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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (7) 「播但道・市川 SA」

播但連絡道路を北に向かいます。おお、これは随分と懐かしい感じのする出口案内標識ですね! フォントが公団ゴシックなのはもちろんのこと、本来だと出口番号が入る場所に IC 名が書かれている謎のフォーマットの出口案内、昔の一般有料道路(等)では良く見かけたものです。

「市川町内」という出口案内も中々いい味が出ていましたが、出口直前の案内ではちゃんと IC 番号が入った、高速道路と同じフォーマットのものになっていました。

出入り口の構造は、これまでの他の IC と同様に、名神高速道路の「尼崎 IC」のような形のものです。この形は占有面積が小さいのが特徴でしょうか。

えっ、と驚く急カーブ

播但連絡道路」は自動車専用道路ではありますが、設計速度が 60 km/h の区間も結構あるようで、中にはこんな急カーブもあります(高速道路の JCT よりもカーブがキツそう)。

めちゃくちゃタイトなカーブは先程の右カーブくらいなのですが、対面通行ということもあり、法定速度は 60 km/h です。まぁ確かに前方の見通しもイマイチですし、60 km/h が妥当ですかね……。

市川 SA まであと 2 km

播但連絡道路には、地域高規格道路にしては珍しくパーキングエリアがある(豊富 PA など)だけではなく、なんとサービスエリアまであります(名阪国道みたいですね)。

播但連絡道路(国道 312 号)が、一般国道 312 号をオーバークロスします(ややこしい)。

改めて地図を眺めてみると、市川南 IC と市川北 IC の間で国道 312 号(現道)と播但連絡道路は 4 回もオーバークロスしていました。最初のオーバークロスが先程ご紹介した「めっちゃ急な右カーブ」でした。

登坂車線を抜けたちょい先に

片側 1 車線の地域高規格道路の場合、たまーに時速 40 km/h くらいで疾走する軽トラがいたりして一大ツアーが形成されることがありますが、ありがたいことに市川 SA の手前(南側)には登坂車線が用意されていました。

登坂車線が終了した後、少し北上したところに「市川 SA」があります。

播但道・市川 SA

ちょいと土産物を仕入れる必要があったので、市川 SA に立ち寄ってみることにしました。

あっ、こんなところにも「AS 川市」の文字が! この手の緩衝材は「クッションドラム」と言うのだそうで、中に入れた水が重しとクッションの役割を果たすみたいです。定期的に水の補充が必要になりそうな気もしますが、移動や設置は割と楽なのかなぁ、と思ったりします。

市川 SA は片斜面に盛土をしてスペースを作っていることもあり、駐車場は南北に長い形をしています。

南行き車線の建物もなかなか立派なものに見えますね。

それと比べて、北行き車線の建物は地味に見えますが……中は結構広くて、売店の品揃えもなかなか充実していたのでした(うっかりしていて写真を撮りそびれてしまいましたが)。

諸葛孔明の縮地法

播但連絡道沿線観光案内板」という観光案内マップがありました。赤線が播但連絡道路ですが、これを見るとかなり北の方までやってきたように見えます。

ただ、この手の地図の縮尺はメチャクチャなのが世の常で、姫路バイパスの姫路 JCT から和田山 JCT までで考えたとしても、まだ 2/5 走ったかどうか、と言ったレベルだったりします。さすがにちょっとこの圧縮の仕方は酷いのではないかと(笑)。


では、土産物の仕入れも無事済んだので、車に戻ることにしましょう。

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