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太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(お部屋編・その2)

部屋に戻ってきました。太平洋フェリー「いしかり」は順調に太平洋を北上中です。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

午前中は特にイベントは無いので(というか午後からが色々とありすぎるという話も)、改めてここまでご紹介できていなかった部屋の話を。本当は「バス・トイレ編」に続けておけば良かったのですが、構成がグダグダですいませんとしか……。

丸テーブルとバスルームの間の壁には丸く加工した貝殻(ですよね)を集めたオブジェが飾られています。貝殻のキラキラって、とても不思議な色合いで美しいですよね。

これまで何度も登場している丸テーブルですが、よく見ると足が下で連結されていて、床にしっかりと固定されていました。フェリーはどうしても普通の家屋と比べると長周期の揺れが連続するので、家具類は可能な限り床に固定してあるのが一般的です。

空調スイッチ

テーブルの横あたりから入口方向を眺めます。「いしかり」の「スイート」の専有面積はかなり大きいのですが、ドアと部屋の間に L 字型の廊下があるので、その分体感的な「広さ」がやや損なわれている感があります。もちろんドアを開けるとベッドが丸見えになるのを防ぐためのものなので、ちゃんと意味はあるんですけどね。

部屋の「玄関」とベッドの間の壁にエアコンのスイッチがあります。エアコンは SIEMENS 製のようで、希望する室温を設定するだけのシンプルなものです。

冷蔵庫

部屋の隅にはデスクがあり、その横には冷蔵庫(の入ったボックス)があります。

ドアを開けると、中に冷蔵庫があるのですが……

冷蔵庫の中はというと……まぁ、そうですよね……。

冷蔵庫の中に何も入っていないのは、まぁコストの問題なんでしょうけど、船内に 4 室しか無いセミスイート・スイート・ロイヤルスイートの冷蔵庫には、ベッドメイクのタイミングで何か入れておいて欲しいなぁ……と思ってしまいます。

ドリンク類の小瓶を置いておいて、「5 甲板ショップコーナーで販売しております」と一言ぶら下げておけば、販売促進効果があったりするんじゃないか……というのは考えが甘すぎでしょうか……。

ドリップコーヒーなど

ちなみに、冷蔵庫の上にはティーセットが置かれていて、2 人分× 2 日分のドリップコーヒーが置かれていたりします。お湯を沸かすための小型のヒーターもあるのですが、となると尚のことミネラルウォーターのペットボトルが欲しくなりますよね。

「氷のお申し付けはインフォメーションカウンターまでご連絡ください」とのこと。これってもしかして、電話すれば氷を持ってきてくれるということなんでしょうか……?

冷蔵庫の隣にはガラス窓のついた引き出しがあり……

中にはガラスコップや氷入れ、ワイングラスなどが置かれていました。以前にご紹介した「髭男爵ごっこ」の必須アイテムですね。

電話機とナイトライト

電話機はベッドとベッドの間に置かれています。インフォメーションカウンターへはワンプッシュで繋がるようになっていますが、客室間の通話はできないとのこと。

電話機の上にはナイトライトになっていて、左右それぞれで独立してオン・オフできるようになっています(が、間に仕切りがあるわけでは無いので光はそれなりに漏れます)。

ナイトライトの後ろにあるこのオブジェは、サンゴを模したもの……でしょうか?

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