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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (22) 「佐田岬メロディー道路」

国道 197 号と国道 378 号の重複区間は終了し、ここからは国道 197 号の単独区間です。上り坂が続くなぁ……と思っていましたが、7 % の上り勾配とのこと。なかなかのものですね。

上り勾配ということで、ちゃんと登坂車線が用意されていました。しかも前を走る車輌は全て登坂車線側に退避しています。この辺は土地柄というか、お国柄が出るような気がしますね……。

登坂車線に退避してくれたので、巡航速度が遅いのかと言えば決してそんなことも無く。思っていたほど速度差が無かったので、結局一台も追い抜くことはありませんでした。繰り返すようですが、ドライブマナーとしては最良ですよね。

大峠トンネル

「宮内川」の支流である「西河内川」の上にかけられた「保内大橋」を渡ります。

トンネルの手前には「速」「度」「注」「意」の警告板が。上り坂ですがカーブは少ないので、最近のパワフルな車だったら結構スピードを出せてしまいますからね。

大峠トンネル」に入ります。トンネル内には「消火器」「非常電話」「非常通報装置」を備えているとのこと。

トンネルの竣工は 1974 年 3 月とのことで、そこそこ年季の入ったものです。

全長 1 km ちょい(1,081 m)の大峠トンネルの出口が見えてきました。

佐田岬メロディー道路

大峠トンネル」を出てからはしばらく下り坂が続きます。道路脇に何やら案内が立っていますが……

画質が悪くて恐縮ですが、「佐田岬 メロディー道路 始まり」「『瀬戸の花嫁』が流れます」とあります。路面のアスファルトの組成を調整してあって、一定のスピードで走るとロードノイズが「瀬戸の花嫁」に聞こえる……というアレですね。

大峠トンネル」で分水嶺を越えたわけですが、トンネルを抜けても未だに八幡浜市保内町のままです。しかも国道標識には「保内町宮内」の文字が。「八幡浜市保内町宮内」だから問題ない、ということなんでしょうか……?

坂の途中で伊方町

下り坂の途中にバス停があったのですが、その脇に「伊方町」のサインが。なんか意外なところに町境があるんですね……。

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