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道東の旅 2013/春 (166) 「さようなら羅臼町、こんにちは標津町」

春刈古丹

羅臼町の「春日町」に戻ってきました。この辺りはかつて「春刈古丹」と呼ばれていたところで、川の名前は今でも「春刈古丹川」です。

あ、これは「春刈古丹川」の北隣を流れている「ポン春刈古丹川」に架かる「ポン春刈古丹橋」ですね。ponporo(大きい、広い)の対義語ですから、意訳して「小──」などとする場合が多いのですが、ここでは「ポン」がそのまま残っているのですね。

「ポン」があるということは、もちろん本家「春刈古丹橋」もあります。

幌萌へ

「春刈古丹橋」を渡ると、羅臼峠への上り坂が続きます。海抜 5 m から一気に 60 m 地点まで駆け上がってゆきます。峠の手前のスノーシェルターが見えてきました。

茶志別から陸志別へ

地すべりで海岸線が静かに隆起したことで話題になった「幌萌」を通り過ぎ、茶志別川に架かる「茶志別橋」が見えてきました。

春日町(春刈古丹)から陸志別までは台地の上を通りますが、陸志別……あ、今は「峯浜」でしたね……の集落に向かって坂を下ります。海が見えますね。

坂を下りて、海沿いを走ると峯浜の集落です。

さようなら羅臼町、こんにちは標津町

植別川にかかる「植別橋」を渡ると、ここからは標津町です。

標津町域に入りましたが、まだ町の中心部までは 26 km ほどあります。

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