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道東の旅 2013/春 (219) 「『美禽』と書いて『みどり』と読む」

北見まで 27 km

美幌町にやってきました……が、特に立ち寄る場所があるわけでも無く、このまま北見市へと向かいます(汗)。

北見まで 27 km で端野までは 20 km とのこと。明らかに修正した跡が見受けられるのですが、これはさすがに「北見道路」とは関係ないのでしょうね。

出光、ENEOS、そして……

美幌駅に向かう五叉路の手前には「出光」がありました。そして、五叉路を過ぎたところには「ENEOS」がありました。ENEOS の先にも二つほど信号があるのですが……

何かが見えてますね(汗)。セイコマの向こうにはお馴染みの貝殻のマーク、そしてその手前には、これまた赤と黄色のあの看板が……

とりあえず、いつものお約束ということで(汗)。このガソリンスタンドをネタにするのは、多分二度目じゃないかなぁ……。

「美禽」と書いて「みどり」と読む

網走川に架かる「美禽橋」を渡ります。この「美禽」という地名も和名だと思うのですが、それにしては変わった字を当てていますよね。網走川の支流に「木禽川」という、こちらはアイヌ語に由来する川の名前があるのですが、そこから「禽」の字をもらってきた……のかも知れません。

「角川──」(略──)によると、「美禽」にはこんな由来があるのだそうです。

字名は網走川に架橋した美禽橋の名をとり命名美幌町誌)。
(「角川日本地名大辞典」編纂委員会・編「角川日本地名大辞典 1 北海道(上巻)」角川書店 p.1449 より引用)

あっ! そうだったのか……。「美幌」と「木禽」をつなぐ橋に「美禽」と命名して、そこから川向こうの地名が「美禽」になったということなんですね。橋の名前が先だったとは想像外でした。

美幌高野 IC から緋牛内へ

「美禽橋」を渡って 2 km ほど進んだところに、美幌バイパスの「美幌高野 IC」があります。IC とは言っても実は単なる交差点でして、将来的に美幌バイパスが北見道路とつながるまでは、当分はこのまんまなのでしょうね。

美幌と緋牛内の間には分水嶺があるので、国道 39 号も緩い上り坂となります。ただ、ちゃんと登坂車線が整備されているので、快適に走ることができますね。

坂を登り切ると……残雪が見えてきました。一見開けた斜面に見えますが、東斜面なので意外と日が当たらないのでしょうね。

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