天北峠
国道 275 号の「天北峠」を越えて、まずは中頓別町小頓別に向かいます。あ、これで「天塩国」から「北見国」に抜けたことになりますが、それで「天北」だったのですね……(何を今更)。
これは雪国ならではの光景ですね。何の変哲も無いカーブ路なのですが、中央がガードレールで区切られています。こうすることによって、万一スリップしても、対向車線にはみ出ることは無い……ということでしょうね。対向車線にはみ出ることが無ければ、単なる物損事故で済む確率も格段に上がりますし。
小さな要衝・小頓別
小頓別の集落が見えてきました。
小頓別は中頓別町の中心地からかなり南に位置する集落で、ここから歌登に向かう道道もあります。かつては「歌登村営軌道」という簡易軌道(軽便鉄道のようなもの)が歌登経由で枝幸まで伸びていました。規模は小さいながらも交通の要衝だったみたいですね。駅はなくなってしまいましたが、バスターミナルは現存しているようです。
もともとは独立した村だった……のかな? と思って確認してみたのですが、どうやら最初から中頓別村(現在の中頓別町)の一部だったようです。
くるっと回ってピンネシリへ
というわけで、右に曲がれば歌登(現・枝幸町歌登)に行くことができるのですが、ここはもちろん「浜頓別・中頓別」方面を目指します。
小頓別の集落を抜けると、国道はゆるやかに 180 度近く向きを変えます。
「道の駅 ピンネシリ」が近いことを示す案内がありました。
「ピンネシリ」は、漢字では「敏音知岳」と書きますが、ご覧のようななかなか格好良い山です。
道の駅「ピンネシリ」
約 5 分で「道の駅 ピンネシリ」の近くまでやってきました。
……が、のんびりと道の駅を散策するほどの時間的余裕が無いので、ここも残念ながらスルーで。そのうちリベンジしたいですねぇ……。
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