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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (11) 「長浜駅あじさいロード」

ローソン大洲長浜町拓海店でちょいと休憩して、再び走り始めました。前方に随分と両端が歪んで見える橋が近づいてきましたが、これは画像の歪みではなく、実際に 90 度近くカーブしています。予讃線に踏切を設けることができなかったので、已む無く高架にした、というところでしょうか。

右折、すなわち埋立地側に「肱川あらし展望公園」がある……と読めますが、実際には海側に向かった後、先程見えた跨線橋で山側に向かって 3 km ほど……ということのようです。それはそうと、何故「あらし」なんでしょう。まさかゲームセンターが……(たぶん違う)。

ドラレコの実ピクセル相当の絵で失礼します(圧縮率が高すぎるのはなんとかならないものですかね……)。もう大洲市長浜町に入ってしばらく経ちますが、目的地に「長浜」が入っているのが面白いなぁ、と思いまして。

二つのローソン

この先は市街地っぽいので、40 km/h 制限となります。

……あれっ。わざわざ道路の右側のローソン(大洲長浜町拓海店)に立ち寄った筈なのに、わずか 850 m ほどのところにローソン(長浜晴海店)がありました。店名から推測するに、「長浜晴海店」は市町村合併前から存在していた感じでしょうか?

八幡浜」「八幡浜(保内)」そして「E56 松山道」は左折……とあります(改めて考えてみると、全車左折ってことですよね)。実際には交叉点というよりは、鋭角な左カーブのようです。

伊予長浜

鋭角な左カーブを曲がり終えると、前方左側に駅が見えてきました。

大洲市長浜町、かつての「喜多郡長浜町」ですが、駅の名前は「伊予長浜」です。滋賀県の長浜には古くから鉄道の駅があったので、重複を避けるために「伊予──」を冠した、ということだと思います。「伊予長浜」という表現は便利なのでつい多用したくなりますが、本来は駅の名前でしか無いんですよね。

残念な画質で恐縮ですが、駅舎はこんな感じです。駅前広場こそ無いに等しいですが、これまで見てきた中ではかなり立派な駅舎と言えそうですよね。

長浜駅あじさいロード

さて。国道 378 号は伊予市(これも駅名……ですね)から海沿いを通ってきましたが、長浜から先も引き続き伊予灘沿いを通ります。一方で JR 予讃線は肘川沿いを遡って大洲に向かうことになります。肘川沿いを大洲に向かう道路はなんと右岸・左岸の両方にあり、右岸側(北東側)は県道 24 号「大洲長浜線」です(そのまんまのネーミングやね)。

ところで……動画を見ていてこんな看板が映っていたことに気づきました。「長浜駅あじさいロード」と読めるのですが、この手作り感満載な感じが凄く良いなぁ……と思いまして。

Google ストリートビューだともう少し良い画質で見ることができるのですが、思ったよりもポップなデザインのようですね。「あじさい」の字体を見て、お年を召した方のデザインかと思ったのですが……。この辺だと、あじさいは普通に梅雨時に開花するのでしょうか?

愛媛県道 24 号「大洲長浜線」

三崎港に向かう国道 378 号は直進、肱川の右岸を大洲に向かう場合は左折です。

左折して県道 24 号に入りました。思っていたよりは道幅が広いですが、かなり頑張って拡幅したのでしょうね。1970 年代の航空写真を見てみると、やはり今よりも道は狭かったようです。

中学校の近くの、比較的近年になって整備されたと思しき交叉点にやってきました。ちょいと右折してみましょうか(何故?)。

2019 年 7 月の時点で、再舗装が行われていたみたいですね。

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