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利尻・礼文の旅 2012/夏 (114) 「図解・フェリー係留作業」

おことわり

本日の記事は、およそ 6 分間ほどの定点観測を元にお送りします(汗)。

まずは向きを変えて

13 時 47 分。沓形行きの「サイプリア宗谷」が香深港に到着しました。

「サイプリア宗谷」のランプウェイは船体後方にあります。ですので、着岸の前に船体をクルっと回転させないといけません。

船にはもちろんタイヤもレールも無くて、海に浮かんでいるだけなので、多少の時間はかかるにせよ、向きを変えるのに切り返しなどは必要ありません。

係留作業開始!

13 時 51 分。ランプウェイの左右に陣取った船員さんから、ワイヤーが地上に投げ入れられます。投げられたワイヤーは、地上の係の人が回収して、どんどんと引っ張っていきます。

ワイヤーの先は係留用のロープと繋がっていて、ロープを引き寄せた地上の係の人が、ボラード(係船柱)にロープを引っかけます。

ロープがボラード(係船柱)に引っかかったら、あとは船上にあるウインチでロープを目一杯引き寄せることで、船の係留は完了です(ロープがピーンと張っているのがおわかりいただけるかと思います)。

下船開始

13 時 52 分。ランプウェイが降りてきました。

ほどなく車輌甲板から車輌が下船してきました。お、大型バスのようですね。

車輌の下船は 2 分ほどで完了しました。さあ、これから乗船です!

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