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太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(昼食編)

太平洋フェリー「いしかり」は、太平洋を順調に北上中です(太平洋フェリーだからね)。おや、右前方に船影らしきものが見えますね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

内航船「神明丸」

右前方に見えた船影は、どうやら貨物船のようですね。太平洋フェリーは太平洋側の沿岸からそれほど離れない航路を通ることもあってか、他の船舶もちょくちょく見かける印象があります。というか他の船をあまり見かけない新日本海フェリーのほうが特殊なんでしょうけど……。

この貨物船は「神明丸」とのこと。栗林商船の定期内航船らしいのですが、https://www.kuribayashishosen.com/ship/ によると「2000 年 12 月 2 日竣工」とのこと。他の船と比べて飛び抜けてキャリアの長い大ベテランのようです。

太平洋フェリーは太平洋側の沿岸からそれほど離れない」とは言ったものの、大洗やひたちなかの沖合ではそれなりに陸から離れたところを航行しています。左舷側の窓からも陸地を望むことはできません(薄っすらと見えているのかもしれませんが)。

サントリーニ」で昼食を

さてさて。恒例となってしまいましたが、またしても 5 枚綴りのお食事券が切り取られてしまいました。

間もなくお昼ということで、6 甲板右舷側のレストラン「サントリーニ」へ。うっかり 2 分前に来ちゃいましたが、まぁ誤差の範囲ということで。そうそう、今回の航海で昼食をいただくのは、なんとこの一回だけなんですよ!(色々と基準がおかしい

レストラン「サントリーニ」のランチタイムは 12:00~13:30 とのこと。緑色の「ランチバイキング」の文字の左右に若葉のようなマークが描かれているのが良いですね。

右側のメニューの部分はちょくちょく手直しが入っているようです。バイキングですが、改めて見てみるとなかなかユニークな料理が多いような……。名古屋でお馴染みの「あんかけスパゲティー」があるのは流石ですね(太平洋フェリー名鉄グループなので)。

酒!酒!酒っ!

入口の横のテーブルには「これでもか!」とばかりにテプラの貼られた酒瓶が山のように……(汗)。仙台入港は 16:40 なので、仙台で下船するドライバーは残念ながら NG ということになりますが……。

しかもこの酒類のサンプル、よく見ると生ビールのピッチャーがしれっと置いてあります(汗)。中ジョッキ 4 杯分で \2,110 とのこと。

アルコール類の注文は「係員にお申し付け下さい」ですが、ソフトドリンクやホットコーヒーはセルフサービスです。右側にはお馴染みの「おしぼりディスペンサー」も見えますね。

昼食もオーシャンビューで

営業開始直後なのでテーブルには余裕がありますが……

今回も窓側の席を確保しました。いつもの通り、盛り付けがアレなのは仕様です。

あんかけスパ」に「ワンタンスープ」を追加して……

いただきま~す

食後のコーヒーは高圧抽出したものです。その場で素早く抽出できるので、最近はこの手のコーヒーを良く見かけるようになりましたね。

謎の「ルームイア」

僚船「きそ」のレストラン「タヒチ」には、奥の方に「ローズルーム」という謎の部屋がありましたが、「いしかり」のレストラン「サントリーニ」にも「ルームイア」という謎の部屋がありました。

こうやって見ると本当に「謎の部屋」ですが、波動需要に備えた「予備室」のようで、多客期に開放されるとのこと。

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