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秋の道南・奥尻の旅 (90) 「昔の名前で出ています」

函館 IC から函館江差道に入りました。相変わらずのいい天気ですね。ちなみに気温は 17 ℃ とのこと。この時期(9 月下旬)だとやや暖かいくらいでしょうか?

函館江差道は追い越し車線もある快適な道路ですが、制限速度は 70 km/h とのこと(もしかしたら今は少し引き上げられたかも知れませんね)。

それはそうと、気になったのがこちら。

なんか、どう見ても IC の名前を上から貼り直した感が……。現在は「北斗追分 IC」と「北斗中央 IC」という名前のようですが、あっ、これってもしかして……?(察し

さようなら追い越し車線……

函館江差道は片側二車線の快適な自動車専用道路だったのですが、やはりと言うべきか、予想通りの警告標識が出てきました。

さようなら追い越し車線……(涙)。

昔の名前で出ています

かくして追い越し車線はついにその姿を消してしまったのでした。そして、片側一車線になったところで道路脇に出てきた看板がこちら。

欄外にひときわ燦然と輝く「旧大野 IC」の文字が(汗)。

はい、やはりこういうオチだったのですね。一般的に、自動車専用道路の IC 名は市町村合併の後も旧来の名前を引き継ぐことが多い印象があるのですが、大野町と上磯町が合併してできた「北斗市」は、北海道新幹線の駅名命名騒動などを見ても、かなりネーミングにこだわりのある自治体なのでしょうか。

ちょっと面白いのが、旧大野 IC、つまり現在の北斗追分 IC があるところが、かつての大野町域ではなくて上磯町域だったんですよね。もちろん今は「北斗市」ですから大野だ上磯だという話にはならないような気もするのですが、北斗市追分の人にとっては「大野 IC」という名前はびみょうに面白くなかったのかもしれません……(汗)。

江差に向かうには函館江差道から脱出しましょう

北斗追分 IC のちょっと手前で、ようやく北斗市に入りました(ここまで函館市)。

北斗市に入ってから 300 m ほどで、北斗追分 IC(旧大野 IC)のランプウェイです。

この道は「函館江差自動車道」だった筈なのですが、江差に向かうには最初の IC で流出しろというのも最高にシュールな感じがします。「北斗追分 江差方面」という字が並ぶと「江差追分」みたいですね。

それにしても、ここでも欄外から全力でアピールする「旧大野 IC」……(汗)。

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