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青函連絡船記念館「摩周丸」 (2) 「サロン海峡」

サロン海峡(の椅子)

ということで、「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」に入場です。ちょいと長めの階段を登ったところに「フロント」(入館受付窓口)があります。

そして、受付の近くには何故かこんなソファーセットが。

実は、このソファーセットも青函連絡船の設備品だったのだそうです。「サロン海峡の椅子」とありますね。

なるほど、グリーン客室の一部を「サロン海峡」というフリースペースに改造したのですね。「グリーン客だけでなく、だれでも利用できました」というのは素晴らしい! フェリーのいいところは無駄にスペースがあるところなので、このようなちょっとした工夫ひとつで随分と居住性を向上できますね(残念ながら現役時代は知らないわけですが……)。

乗船!

では、ボーディングブリッジを渡って「摩周丸」に乗船しましょう!

ボーディングブリッジから前のほうを見てみると、てっぺんに懐かしの JNR のロゴ、そして手前の船体には何やらかわいらしい絵がペイントされています。

拡大したものがこちら。かわいらしいイルカの絵ですね。これは退役後に描かれたもの……でしょうか?

どうやら現役の頃からこのイラストは描かれていたようですね。失礼しました。

ちなみに、船尾のほうには別のボーディングブリッジが。非常用、あるいは団体専用とかでしょうか……?

MEMORIAL SHIP MASHUMARU

摩周丸の中に入りました。「MEMORIAL SHIP MASHUMARU」と彫られたレリーフが出迎えます。レリーフの中央には「近代化産業遺産」と記されたプレートが貼られています。右側にも日本機械学会の「機械遺産認定証」が貼られていますね。

現在地は「2F 船楼甲板」の「出入口広間」ですね。ここからはイルカに沿って進んでいけば良いみたいです。

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