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Bojan のホテル探訪~「しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯」編

ということで、初山別村豊岬(とよさき)にある「しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯」にやってきました。フロントでチェックインを済ませて鍵を受け取って、2 階にある部屋に向かいます。

おっ、なかなかいい感じじゃないですか。ツインルームなのでベッドが二つ並んでいるのですが、それよりも椅子の位置が面白いですよね。

ビジネスホテルなんかだと、ベッドとベッドの間に電気スタンドや電話の置かれた台があって、目覚まし時計などがあるものですが、この部屋はちょっと違った場所に時計やスイッチ類がありました。

場所ですが、ベッドの間ではなく、通路側のベッドの横の壁沿いにありました。改めて考えてみると、実際に操作する上ではこの位置のほうが圧倒的に楽なのですが、なんでツインの場合はベッドの間に置こうとするんでしょうかね。

ぴったりサイズのデスク

(たぶん)作り付けのデスクが窓側に設置されていました。テレビ台として使用するのは良くあるとして、下に冷蔵庫だけでなくファンヒーターもぴったり収まっているあたり、オーダーメイドっぽい感じでしょうか。全体的に作り手の工夫が感じられて、とても好感度が高い作りです。

デスクの上にはこんなメッセージが。ハエが大量発生中につき窓を開けないで、ということのようです(汗)。

エアコン完備

その代わり……でも無いのでしょうが、部屋にはちゃんとエアコンも完備されていました。北海道の夏は涼しいから……ということでエアコンを設置しない宿泊施設もありますが、北海道でも時折、殺人的に暑くなるときがあるので、エアコンがあると助かるケースも多いと思うんですよね。

デスクの下にはファンヒーターと冷蔵庫が並んでいますが……

冷蔵庫の中は空っぽでした。まぁ、このご時世ですし当然と言えばそれまでですけどね。

バス・トイレ

「しょさんべつ温泉 岬の湯」ということで、もちろん大浴場が用意されていますが、部屋にもバス・トイレが設置されています。ビジネスホテルと大差ない……というか、下手なビジネスホテルよりも格段に設備がいいですよね。

部屋のユニットバスは比較的小さめのものですが、大浴場を利用するのがオススメなんでしょうね。ちなみにもっと小さなユニットバスのついたホテルに泊まったことがあるのですが、なかなか地獄を見た記憶が薄っすらと。

一つの水栓で浴槽と洗面台を兼用するサ○ルート方式ですが、混合水栓がサーモスタット式なのはポイント高いですね。いやぶっちゃけ、コストカットできるところはちゃんと切り詰めて、便利な機能はきちんと採用するという設計思想には素直に感心してしまいます。

シャワーヘッドは止水機能などの無い極めてシンプルなものですが、流量コントロールは水栓側でできるので何ら問題はありません。

トイレは TOTO のウォシュレットです。ようやく温水洗浄便座も当たり前になりましたね。ちょっとした差別ポイントだったのは一昔前のことでしょうか。

ただ、このウォシュレット、実はなかなかの高級品でした。先程の時計やスイッチ類の話と言い、このウォシュレットのスイッチと言い、使い勝手を左右するところはしっかりと吟味して、必要とあれば少し割高なものでも採用するという設計思想は素晴らしいです。

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