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秋の道南・奥尻の旅 (27) 「ハカイマップ三変化!」

国道 230 号の、かつての国鉄瀬棚線の跡を国道に転用した区間を走ります。花石トンネルを抜けて少し走ったところで、前方に橋が見えてきました。

「上ハカイマップ橋」

この橋の名が、また破壊力抜群の名前でして……。「上ハカイマップ橋」と言うのだそうですが、「上ハカイマップ川」に架かっているので「上ハカイマップ橋」みたいです。かなりそのまんまですね。

「ハカイマップ橋」

かつての線路跡だったことを髣髴とさせる、曲線と勾配が緩やかな道が続きます。

そして、再び前方に橋が見えてきたのですが……

同じく「上ハカイマップ川」に架かっている橋なのですが、今度は「ハカイマップ橋」と来ました。これまたド直球なネーミングですね……!

まさかの「清流橋」

国道 230 号(旧瀬棚線区間)は上ハカイマップ川を都合三回渡ることになるのですが、「上ハカイマップ橋」「ハカイマップ橋」に続くのは……

まさかの「清流橋」でした。なんとまぁ、全国各地に 387 箇所くらい見つかりそうな名前の橋がここで出てくるとは……。「ハカイマップ橋」のグランドスラムの夢はここで絶たれてしまったのでした(大げさ)。

「上ハカイマップ川」が「後志利別川」に合流するあたりで国道 230 号(現道)と合流して、更に西に向かって走ります。旧瀬棚線の転用区間はほどなく終了して、今金町東部の「種川」という集落に近づいてきました。

そして「下博田橋」

再び、前方に橋が見えてきたのですが……

「下博田橋」という、北海道らしからぬ名前の橋を渡ります。ところが、この「下博田橋」を渡った直後で見かけたものが……

「川魚のふるさと 下ハカイマップ川 親水広場」の看板でした。そう、実は「下博田橋」は「下ハカイマップ川」に架けられていたのでした。更に言いますと、「下博田」で「しもはかた」と読む可能性もあるんですよね。

「ハカイマップ」だと長いので「イマップ」を略そう。でも「ハカ」だと縁起が良くないよね、ということで「博田」で「ハカタ」と読むようにした……と言った感じでしょうか。唐突に「田」の字が出てきたのは、このあたりで稲作が盛んなこととも関係あるのかもしれませんね。

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