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道東の旅 2013/春 (74) 「ワッカ・原生花園・の環境」

ネイチャーセンターへ Go!

それでは、「ワッカ原生花園」ネイチャーセンターを見に行きましょう。

ご覧の通り、なかなか立派な建物です。

では、中に入りましょう……。

中に入ってみると……おおっ!

誰もいません(そこか)。いや、まだ連休の初日の朝 9 時過ぎですし、人影がまばらでも驚くことはありません。あ、もちろん係員の方はいらっしゃいますのでご安心を。

まずは「常呂遺跡」から

中には手作り感覚のパネルがたくさん並んでいるのですが、真っ先に目についたのがこちら。

原生花園では無く「常呂遺跡」を取りあげたパネルでした。「ワッカから車で 3 分」とあるのですが、実はこの常呂遺跡、「サロマ湖鶴雅リゾート」のすぐ目の前だったりします。もう少し早く気づいておけば……という話ですが、いつものことですね。

オホーツク文化」は、北海道の、いや日本の歴史の中でも群を抜いてミステリアスなものですね。大陸系のオホーツク文化アイヌの文化と比べても異質なものだったようで、オホーツク文化の担い手はニヴフ(ギリヤーク)の祖先だったのでは、という説もあるようです。

「ワッカ・原生花園・の環境」

常呂遺跡」のパネルの隣には、

「ワッカ」、

原生花園」、

「の環境」というパネルが並んでいました。ワッカ原生花園の土地区分は大別すると「海浜」「塩性湿地」「海岸砂丘」「海岸草原」となるようで、それぞれを代表する植物が紹介されています。

砂嘴という地形はどちらかと言えば「役に立たない」土地ですが、そのおかげで多種多様な植物の宝庫となっているのですね。

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