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秋の道南・奥尻の旅 (13) 「多少の高度差はものともせず」

倶知安町内の「西六号」こと、国道 393 号線を南に向かいます。天気が良ければ前方左側に羊蹄山が見える筈なんですが、この日は生憎の空模様でした。残念!

それはそうと、ちと珍しい看板を見かけました。「交通誘導員がいます」と記されていますね。道内の幹線道路だと、片側交互通行規制をする 500m くらい?手前で「スピード落としてください」という垂れ幕を出す専門の人がいたりしますが……。ここはちょうどクレスト状(上り坂の終わり)になっていて見通しが悪いから、「この先に人がいます」という予告なんでしょうかね。

確かに坂を登り切ったところで片側交互通行規制が行われていました。

予告通り、交通誘導員の方もいますね。

タヌキ?

片側交互通行が終わった後も、右側の歩道に単管バリケードが出ていたのですが……

あれ? これって何の形でしたっけ。タヌキ?

多少の高度差はものともせず

ポンクトサン川と尻別川の間は台地状の地形になっていて、国道 393 号は倶知安の市街地の手前で一気に 30 m ほどの標高差を駆け下ります。目の前に下り坂が見えてきました。

そして「倶知安町倶知安」の文字が。もうすぐ倶知安の中心街ということになりますね。

地形をあまり考えずにとにかくまっすぐ道路を建設するという、これまたいかにも北海道らしい豪快な道です。この坂を駆け下りれば、もうすぐ国道 393 号の終点です。

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