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道東の旅 2011/春 (139) 「道内各所でおなじみの」

救護車?

「おっちし」こと根室市落石にて、その語源となった地形を一望した後、小高い丘から下っていったところ……

おや? 右の方に何やら妙なものが見えます。近づいて見てみると……

どうやら国鉄の貨車のなれの果て……のようです。ただ、「救援車」のカラーリングというのはかなりレアなのでは無いかと……。

「救護車」とは

ちなみに、Wikipedia によると……

地域や車輌個体等による差もあるが、おもに以下のような物を搭載していた。
  • ジャッキ
  • ガスバーナー
  • 鋼材各種
  • 枕木
  • ロープ
  • クレーン
  • 投光器
Wikipedia 日本語版「救援車」より引用)

ということなのだそうです。今は道路網が随分と発達したので、こういった「救援車」の出番は滅多に無いようですが、昔は併走する道路が存在しない路線も少なからずあったので、このような車両が万一のために準備されていたみたいです。

突然の「海」

さて、丘から下りて集落に戻ってきました。右に曲がれば落石駅のほうに戻るのですが、ここは敢えて左に進んでみると……

いきなり海でした。そのまま砂浜に下りられる構造です。

日本全国津々浦々

砂浜でスタックしても仕方が無いので、ここはおとなしく U ターンして、落石の中心部に戻ります。

「落石郵便局」があります。さすがのユニバーサルサービスですね。

落葉松は寂しかりけり

北太平洋シーサイドライン」に戻って、ふたたび「花咲線」こと「根室本線」を渡ります。

「落葉松は寂しかりけり」と詠んだのは北原白秋だったでしょうか。

道内各所でおなじみの

いかにも北海道らしい道が続くのです……がっ!

よーく見ると、右の方に……

エゾシカの一群が。はい、実は目の前の道をグループで横断していたのでした。慌てて減速して、その姿をカメラに収めたのがこちらの写真です。ヒグマはエサ不足で大変みたいですが、エゾシカは相変わらず元気ですね……。

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