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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (150) 「添牛内こ線橋」

国道 239 号の「霧立峠」を越えて幌加内町に入りました。カントリーサインもぼんやりとしてしまって残念な感じですが、「412」の文字が見えますね。これは「-41.2 ℃」を記念したモニュメントのイラスト……でしょうか?

峠を越えるとコロッと天気が変わる場所もありますが、霧立峠の場合は……あまり変化は無さそうな感じですね。

「早雲内川」沿いの覆道ですが、川に面した側が割とオープンな構造になっていることもあってか、冷気が覆道の中まで立ち込めてしまっています。

意外とすぐに添牛内

「霧立峠」は苫前と幌加内町添牛内の間の峠ですが、苫前町に属する区間が 46 km 近くあるのに対し、霧立峠から幌加内町添牛内まではわずか 8.2 km ほどしかありません。Google さんも 8.2 km を約 8 分で走破できると言っていますが、そうか、50 km/h 制限は霧立峠まででしたね。

下り坂をすいすい~と走っているうちに、添牛内まであと 4 km となりました。

そして更に数分後……そろそろ添牛内でしょうか。

特殊車両の通行には特殊車両通行許可が必要です

幌加内町添牛内から北星までの約 1.8 km ほどの間は、国道 239 号と国道 275 号の重複区間となります。

霧立峠を通行止めにする際に使用するであろうゲートが見えてきました。上に道路情報表示板も見えますが、「特殊車両の通行には特殊車両通行許可が必要です」と出ていますね。どこかの大臣を思い出してしまいましたが、きっと「これは意外と知られていない」ということなんでしょうか……。

添牛内こ線橋

国道 239 号と国道 275 号の接続点は、どの方向に進んでも急カーブにならないように、デルタ線のような形をしています(この写真ではさっぱり何がなんだかわかりませんが)。

注目すべきは手前の橋の名前で、「添牛内こ線橋」とあります。かつての JR 深名線の上を跨いでいた橋なのですが、深名線の掘割を跨ぐ橋なので、特に撤去させることも無く今も健在です。

国道 239 号には「羽幌線」や「名寄本線」の跨線橋も残っていましたが、これらは跨線橋を撤去することで線形の向上が見込めるということで、どちらも撤去されたと記憶しています(名寄本線については残っているものもあったかもしれませんが)。

添牛内の交叉点の構造は、やはり上から見るのが一番わかりやすいですね。

雨竜川を渡る

右折して南に向かえば幌加内町の中心部に行けますが、左折して北(東)に向かうことにしました。士別・朱鞠内方面に向かうことになります。まぁ左折したところで景色が変わるわけでもありませんが……(汗)。

国道は東(やや東北東?)に向きを変えて、雨竜川を渡ります。

青看板の罠

このまま国道 239 号を直進すると士別に向かうことになります。左折して国道 275 号に入ると朱鞠内湖の近くを経由して美深方面に向かうことになるのですが、またしても左折して朱鞠内湖方面に向かうことにしました。

朱鞠内湖まで 12 km」という看板が立っているのですが、左折するのはここではありません(!)。

ストリートビューで見るとこんな感じなんですが、青看板の直後に左折できそうな交叉点があるので、「えっ」と思ってしまいますよね。

左折すべきは 80 m ほど先にある、もう少し広い交叉点です。

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