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日本最長路線バスの旅 (16) 「さらば、昴よ」

八木新宮線の路線バスは、十津川バスセンターでの 10 分休憩を終えて、新宮駅に向かって走り始めました! さぁ、終点の新宮駅までは……

まだ「約 2 時間」という、ざっくりとした表示でした(汗)。まだまだ先は長いですねぇ……。

出発は U ターンで

さて。バスは休憩に入る際に、わざわざ東南東に向きを変えて停車しました。これから新宮に向かうには、後ろに見えるトラス橋を渡らないといけません。

ということで、再びくるっと(ほぼ)180 度ターンします。右手にはダム湖が見えていましたが……

気がつけば、ついさっきまで停まっていたバスターミナルが右側に見えます。

目を閉じて何も見えず(当然です)

十津川バスセンターからは、そのまま新宮に向かうのではなく、この日 3 回目の「寄り道」をします。災害復旧のために「大塔支所」と「今戸」でも寄り道をしていますから、それを含めるとこの日 5 回目ということになりますね。

国道 168 号線を離れて、600 m ほど西にある「ホテル昴」に向かいます。

ホテル昴にやってきました。何名か降車客があったと記憶しています。わざわざ寄り道した甲斐がありましたね。

ちなみに、この先の区間が土砂災害で通行止めになることがちょくちょくあるのですが、十津川温泉と町境(県境か)までの道路には代替ルートが存在しないということで、その場合は、この「ホテル昴」で運転が打ち切られます。ちょうど広い駐車場もあるので、転回が容易なのもポイントでしょうか。

もっとも、転回だけであれば十津川バスセンターでもできる(というか、無理やり転回を強いられる)ので、ホテル昴まで行くのは転回のためだけでは無いのですけどね。

扉が閉まり、ホテル昴を後にします。これがホンマの「さらば、昴y(ry

世界遺産熊野古道をゆく

国道 425 号線を逆戻りして国道 168 号線との交点まで戻ってきました。そう言えばこの辺も世界遺産の「小辺路」なんですねぇ。

「ホテル昴」の次のバス停が「櫟砂古」です。これで「いちざこ」と読むそうで。

奈良県には「櫟本」と書いて「いちのもと」と読ませる地名があるので、ある程度は読める人がいるかもしれませんが、これって結構難読ですよね?

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