上の桜の花」

サイロ

根室市の「明治公園」の話題を続けます。南東寄りの「芝生広場」に向けて歩を進めていたところ……何かが見えてきました。

はい、こちらですね。

ご覧の通り、巨大な「サイロ」です。この「明治公園」は、もともとは明治 8 年に「開拓使根室牧畜場」として設立された、国立の牧場だったそうなのです。このサイロ自体は 1932 年から 1936 年にかけて建設されたものなのだそうですが、国内で 2 番目に古いサイロだそうで、また、絵柄が『明治バター』のラベルに使用されたこともあった……らしいです(出典:http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/section/kanko/midokoro/midokoro2/midokoro2.htm )。

昭和も遠くなりにけり

そんな、歴史ある「サイロ」を有するこの公園ですが、

向こうのほうには、「明治」はおろか「昭和」すら歴史上の存在でしかない世代の子どもたちが、三組に分かれて座っていますね。

とんがり具合に違いあり?

明治公園のサイロは 3 つあるのですが、

こうやって見てみると、ドーム状の屋根の形が少々違いますね。ややとんがった形をしているものが、最初に建設されたものかも知れません。

お値段以上の桜の花

芝生の広場にも、積極的に植樹を進めているようですね。

そして、遊歩道も整備されています。

何やら看板がありますが……

なるほど、ここも桜の植樹を進めているようですね。「ニトリ北海道応援基金」というのはいいですね。お値段以上の花を咲かせてくれることが期待できます(笑)。

国境の町・根室

桜の木の向こうには……

また、随分と雰囲気の違うものが見えますね。やや殺風景な感は否めませんが、こればかりは場所柄からも仕方が無いということで。

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