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春の新日本海フェリー「すいせん」スイートルーム "Avignone" 乗船記(出港前ウロウロ編)

「フェリー乗船記」なのに「サーモスタット混合水栓」「リモコンつきウォシュレット」そして「エアコンのリモコン受光部」の話題を続けてしまってすいません(汗)。ここからは出港間近の、この上なくソワソワした雰囲気の船内をウロウロしてみましょう。

「だんご」あるいは「わらび餅」

「すいせん」の船室は 4 甲板から 6 甲板の三層構造で、船室の中心部は吹き抜け構造となっています。中央にはこのような謎のオブジェがあるのですが……

こちらのオブジェ、光の色が常にゆっくりと変化しています。どことなく「わらび餅」っぽい感じで、4 つ並んでいるのは「だんご」を想起させますね。同型船の「すずらん」のオブジェは「たけのこ」のような形をしていたので、好対照ですね。

このオブジェは「すずらん」と「すいせん」を見分ける決定的な違いとなるので、是非覚えておきましょう(何故)。

マッサージコーナー・PC コーナー

さてさて……部屋は 6 甲板ですがなんとなく 5 甲板から。階段の脇の左舷には「マッサージコーナー」と「PC コーナー」があります。

「マッサージコーナー」には有料のマッサージチェアがあり、「PC コーナー」はノート PC を開いて作業ができるスペースのようですね。今は Wi-Fi サービスもあったと思いますが、遅延が相当ありそうなので、ビデオ会議などはたぶん無理でしょうね……。

スモーキングルーム

「PC コーナー」の隣には小部屋があるのですが……

こちらが「スモーキングルーム」です。船内は禁煙ですので、喫煙は船内に 5 つある「スモーキングルーム」で行うことになります(あ、これってクイズの問題にできそう……)。

グリル「ダフネー」

「マッサージコーナー」の左後方には、なにやら妖しげな雰囲気の部屋が見えますが……

こちらが「グリル」の入口です。「グリル」では「レストラン」と同様に食事が提供されますが、「レストラン」がフードコートに近い仕組みなのに対し、「グリル」での食事は事前予約が必要です。

「グリル」での昼食と夕食は乗船後に「案内所」で申し込むことも可能です。ただ当日予約で対応できる人数には限りがあるので、乗船券を予約・購入する際にあわせて予約を済ませるのが確実です(2016 年時点の情報です)。

ドライバー ルーム

先輩船にあたる「あかしあ」「はまなす」と比べて更にゴージャスになった階段で 4 甲板に向かいます。この階段は各階の左右に接続するので、「あかしあ」「はまなす」の階段と比べて便利になりましたね(遠回りを強いられることが減ったと感じます)。

4 甲板にやってきました。ここはグリルの真下にあたるところですが、ドアが二つ並んでいます。開口部のサイズが違う上に、左のドアのみ開放されています。

右側のドアの上には「ドライバー ルーム」と出ていました。この先はトラックやトレーラーの運転手さんのための区画ということになります。船内のレイアウト図を見ると「ドライバー ルーム」区画にも階段があって、厨房の裏側に続いているように見えます。ドライバー用レストラン、でしょうか……?

このピクトグラムは……

「ドライバー ルーム」の案内にはピクトグラムが無く文字だけでしたが、隣の案内は逆にピクトグラムしかありません。

このピクトグラムですが、左が「ペットルーム」で右が「車輌甲板」を意味するようです。ピクトグラムに従って進むと……

車輌甲板から上がってくる時に乗ったエレベーターホールの前に戻ってきました。

今のところ車輌甲板とペットルームには用事は無いので、まわれ右して案内所前の階段に戻ることにしましょう。

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