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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (89) 「継立に SPAR があった頃」

道道 3 号「札幌夕張線」単独区間に戻りました。これから Go Go 夕張です!

4 km 先に「ふたまた駐車公園」があるとのこと。そう言えば「駐車公園」の定義って何なんでしょう。トイレのある駐車スペースかと思ったりもしたのですが、浜中の「羨古丹駐車公園」にはトイレは無かったですし……。ちょっと気合を入れて整備した駐車場……と言ったところなんでしょうか。

線路のない跨線橋

平野の中を走る道道 3 号ですが、いきなり坂を登り始めました。

坂の頂点にはこのような橋が。跨線橋のように見えますが、実はこの下に夕張鉄道の線路が通っていたとのこと。夕張鉄道の野幌-鹿ノ谷間が廃止されたのは 1975 年のことですから、2016 年の時点で廃止後 41 年が経過していたことになりますね……。

継立に SPAR があった頃

栗山町継立にやってきました。夕張鉄道の「継立駅」のあったところです。

道道 749 号「鳩山継立停車場線」と接続する交叉点が近づいてきました。道道のネーミングからしてネタバレ感が満載ですが、交叉点の右側に「継立駅」があったとのこと。

駅(跡)のすぐ先には郵便局(継立郵便局)があり、その隣にはセブンイレブンがあるのですが……

更にその先には……えっ!?

そこにはまたしても SPAR の姿が。北海道における SPAR の展開がまさに終焉を迎えようとしていたその年に、こんなに SPAR を目にするとは思っていませんでした(どこも初めて走った道沿いなので、もちろん狙ったわけではありません)。

Google Map によると、跡地は呉服屋さんになっているとのこと。ただ、ストリートビューでは未だに SPAR だった頃を確認することができます。

褪色したヘキサ

例の「二股駐車公園」は 500 m 先とのこと。あれ、さっきはひらがなだったのに、しれっと漢字になっていますね。

この道は道道 3 号「札幌夕張線」ですが……

追い越し禁止の終了を告げる標識の柱に随分と褪色したヘキサが。

Go Go 夕張!

肝心の駐車公園の写真は撮影しそびれたのですが、こんな感じの場所だったようです。


「二股駐車公園」の「二股」は、本来は「阿野呂川」と「富野川」が合流するあたりの地名だったと考えられます。夕張鉄道にも「新二岐駅」があり、ここで本線(富野川沿い)と「角田炭砿専用鉄道」(阿野呂川沿い)が分岐していました。

道道 3 号はここで阿野呂川を渡って、夕張市に入ります。Go Go 夕張!です(しつこい)。

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