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冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (22)「犬鳴岬」

「絶景の千本鳥居」のある「福徳稲荷神社」の横を通り過ぎ、国道 191 号を更に北上します。雲が晴れてきた上に順光という、この上ないシチュエーションになってきました。

読みが謎な「犬鳴岬」

今度は道路の左側になにやら四角い案内が。

ここは「下関市豊浦町犬鳴」で、「犬鳴岬」という岬があるみたいですね。ちなみに地理院地図を見ると「岬」の字に「ばな」とルビが振られています。また岬の北には「犬鳴川」という川が流れていて、そこには「犬」の字に「いん」というルビが振られています。

これらのことから「犬鳴岬」は「いんなきばな」と読むのか……と思ったのですが、英語の説明では Cape Inunaki(いぬなき──)となっていますね。果たしてどっちが正しいのか、あるいは一般的なのか……。

絶景の一軒家

正確な読み方が不明なまま「犬鳴岬」の近くを通り過ぎ、山陰本線湯玉駅の近くにやってきました。右手に見える、小さな山のてっぺんに建っている家がちょっと気になりますが、これは普通の民家なんでしょうか。かなり眺めが良さそうです。

山陰本線湯玉駅

ガードレールの向こうに山陰本線湯玉駅のホームが見えました。湯玉駅はすれ違いが可能な構造で、これは上りホームの待合室でしょうか。

湯玉駅は、なんと駅の東西両方に駅舎があるそうで、東側の駅舎は国道に面しています。西側(旧来の集落のあるほう)の駅舎は「湯玉駅薬局」と一体になっているとのこと。駅前にはクリニックもあるようで、色々と理想的な構造に思えてきます。

鳥井ヶ峠

湯玉駅の前を通過すると、少し坂を登って、ほどなく峠の頂上にたどり着きます。この標高 41 m の峠は「鳥井ヶ峠」と言うのだそうですが、「峠」はどう読むのでしょうね(中国地方には「峠」を「たお」と読むケースが多く見られるので)。

峠はちゃんと「Pass」と英訳してあるので、これだと「峠」の読み方がわからないんですよね……(汗)。

日本海沿いにカムバック

「鳥井ヶ峠」を越えて、再び 25 m ほどを駆け下りて平野部に戻ってきました。快晴とまでは言えませんが、ところどころ青空が覗いています。

そして、再び左手に日本海が見えてきました。うっひょ~(単純な内陸民)。

JR 山陰本線をオーバークロスして……

海側のポジションに戻ってきました。

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